さて、平成20年度補正予算案(第五回)についてご報告致します。17日から始まる第一回定例会で議論をして参ります。
1.定額給付金事業
総額は31億3568万円余りで全額国から支給。内訳は事務経費に約1億9700万円と直接の給付額が29億3800万円程度。
このお金が区の裁量で使い方を決められたら良いのに・・・、と思いますが国会で近いうちに「定額給付金としての支給」が決定する方向である以上、有効に区民に使っていただくことを荒川区としては考えなければならないと思います。
2.子育て応援特別手当給付事業
総額は8824万円で経費が約400万円、実際の支給額が8400万円程度。全額国からの支給。詳しくはこちらをご覧ください。荒川区内の対象者は2346名だとか。
3.商店街プレミアム付お買い物券支給事業
総額1146万円余。全額区の経費負担。商店街の加盟店で使える商品券に期間限定で付加価値をつけて
定額給付金を経済・商店街活性化に結び付けようという取り組みです。
具体的には1万円の額面(販売金額)で1万1千円の買い物ができるようにする(まずは1万セット販売)のですが、その差額の千円分を区が負担し、事務費約200万円のうち3分の2を区が、3分の1を区商店街連合会が負担するものです。
※上記3点の事業については経費を平成21年度に繰り越す方向です。
20日に予定している小坂からの本会議質問。今日作業をして詳細も大方詰め終わりました。項目が多くなったのは、荒川区議会が一般質問の時間が他の自治体の議会に比べて少なすぎるからなんです・・・。本会議での質疑がもっと活発に行われ、委員会ももっと頻度を上げて開催するように今後も求めていきたいと思います。





旅行にもいけない、家電やデジカメなども買えない。
定額給付金は現金です。その受け取った現金を地元で使ってもらう為に、プレミアム商品券を発行するのです。
私も定額給付金について、経費や手間を考えると効果を疑問視していますが、それは国会で決まってしまった以上、地元の自治体としては有効に使われる方策を考える必要があります。その答えの一つがプレミアム商品券をその時期に発行し買っていただくということです。