そうした観点から、地域の方からも指摘があった件について書きます。「荒川ふるさと文化館」、とても素晴らしい展示をされているので、地域の歴史や文化を知って頂くため、多くの方に訪れて欲しいと思っています。素盞雄神社という正月には多くの参拝者で賑わう神社のすぐ隣に立地。正月には参拝者の行列ができ、多くの人で賑わう場所です。
こうした、正月に極めて人出が見込まれる場所にあるからこそ、正月の2日から開館して、初詣の折に多くの方に荒川区の文化や歴史を知っていただくいてはどうか、と小坂から提案をしました。
江東区では平成15年から「深川江戸資料館」や「芭蕉記念館」を1月2日から正月開館(参考記事)しています。芭蕉記念館の責任者に話を聞いてみると・・・。
・年間の来場者は2万2千〜3千人だが、正月開館の1月2日〜4日で合計800名〜200名(天候により様々)の来場者が有る。
・2日、3日は家族連れが多く、4日からは団体客も増えてくるなど、客層が日によって違う。
・近くに深川七福神の一つがあり、それを巡る際に立ち寄る方が多い。
・今までは、条例改正無しに臨時措置として正月開館していたが、今年3月の議会において条例改正をして正式なものに位置づけた。
・都の施設だが近隣の江戸東京博物館や清澄庭園も正月開館をしており、この地域での正月開館は根付いてきている。
・正月飾りを飾り、小学生書いた俳句をエントランスに掲示して正月らしさを演出している。
忙しい中、丁寧に答えていただいた芭蕉記念館の責任者の方には感謝です。
荒川ふるさと文化館の館長に、正月開館の提案を行いました。現状と認識は以下の通りです。
・年末年始の休館時には、史料の消毒作業と消毒薬を抜く作業をしているが、それで1週間程度必要になる。
・正月開館をするとなれば、他の期間に特別休館をして消毒作業をしなければならないが、指摘を踏まえて検討していく。
といったところです。小坂としては他の期間に1週間休館(年間で一番来客が少ない時期)にしても、正月は地域の歴史を知っていただく格好の機会ですので開館するように議会でも主張していきたいと思います。
荒川ふるさと文化館で正月開館を実施すべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
こうしたこともきちんと考えているのが、
小坂議員の素晴らしいところだと思います。
激励、ありがとうございます。今後も鳥の目と虫の目の両方を持ちながら区政に取り組んでまいりますので、是非、ご指導をいただければと思います。