今朝は娘を連れ、荒川自然公園へ。カブトムシが暮らすハウス(現在カブトムシとオオムラサキ、公開中!オススメ!)に入り、目の前で沢山のカブトムシを見て自然に親しむ・・・はずでしたが、娘は怖がって入ってすぐに退散・・・。多くの子供連れで賑わっており、有意義な場所です。
オオムラサキのテントも訪問。こちらでは幼虫、蛹(写真は洗濯挟みに吊るされた葉にくっついた蛹(中央の色の濃いもの)とその抜け殻(色の薄いもの))、そして多数の成虫。日本の国蝶であるオオムラサキ、実に堂々とした美しい蝶です。耳元にやってきたときには羽音が大きい!
こうしたオオムラサキの育成は多くのボランティアの方によって支えられています。テント内で偶然お世話になっているボランティアの方にお会いしましたが、その方は第一日暮里小学校においても校内でオオムラサキの育成に取り組んでおられるそうです(ブログ:一日小のオオムラサキ日記)。
一日に300名位の方が来られるそうです。昆虫を通して自然に関心を持っていただく取組み、区としても大いに進めるべきと思います。
その後、ララテラスのフリマ、汐入公園、上野動物園と各地を訪れた後、夕方には政務会合へ。終了後、21時に待ち合わせ場所「ゴミ・ネコ屋敷」へ。
その待ち合わせは、平成18年7月10日のブログ記事に書いたゴミ・ネコ屋敷でテレビ番組制作会社の方と共に精神科からのアプローチで何とか良い方向でできないか?という観点から、ゴミ屋敷の住人と会って、ゴミの片付けへを手伝いましょうという提案やきちんと話し合いの時間を持つこと、地主等から厳しい対応をしてもらうよう対策を取ることも辞さないという話をしたのですが・・・。(こちらのブログ記事も参考にお読み下さい。)
しばらく待っていると、ゴミ屋敷の住人が帰宅。声をかけて話をすると、
「あなたと話をする義務はない。」
「買い物に行くのに勝手についてきて一方的に話かけるのは迷惑だ。」
「あなたが勝手にゴミと言っているものはゴミでは無い。」
「いつも帰宅が遅いので十分片付けられていないだけ、ちゃんと片付ける。」
「片付けの手伝いは結構。でも番組制作会社の人にはお願いするかも。その時は連絡する・・・」
「こんな夜に正義の味方ぶってやってくる議員には本当に迷惑。警察や区長に苦情を言ってやる。」
「今後、お金がかかっても弁護士を雇って、議員の職をかさに着た圧力に対してしかるべき対応をとるぞ!」・・・・。
「今日、話したことが全てで、今後話を改めてする気は無い。」
こんな答えばかりで、話になりません。1時間余の話は話題のすり替えばかりで、話し合いとすら言えない内容で終わってしまいました。番組制作会社の方には今日の状況を踏まえて、対応を考えていただいてますが、近隣の方の著しい迷惑を考えるととても放っておけません。
平成18年6月22日の小坂からの本会議質問に対しての答弁で西川区長も制定に向けて決意を示した「罰則付きの迷惑防止の為の包括的条例」の制定を議会において、早期に形にするように予算要望や議会での議論で改めて求めていきたいと思います。
こうした私有地内での「ゴミ・ネコ屋敷」を実効的に規制できる規則が無いことで、近隣の方(もう、我慢も限界!)が馬鹿を見る状況はもう終わりにしなければ!!
ゴミ屋敷の解決に粘り強く取り組んでほしい!、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
各地で問題になっているゴミ屋敷。なかなか解決できず、大変ご苦労なさっているかと思います。
ゴミ屋敷問題をテレビなどで拝見していると理不尽な理由などで近隣住民とのコミュニケーションを拒否しているなど、ゴミ屋敷の根本は、家主の気持ちの問題だと思います。
>1時間余の話は話題のすり替えばかり
このコメントを見て思ったのが、彼は何らかの個人的・社会的不平不満などが鬱積し、精神的に助けを求めているのではないかと感じました。
以前テレビで元大阪府警の慶事でクレーム処理のプロフェッショナル援川聡氏が、いわゆる悪質なクレーマーに対処し問題を解決するというのを見ました。彼は強行な態度を一切見せず、何時間も彼の主張を聞くことに徹するのです。その結果、クレーマーと彼の間の垣根は取り払われ、お互い心を通わせた話し合いの末問題を解決しました。
クレーマー対処と今回のゴミ屋敷対処には共通した項目があるんではないかと感じました。一度プロのネゴシエーターの意見を参考にしたり、協力を仰いでみてはいかがでしょう?
そうなんです!正にそうしたことを、テレビ局の取材のきっかけを利用してできないか、番組制作会社と打ち合わせを続けているんですよ。
残念ながら行政として、そうした対応をする枠組みが無いので、それ以外の場で考えざるを得ないのが現状なんです・・・。また、進展があるようでしたらブログでご報告します!