2016年09月21日

「学校での平和教育で欠けている3つの視点について」渾身の質問!

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 本日から荒川区議会の決算特別委員会が始まりました。

 各項目別質疑の前に、結城紬の単衣の着物を着て総括質疑の質問に立ちました。雨模様の日が多かったので着物は久しぶりに着ました。
秋の入り口なので、季節先取りで秋らしい色の着物に黄八丈の帯、どちらもお気に入りです。

 総括質疑は各会派の所属人数×3分40秒の持ち時間で各会派の代表者がそれぞれの問題意識に従い行うもので、小坂は一人会派なので3分40秒(答弁時間込)で「学校での平和教育で欠けている3つの視点について」の質疑を行いました。

 質問が長くなり残り時間が少なくなってしまったのが申し訳なかったのですが、その時間での答弁は当たり障りの無い「こうした指針に従って平和教育教育を行っている」というものでした。この質疑は荒川ケーブルテレビでも1週間、毎日2回放送されるので、多くの区民の皆様にも考えていただくきっかけにできればと思っています。

 以下の問題提起は学校教育においてのみではなく、荒川区が主催する平和事業全般についても共通のものです。

 表面的で空想的な平和事業ではなく、本質を踏まえた平和教育、平和事業を進めていくようにこれからも問題提起を続けていきます。

 総括質疑終了後、各項目別の質疑が10月上旬まで続きます。今日は議会費に続いて総務費の質疑が続き、明後日も総務費の質疑から始まります。

(以下、小坂からの総総括質疑の全文です)

 区立の小中学校において行われている平和教育について、欠けていると思われる視点について質問いたします。

 現在、行われている平和教育を見ると、「戦争の悲惨さ」「争うことの愚かさ」という点についてばかり教え、必要な観点が欠けていると感じます。

 もちろん、現行のそうした視点は大切で、教えねばならないことですが、それだけで平和教育こと足れりとするのは歪な認識しか生み出さないのではないでしょうか。

 欠けていると思われる視点とは第一に、「大切なものは戦ってでも守る覚悟を持ち、その備えをすることが侵略や破壊を防ぎ、平和を保つことに繋がる」という歴史の真理です。

 そうした覚悟を持たず、争いやいざこざが避けられれば良いと逃げ回るばかりでは、足元を見られて、敵国から攻められ破壊をされることが増える。このことは多くの歴史的事実が示しています。

 逆説的に思われるかもしれませんが、「戦ってでも守る覚悟を持ち備えること」こそが平和の維持に繋がるのです。

欠けていると思われる視点の第二は、「過去、日本が戦ってきた戦争について、私達の先人がどのような気持ちで時代を切り開いてこられたか」という日本、日本人を主語として当時の戦いを見るという姿勢です。
 
 例えば、大東亜戦争当時に東アジアでは独立国は日本とタイ王国しかなく、あとは全て欧米の植民地。欧米列強はアジアにおいて目障りな黄色人種の大国を潰しにきていた。そうした環境において、日本人として我々の先人が、故郷や家族、日本の素晴らしいものを守るために戦われた、そうした気持ちに寄り添って、日本人として考え、その上で戦争や平和について考える教育をすべきです。

 欠けていると思われる視点の第三は、「武力、軍隊というものが、悲劇の拡大を防ぐ為に極めて有効であり、必要に応じてあらゆる手段を行使すべき」という視点です。

 武力や軍隊というものを敵視してはなりません。過去の歴史を見ても、第二次大戦の際にミュンヘン会談でヒトラーへの融和策を示すのではなく、ドイツの侵略を早い段階で武力を用いて潰しておけばその後の戦乱、戦死者の拡大を防げたと言われています。

 それは過去だけの話ではなく、現在にも通じることです。悲劇の拡大を防ぐ為に、必要に応じて我が国の自衛隊の方々に対して、手足を縛るのではなく、必要な対応のために速やかに動けるようにすることが大切であるという当たり前の認識を教えるべきではないでしょうか。

 以上、指摘したような視点を欠いたままの括弧付きの歪な平和教育では、「戦いを避けることを第一優先にして平和、平和と叫びながら、大切なものが危機に瀕しても逃げ回り、沖縄へチャイナという外敵の侵略があってもその危機から目を逸らし、北朝鮮による拉致被害者がいても他人事として認識しかしない」そのような「腑抜け」を育成することになってしまいます。

 そうした認識の下で見捨てられる人達の幸せを一体、誰が守るのでしょうか?

 日本は素晴らしい縦糸を持つ国でありますが、ゴロツキ国家に囲まれた地政学的な厳しさを認識しながら、日本人の幸せの基盤である日本文明の様々な構成要件を守る覚悟を持つ人物が育たねば、その存立は危ういものになります。以上の指摘について教育委員会の認識と姿勢をお聞き致します。


posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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