2008年10月05日

地方議員として地道に、愚直に

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 「アイデンティティー」という保守系新聞の10月号の一角に「小坂の政治に対しての姿勢」を書いた記事を掲載して戴き、その現物が届きました。折しも今日は父が亡くなってから2年目の墓参りをして墓前でも決意を新たにしてきた日です。その記事の内容をご報告することを通じて、小坂決意を知っていただければと思い、以下に原稿を転記します。長い文章ですが、お読みいただければ幸いです。文中に解説も兼ねてリンクを張っていますので併せてご覧いただければ幸いです。

 小坂の文章は別にして、素晴らしい論客の記事が4ページの紙面に多数掲載されている「アイデンティティー」は実に読み応えが有ります。
 
 近所の方で、「掲載紙を見てみたい!」という方がいらしたら、個別にご連絡いただければお届けしておきますのでお気軽にご連絡下さい。

(以下、掲載された文章です)
愛国系無所属の一人会派として「正直者が馬鹿を見ない社会に」「誇れる日本を守り、次世代に責任を持って引き継ぐ」、を一貫したテーマとして区議会議員の二期目の活動をしております。

 私が初当選した当初は六名であった無所属会派において先輩議員五名は段階的に自民党に移りました。自らのホームページを通じての情報公開を徹底してきた私に対して「他の議員と同時に小坂を自民党に入れてやっても良いが、ホームページにごちゃごちゃ書きこむのを止めるのが条件」と頼んでもいないのに、理不尽な条件をつけてくる会派に入るつもりなど無い為、一人会派で今に至ります

 さて、日本を貶めることで利益を得る「反日組織」が戦後日本の各分野で着々と育って来ました。「日本は朝鮮半島を搾取した」というフィクションを社会に植え付ける(小坂注:参考記事を是非!)ことで、韓国、北朝鮮や在日朝鮮人へ理不尽な利権(朝鮮学校への補助金などが最たるもの)や日本国領土の韓国による不法占拠も見ないふりをする社会を作ってきたこと。「南京大虐殺」に代表される史実の捏造を国内外に流布することで、国内の不満を外に逸らし自身の求心力を高めようとする中国共産党やそのシンパ。「人権」という言葉を名目に、日本の文化を破壊しながら利権拡充を続けてきた集団。

 そして今、そうした反日勢力が決定的な力を得る為、「外国人参政権法案」「人権擁護法案」さらに「移民一千万人計画」の実現に力を入れています。祖国日本の先人が連綿として引き継いできたものを危うくするこうしたことに対し、地方議員の一人として明確に反対の意思を表明してきました。

また、同時に大手マスコミが、中国共産党に不都合な報道を骨抜きにする為の日中記者交換協定によって本質的な報道をしない、「チベット、東トルキスタン、南モンゴル」での現在進行形の民族虐殺(文化的侵略、軍事的侵略、人口的侵略)を止めさせるには中国共産党支配の一日も早い終焉が必要であること」「拉致問題や大量虐殺されている北朝鮮の住民の為に、一日も早い独裁体制崩壊の為に政府は動くべきこと」「台湾と日本の友好関係の重要性」について、地方議員として明確に発言、支援の為の行動をしてきました。地域に密着した区政課題にしっかり取り組むと同時に、こうした問題について姿勢を明らかにするのは地方議員としても、当り前のことと思います。

 多くの支援者より、「若いのだから区議会議員で満足せず、早期に都議会や国会に挑戦したらどうか。その為には、敢えて敵を作るような発言や行動をしないのが得策」との言葉をいただくことが有ります。「広いフィールドで活躍を」というありがたい言葉であると同時に、一方で地位を目的にしてはならないと強く自戒しています。日本新党の学生ボランティアや新進党本部職員、代議士秘書といった立場で、様々な国政・都議会の現職・候補者を見てきました。そこでは地位に就くこと自体が目的化している方は、どこか無理が生じ、当選できたとしても現職になって、支援団体との関係等から当初の理念と異なる行動をせざるを得なくなった事例が多く見受けられました。そうした事例が増えれば増える程、「政治家は当選する為には、選挙のことを考えて当初の主張を簡単に変えてしまう、信用できない存在」という認識が国民に広がり、政治不信を一層深刻なものにしてきたと認識しています。

 私がそうした方達と同様の行動をとり、自分の主張を都合に応じて変え、主要政党や団体に阿り都議会議員や国会議員に仮に当選したとしても、それは「政治不信を助長する存在の議員」が一人増えただけで、私自身にとっても、社会にとっても意味の無いことです。

