所要を済ませてから、自転車を漕ぎ、出発!128回目の献血の後、6月7日のブログ記事に書いた「グローバル人権聖火リレー(趣旨等はこちらをご覧ください)」に参加してきました。直行すれば、会場の代々木公園までは自転車で約50分位です。
上記ページから以下の通り引用致します。
「人権聖火リレー(HRTR: Human Rights Torch Relay)は、2008年の北京五輪に先駆け、中国共産党政権による人権侵害を認識してもらうためのグローバルな草の根キャンペーンで、迫害を受けているあらゆる団体が発言できるプラットホームを提供します。2008年1月1日以来の法輪功学習者1878名の逮捕、そして容赦ないチベット弾圧、ビルマやダルフール紛争に関わる汚職政権の支援、さらにキリスト教徒、弁護士、記者、その他、中国政権による五輪前の取り繕いのため「五輪の囚人」となってしまった全ての人々に対する迫害を停止するよう訴えます。
人権聖火は、全世界40カ国・150都市でリレーされる予定です。人権聖火リレーの参加者には、チベット、ビルマ、ベトナムの各コミュニティー、ダルフール支援ネットワーク(スーダン)、中国民主化団体、学生団体、前オリンピック選手、スポーツ界・政界の代表者が含まれます。 HRTR は法輪功迫害真相調査連盟(CIPFG: the Coalition to Investigate the Persecution of Falun Gong)が発起しました。」
当日の様子が、早速こちらのブログに詳しく紹介されてますので、ご覧いただければ幸いです。
写真は挨拶するイリハム氏(世界ウイグル会議 日本代表。動画も是非ご覧ください。)。独立国であった東トルキスタンは中国共産党の苛烈な植民地支配を受け続けています。丁度、今日は中国が国威発揚の為に国内外で走らせている「聖火リレー」が東トルキスタン地域に来ているらしいのですが、イリハム氏の話では、沿道の東トルキスタン人の各家庭には「聖火が来る時に窓に顔でも出せば発砲されることも覚悟しろ」という通達が来ているとか。それでは、「聖火」に沿道で喝采を送るのは誰が?というと「中国共産党の党員や青年団」のみが沿道に立つ訳です。これが中国共産党の「聖火リレー」の実態・・・。
他にも各界の知識人や地方議員から挨拶がありました。小坂からは以下のような内容の演説をさせていただきました。
「中国共産党支配地域での人権蹂躙については、多くの方から挨拶があった通りです。そうした事実を知った者がまず、連帯をし、そして知らない人に対しても事実を広めていく動きがとても重要だと思いますが、今日の人権聖火リレーやこうした集会はそうした意味でもとても有意義であり趣旨に大いに賛同して参加しました。
よく「政治と経済は別だ」という人がいます。「中国には人権問題がいろいろあるようだけど、経済(つまりは商売)は別と考えて日中の缶関係を深めていけば良い。そのうち経済水準が上がってくれば人権問題も解決していくだろう」という話です。こうした認識は全くのご都合主義で「間違っている」とはっきりこの場で申し上げたいと思います。
そうしたご都合主義をとるからこそ、中国共産党は人権蹂躙を堂々と続けているのです。それ故、このご都合主義を打破したいと思います。例えば、拉致問題をはじめとする多くの人権侵害を起こしている北朝鮮に対しては不十分ながらも経済制裁が行われています。しかし、これだけ人権蹂躙を行う中国共産党に対しては、そうした経済制裁は現在、化されていません。それは、各国と中国の強い経済的結び付きがあり、制裁を難しくしていることも一つの理由だと思います。
本来、日本国が中国共産党に対して、厳しい経済制裁を取るべきと思いますが、現政権の姿勢や財界の意向も有り、そうした動きにならないのが残念ながら現実です。
そこで、一人一人が中国共産党に対して「個別に経済制裁」をするといった動きを広めていってはどうでしょうか?小さな動きもまとまれば大きな力になります。あらゆる分野に中国製品が溢れていますが、国産品や中国以外の商品を買う。そして店員やネット上ででも「私は人権蹂躙を行う中国の商品を極力買わずに、別のこの商品を買います!」と表明するのです。
こうした話をすると、迷惑に思う方もおられるかもしれませんが、そうした圧力も必要なのだということを声を大にしてあえてこの場で申し上げた次第です。そうした動きが、中国共産党の一党独裁体制打破や民族自決の実現への一助になると確信しています。
最後にこうした人権聖火リレーを準備してこられた方々、本日参加された皆様に、連帯と感謝の気持ちを申し上げ挨拶とします!」
以上が小坂の挨拶です。
世界中を周ってきた「人権聖火」の点火。中央は中津川ひろさと前衆議院議員。
5月8日に早稲田大学でコキントウに抗議した際に使ったプレートももちろん持参。
約300名で代々木公園を出発。渋谷駅を経由して戻ってくる約3キロの道のりを行進。多くの人で賑わっており、問題提起の場所としては最適だったのではないかと思います。先頭には「人権聖火」走者(歩いたので正しくは歩行者?)が十数名入れ替わりでリレーしました。
小坂もトーチリレーに参加。
会場に戻り、各界の方々から応援スピーチの後、第一部は閉会。会場には中国共産党による人権蹂躙の実態を示す写真などが展示されていました。夕方にはコンサートも予定されていたようですが、小坂はここで失礼して、自転車を漕ぎ東京区政会館の特別区・自治情報センターで資料調べの後、靖国神社で感謝の祈りを捧げてから、荒川区へ戻って参りました。
靖国神社ではみたま祭りの準備中。奉納花菖蒲展も開催中でした。
中国共産党の人権蹂躙に対して断固たる圧力をかけるべき!、という方はこちらの2つのボタンを押してください。