施設の外側部分については、昨年12月24日のブログ記事のご報告をご覧いただければ幸いです。
鉄筋コンクリート3階建てで1階は心身障害者福祉センター、2階はエコセンター、3階は荒川三丁目ひろば館建替えに伴う代替施設(平成23年9月以降はエコセンターの施設になります)です。

見学は2階のエコセンター部分から。中央ロビーには屋上に設置された太陽光発電(10kw)の発電量の表示パネルが設置してあります。
壁の下部分の木材は、国産の間伐材を活用しています。小坂の主張を取り入れていただき嬉しく思っています(関連するブログ記事をいくつか)。これからはこうした建材の活用を区の施設では標準にすべきと引き続き求めて参ります。

情報提供室。環境問題に関する様々な展示が行われる訳ですが、展示物はこれから設置されます。

2月2日から区の環境課がこちらの建物に移転して来ますが、こちらがその事務室の移転予定先です。

窓ガラスは断熱サッシと複層ガラス、普通のガラスなどが並べて設置されており、それぞれの断熱性を手で触って比較することができます。

オール電化の調理スペースも有り、この部屋ではエコクッキングの勉強会などを開くことができます。

屋上には雨水を貯留するタンクが設置されています(関連ブログ記事)。エコセンターには何種類かの貯水タンクが設置されています。どの企業がどのような製品を出しているか分かる資料をネットやエコセンター内のパンフレットで情報提供して欲しいと要望しておきました。(参考記事:墨田区の雨水利用PR)

屋上に設置された太陽熱温水器。

コウライシバで屋上緑化されており、その散水は先ほどの雨水貯留タンクから行います。

続いて1階。入口を入ってすぐ右に「誰でもトイレ」(=バリアフリー)が設置されていますので、御利用下さい。

1階は心身障害者福祉センターが移転してきます。



事務室、遊戯室、療育室1〜3、家族交流室、ST室、心理相談室、◆訓練室・セミナー室、理学療法室・作業療法室、健康相談室、相談室が設置されています。

外壁の壁面緑化。スナ苔による乾式断熱タイルを埋め込んで有ります。

こちらは既存の地下貯水槽に溜まった雨水を濾過する機械です。汲み上げられて中水としてトイレなどで使われます。

屋外に設置された雨水貯留槽。

少し歩くと屋上に設置された太陽光発電装置を見ることができます。
今後、「エアロバイク型発電機」や大型水槽セット(隅田川の生き物)、二酸化炭素測定器なども設置されます。机と椅子のセットも設置されますが、それも間伐材から作られたものです。
2月1日の午前11時から開設記念式典(小坂も参加)が開催され、13時〜15時に一般公開が行われます。皆さまも一度、足を運んでみては如何でしょうか?
明日21日発行の区報にもエコセンターの説明記事が掲載されますので、御覧頂ければ幸いです。