 明確な考えを表明しながら、その実現に向け愚直に尽力していく裏表の無い議員。すぐに結果は出なくても重い壁を少しずつ前に押して、じわじわと社会を変えていく地道さを忘れない。それは玄人から「政治はそんな単純では無い。所詮、書生論だ。」との批判も有るかもしれません。愚直を貫けば、大きな団体の支援と政党選挙を前提としている都議会や国会に進むことなど、現状では不可能です。私はそれでも良いと考えています。

 区議会議員としての毎日を明確な信念に従って大切に取り組むことを積み重ね、結果として都議会や国会に進むことなく区議会議員として政治家として一生を終える、それは誇りを持つべきことです。「地位を得るために信念を曲げる、あるいは元から核となる信念が無い政治屋」が多い中、そのような愚直な議員が存在することによって、政治の信頼を少しでも取り戻し、地方議員としてそうした姿勢を貫く方が増えてくることを確信します。愚直に地道に日々の活動に誇りを持って取り組む議員が組織に頼らずとも多くの方に評価され都政や国政に進める社会にする、そうした気概も決して忘れずに、志を持つ方々と共にそれぞれの持ち場で尽力して参ります。
(以上です。お読み戴きありがとうございます。)

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posted by 小坂英二 at 19:54| Comment(9) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小坂様のお心に深い感銘を受けました。何かと主張をコロコロ変え、党を飛び出して新党を作っては壊し、また戻るような政治家は本当に国家国民のことを考えておりません。政治家としての初心を忘れずに一本筋を通すような政治家を私たちは求めています。ぶれない政治家こそ日本の鑑です。そのためにはどこかの政党に所属せずともきっといいお仕事ができるはずです。頑張ってください。
Posted by かついち at 2008年10月05日 21:21
すごい。某民主党の代表とかその取り巻きたちに聞かせてやりたいお言葉です。なぜそこまで??と思うこともありましたが、だんだん分かってきました。私もひとつの人生を生きる者として見習わなければいけないと思いました。
Posted by tnt at 2008年10月06日 00:50
小坂先生の姿勢には、とうに失われた政治家の気概を感じます。
ただ、「南京大虐殺」を捏造と言い切った紹介のサイトは、古い言い方で恐縮ですが、かなり右より(極右翼)の考えですね。
中間的な解釈は、虐殺は数万人程度であったというところでしょう。
(中国が言う「数十万」は、大げさですが。)

同じ、朝鮮併合(搾取?)も、昔から極右翼(国粋主義者)は正当化していますが、いろいろそれに至る事情はあれ、私の祖父は満州の営林所長で資源は日本のために使っていたという事実もあります。

私は、考え方はリベラルですが、日本をとても愛しています。それは、国粋主義者のような愛し方とは違います。私が愛する日本(誇り)は、温帯では世界一豊であろう自然、そして西洋にジャポニズムの衝撃を与えた伝統文化です。

日本の史実を正当にしようとするエネルギーより、何故あの馬鹿な戦争に至ったかという残念さのエネルギーの方が強いです。(近衛や松岡が、能無しだった?)しかし、中国共産党の人権無視やチベット支配は許せません。外国人の参政権も今のところノーです。

苦言で恐縮ですが、今はもう、右左(思想)という分け方をする時代では無いように思います。何事も二者択一ではなく、柔軟に繊細に考えていかなくてはならない時代ではないでしょうか?
どれも完全ではないことが解りはじめた時代ですから。
Posted by 再考を at 2008年10月06日 06:41
小坂先生 先生の考えに共鳴し、支持する者です。

これからも信念を貫き、頑張ってください。

陰ながら応援してます!

Posted by 区民 at 2008年10月06日 07:40
再考を at 2008年10月06日 06:41さま

>右左(思想)という分け方をする時代では無い

そう考えるのであれば貴殿から実践してください。
Posted by kita at 2008年10月06日 08:20
「右左(思想)という分け方をする時代では無い」は、自らの立場を言った言葉でした。
(舌足らずでした。)
Posted by 再考を at 2008年10月06日 11:59
がんばってください(^-^)v
Posted by ひろ♪ at 2008年10月06日 17:14
小坂さんが、都議会議員や国会議員に転進されたら困るなと思っていましたが、残念ながらそれは杞憂のようですね。

小坂さんのような方が、都議会議員や国会議員に転進できるような世の中でなくてはならないと思うようになりました。

その高い志を支持します。
Posted by kumin at 2008年10月06日 18:45
>>コメント下さった皆様 
 ありがとうございます!初心を忘れずに愚直に取り組んで参ります。歴史についての認識は左右のレッテルなど無意味であり、真実は何だったのかが全てだと思います。
Posted by 小坂 英二 at 2008年10月08日 10:18
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