集会での小坂のスピーチを記事の後半に記しておきますので、是非、お読みいただければ幸いです。
デモ出発前に宮下公園で行われた集会には遅れて到着。
デモにはチベット、東トルキスタン、南モンゴル、日本、トルコ、台湾の国旗がはためいていました。忍者や武者、股旅者の衣装を着た方も。
宮下公園を出発して渋谷駅周辺を経由して1時間程度で出発点に戻るコース。日曜日だけに多くの人で賑わっており、PR効果抜群です。このデモを見たことで、中国共産党支配地域での虐殺や人権蹂躙について知っていただくきっかけになればと願わずにいられません。
250名が参加。1時間余の道のり、力の限りシュプレヒコールを繰り返しました。
宮下公園に到着後、南モンゴルの方々が記念撮影。
デモ終了後の集会で小坂からは大方以下のような内容の挨拶をさせていただきました。
(以下、小坂からの挨拶です。)
お疲れ様でした!今日こうして集会とデモに250名の方が集まって人通りの多い渋谷でPRできたことはとても意義深いことです。準備をしてこられた方にまず、感謝申し上げます。
今、日本人の良識が試されています。世界最悪の血塗られた侵略組織、中国共産党の延命策の一つとしてのオリンピックが終わり、世界の注目が中国共産党支配地域から逸れた現在、チベット、東トルキスタン、南モンゴルをはじめとする地域でどのような虐殺や人権蹂躙が行われようとしているのかを知り、それを良識有る日本人として阻止する為に何をすべきなのか、アンテナを張り、発言、行動していく必要が有ります。
三民族がおかれている状況については、それぞれの当事者の代表からお話がありましたので、私がここで強調したいのは、現地の状況を知るには、中国共産党のフィルターを通した情報は全て疑って捕えなければならないということを、皆様だけでなく皆様の身近な方に伝えて欲しいということです。
一例を挙げると、今年の8月4日に中国共産党の武装警察にダンプカーが突っ込み手榴弾などで16名を殺害、16名が負傷したというニュースが「ウイグル人のテロである」との内容で中国共産党国営の通信社から流され、全世界に報道されました。
しかし、この事件について、9月28日のニューヨークタイムズでは「現場を偶然ホテルの窓から見ていた米国人旅行者3名が撮影したビデオと写真によると、「ウイグル人のテロではなく、共産党警察の内部の抗争での襲撃・殺人であったこと」が明らかになっています(詳しくはこちらの記事をどうぞ!)。
ネット上では、その旅行者が撮影した写真(警察官同士が殺しあっている写真)等が公開されていますが、多くのメディアでは、当初の報道が訂正されることは無く、「ウイグル人によるテロである」との誤った認識が残ったままです。中国共産党組織内部の抗争を隠すことに加え、ウイグル人を悪者にできるという彼らにとっては一石二鳥のでっち上げ報道が世界に流されたのです。
これはほんの一例であり、民族問題のみならず、あらゆる分野で嘘がまき散らされ、その嘘を正当化する為にさら嘘が塗り固められています。中国共産党のフィルターを通って振りまかれる情報は公式統計を含め、まず、嘘と疑うべきです。
さらに、日中記者交換協定という中国共産党に隷属しなければ、現地取材ができないという協定を日本の大手マスコミが結んだことで、中国共産党支配に関する日本での報道は、決して本質的な問題点は伝わらず、世界でも恥ずべき人権侵害に対し、多くの日本人は明確な抗議の姿勢を示してきませんでした。
こうした状況で、現地の実態を知るには、中国共産党のフィルターも日本の大手マスコミのフィルターも通っていない情報が重要であり、そうした情報こそが本質を伝えていることが極めて多いということを是非、皆様、お知り合いに広めていただきたく思います。
大手マスコミの言うことは信用できる、知名度の無いメディアの報道は信用ならない、といった先入観は、結果として中国共産党の人権蹂躙を見ないことに繋がります。
そして、こうしたことに気付いた人間がそれぞれの立場で良識を持って、多くの方に呼びかけていく責務があると思います。
(ここで、今のところオフレコの発言を1分間ほど。数日後のブログで改めて書きます。)
勇気を持って行動をされているチベット、東トルキスタン、南モンゴルの方々に敬意を表し、企画と準備をしてこられた方々に感謝申し上げ、私も日本の地方議員の一人としてこの問題に、明確に発言、行動していくことをお約束し、挨拶とさせていただきます。
民族自決の為に日本も明確な支援をすべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
小坂先生のおっしゃるとおり、中国の言うことは疑ってかからなければならないのですが、よっぽどあり得なさそうな話でなければ、そしてそれ以外に情報がなければついつい信用してしまいます。
真実が明らかになるのは、ウイグルの警官殺害事件や、ヒマラヤでの巡礼者射殺事件のように、運良く西側の人間が目撃、撮影できた場合のみで、実際はパンチェンラマの現況のように、中国当局しか証言できる者がいない事例のほうが圧倒的に多いわけですが、我々の想像を絶するような嘘を、きっと数多くついていると思います。
今の中国が崩壊したときに、これでもかこれでもかというぐらい、嘘を突き通していたことが明らかになるでしょうね。
私のブログ(チベット・中国問題研究所)でもきのうのデモの集会の内容を紹介しました。その前日のシンポジウムの詳細も今週中にアップする予定です。
明日の朝ズバは録画予約スタンバイしました!
僕は前日のシンポジウムとデモの両方でスタッフとして参加しました。
これからもがんばって行きましょう。
ご指摘の通りだと思います。ブログ、早速拝見しました。別の記事で紹介させていただきます。
「朝ズバッ」で東トルキスタン国旗のバッジがばっちり写っていました(^^)。
>>ひろ♪ 様
スタッフとしての活動、お疲れ様でした!今後もそれぞれの持ち場で尽力して参りましょう!