★国民大集会 決議
今この瞬間も多くの拉致被害者たちが北朝鮮で「いつ帰れるだろうか」と指折り数えて待っている。
本大会には韓国、タイ、レバノンの被害者家族が参加された。北朝鮮は朝鮮戦争中に8万2959人、戦後に486人の韓国人を拉致し消息すら知らせずにいるし、曽我ひとみさんたちの証言により拉致事実が確定したタイ人のアノチャ・パンジャイさん、レバノン人のシハーム・シュライテフさんをはじめ、マカオ系中国人、ルーマニア人、フランス人など多くの国からも拉致をしていたことが明らかになりつつある。私たちはすべての拉致被害者を取り戻すため国際連帯を強めていくことを誓う。
さらに日本人拉致被害者が金正日が認めた13人以外にも、はるかに多くいることは間違いない。本日も特定失踪者のご家族からの訴えがあったが、政府は日本人拉致の全貌を明らかにするため一層の努力をし、追加認定を続けて欲しい。
政府は昨年12月24日、「迅速かつ誠意ある対応がなければ、厳しい対応をとる」と制裁を予告したが、それから約1年経ついまも北朝鮮は「拉致問題は解決済み、めぐみさんの遺骨鑑定は日本のでっち上げ」と開き直りつづけている。これはどう考えても「誠意ある対応」とはいえない。しかし、小泉首相は未だに制裁発動を決断しない。
制裁発動は、拉致被害者全員を取り戻すという国家意思を示すことである。それを躊躇していると、拉致問題を重視していないという大変危険なメッセージが発せられる。国家意思を示すこと抜きに、被害者を救出できるのか。
日本政府に強く求める。制裁法による送金・貿易停止、船舶入港禁止を行っていただきたい。北朝鮮最高人民会議(国会)代議員を勤める総連幹部6人への再入国許可を取り消し、北朝鮮・総連への不公正な優遇措置の適正化を行っていただきたい。拉致被害者追加認定を継続して実行して欲しい。
金正日に要求する。いますぐ、日本人拉致被害者を全員返せ。韓国人拉致被害者、その他の外国人拉致被害者もすべて返せ。核武装と戦争準備を止めて、北朝鮮民衆の生活向上に力を尽くせ。
平成17年12月22日
国民大集会 参加者一同
当日撮影した写真を何枚か掲載しました。
多くの国会議員が参加。平沼赳夫代議士の挨拶の中で「国会決議で経済制裁をできるようにする立法措置に向けた準備を進めている」といった言葉や中川昭一農水大臣の「自分が農水大臣で有る間は職を賭しても、北朝鮮には日本の米を一粒たりとも入れない」といった力強い発言がなされました。しかし、今はそこからさらに踏み込んだ措置が必要なのではないでしょうか?
北朝鮮から帰還した拉致被害者、曽我ひとみさん
タイ人拉致被害者のアノーチャさんの兄や親族、村長が写真や日・タイ協力を示す自作のプレートを掲げながら訴え。
レバノン人拉致被害者シハームさんの母から「レバノンには拉致問題解決に向けての協力者がいない。日本の皆様の力をお貸しいただきたい」と訴え。
韓国・拉致被害者家族協議会会長より日本語で訴え。日本のブルーリボン運動に似た形で韓国ではイエー・リボン運動で「拉致された人を忘れず、待っている」との意思表示を示す運動が行われているとのこと。
元北朝鮮の工作員、安明進氏。「拉致問題解決には邪悪な金正日体制を終焉に導くことが必要」と力説、全く同感です!
今こそ、北朝鮮に経済制裁を初めとするあらゆる対抗措置を実施すべき、と考える方はこちらを押して下さい。
拉致被害各国が北朝に乗り込んで自力で拉致被害者を探すしか無いでしょう
米国が遺骨を自力で回収した様に
国交樹立は止める覚悟を決めて向かうべきと考えます
真実追及のためにもぜひがんばってください。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2005123001001756