20日にはこちらに書いたような内容で小坂からの一般質問を行いますのでお時間が有りましたら傍聴もできますし、当日の夕方からは上記ページで録画映像も見ることができますのでそちらもどうぞ。
さて、13日に幹事長会で配布された資料に「平成21年度議会関係予算」が有りますが、「なんじゃこりゃ?」という項目が有ったので、今日の議会終了後、議会事務局に内容に確認をしました。今日はその第一段です。
★人間ドッグを無料で受けられる議員特権新設=250万円
・・・。大会派の意向を受けて新設。平成20年までは普通の健康診断を行っていたのですが、21年度から健康管理の為に「全議員の人間ドッグ代を負担し指定の場所において無料で受診をできるようにする仕組み」の創設を予定しているようです・・・。32人の議員の人間ドッグ代で予算は250万円。一人当たり7万8千円余り・・・。
「議員の健康管理に人間ドッグは重要」と昨年、議会で質問した議員もいました。
この不況で多くの区民が苦しんでいる中、こうしたお手盛りを盛り込む感覚が全く理解できません。健康管理が重要なのは誰でも同じことで、通常の健康診断に加えてこうした人間ドッグも推進する必要があるのなら、区民に広く使われる補助の仕組みを議論することが議員の仕事だと思います。それを自分達だけで使える特権としてこの時期に設ける「さもしさ」に反吐が出そうです。
こうした無料人間ドッグの受診制度、実施されるにしても小坂は拒否することをまずこの場ではっきりと申し上げておきます。
人間ドッグに全額公費負担で議員を受診させる議会など他にあるのだろうか?ブログをお読みの方で地方議員やその関係の方もおられるようですが、ご存じでしたら教えていただければ幸いです。
こうしたことは幹事長会という3人以上の会派(自民・公明・共産・民主市民)で構成される非公開の密室で決められ、小坂のような一人会派には後で書類にて報告があるのみ。こうした状況で力になっていただけるのが、世論の後押しです。
こうした事実を「おかしいのではないか!」と広めていただくと同時に、知り合いで荒川区議会議員がいたら「21年度から議員だけ無料の人間ドック受診ができるんだって?おかしいのでは?まさか、利用する気?」と声をかけてみては如何でしょうか?
世論の後押しを受けながら、こうした新規のお手盛りについては中止させるように動いて参りますこともこの場で申し上げます。
★「議長室・副議長室の応接セット等備品購入」=425万5千円。
現在使っている応接セットは数十年使っているとは言え、十分使用に耐えるものだと思います。買い替える必要も感じませんし、この費用も高額過ぎです。
因みに昨年、各会派の控室の応接セットも「買い換えよう」との方針が出されましたが、小坂の所属する「尚志会」と浅川喜文議員の「荒川正論の会」の共同控え室についてはこれを拒否しました。数十年使い続けた既存の応接セット使い続けるのに何の不自由も無いですし、必要性も全く感じませんでしたので。
明日の記事もこうしたお手盛りの関連記事を書きます。書いていて区民の置かれた厳しい状況についての危機感の無いこうしたお手盛りがまかり通る議会の体質に改めて怒りが湧いてきました。
このようなお手盛りは恥ずべきこと、という方はこちらの2つのボタンを押してください。