具体的にはひろば館・ふれあい館などの予約は現在は2ケ月前の応答日にできます。例えば、3月5日の施設利用申込は1月5日にできるのですが、申込受付はその施設のある地区の区民事務所等(尾久ひろば館は尾久区民事務所など)で午前8:30から受付け、同じ施設の同じ部屋を同じ時間に申し込みが競合すると抽選で決定、競合者がいなければ利用申込が確定します(優先順位=第1順位)。その数分程度後に、当該区民事務所での8:30の申込が無いことが判明次第、他の地区の区民事務所等で受付も可能になります(優先順位=第2順位)。さらに9:30からネットでの予約が可能になります(第3順位)。
つまり、ネット予約は可能なもののどうしてもこの日程で予約したいという場合は優先順位の高い当該区民事務所等に応答日の午前8:30前に行かなければ、他の申込者に先を越されてしまう可能性が有るのです。おまけにネット予約は「仮予約」扱いで1週間以内に区民事務所か区役所で改めて申込書を書き本予約の手続きをし、使用料を支払わなければならないのです。区外に勤務する会社員の方などにとってはかなりの手間をとらなければ予約できないこととなり、利便性が高いとは言えません。「電子自治体」と言いながら、こうした不平等が発生する仕組みを変えるべきと主張したのですが、「窓口来訪の申込者が優先なのはやむを得ない」との担当者の答えでした・・・。
文京区が今年の1月、2月から各公共施設でネット予約を受け付けを始めます。(概要を記載した資料)。文京区においても今までは一斉受付、応答日抽選をしてきたようですが、そのやり方は廃止したそうです。概要を確認しましたが、上記のような問題点を解決した利便性の高い制度となっており、荒川区においても、制度見直しの時期が来たら、取り入れるように話をしていきたいと考えています。
文京区の新しい制度では「抽選受付期間」(施設によって違うのですが、例えば各地の「生涯学習館」では「使用日の属する月の3ケ月前の20日から月末まで(優先受付団体)」)を定め、その期間(約10日間)に窓口でもネット上でも申込を受付け重複した場合は受付期間終了後抽選になります。つまりネット利用者も窓口利用者も平等に扱われます。窓口利用者も特定の日の特定の時間(午前8:30)にこだわらずとも約10日間の都合の良い日に申し込みに行けばよいので負担にもなりません。
さらにネットでの申込で抽選後、確定したら、それは仮予約ではなく本予約となり、区役所等に改めて行く必要が有りません。利用料の支払いは登録した銀行口座から自動振替されます。
小さな違いのようですが、利用者からすれば大きな違いです。荒川区ではスポーツ施設のみネットからの抽選受付をしていますが、施設予約v全体のごく一部です。大多数の文化施設等でも文京区のような利便性の高い制度を導入すべきと考えており、実施に向け働きかけて参ります。




