2009年02月20日

議会改革の申し入れ書を提出

 17日の記事(議員専用の人間ドッグ無料受診)18日の記事(3名の議員と随行で585万円の海外派遣)に書いたような議会とあるべき姿から外れていると感じることが多い事項を含め、昨日、小坂から議会改革の申し入れを致しました。その内容を以下に記すと同時に、関連記事のリンクを張っておきますので、是非、お読みいただければ幸いです。
 提出先は、区議会議長、議会運営委員会委員長、幹事長会参加会派 幹事長です。

要望事項
1.議会改革については「議会改革検討会議」を全会派参加で設置し、会議を区民に公開すること。

2.議長・副議長選挙にあたっては、事前に候補者を公表し所信表明を行ない、投票者に判断材料を提供すること。
(※現在、誰が立候補しているのか公的な場での表明が皆無にも関わらず、投票で議長、副議長が決まる形骸化した選挙が行われてます)

3.議長、副議長等の報酬額について、全国的な現状を踏まえ見直しを行うこと。平成19年5月25日のブログ記事を参照下さい

4.本会議における質問は一問一答式に改めること。

5.公聴会を積極的に開催すること。

6.行政視察は予算額に合う視察先を探すのではなく、真に荒川区にとって参考になる事例かどうかによって決めること。
平成19年6月28日のブログ記事を参照下さい)

7.委員会の会議時間は制限を設けることなく十分確保すること。
(以前に議会運営委員会から出された「議会改革」の課題では、長時間の審議は非効率なので2時間に限ろうとの趣旨の記述が・・・。議員は審議することが仕事ですし、議会と執行部は車の両輪であるのなら、部課長も当然それなりの時間を確保して委員会等に望むのは当たり前だと小坂は思うのですが・・・)

8.本会議場モニターを質問の関連資料表示などに幅広く活用できるようにすること。(マイクの改修と併せて2000万円かけて設置した3台の大型ディスプレイ。現在は質問者の氏名を示すだけの宝の持ち腐れ状態)

9.議員のみに対しての人間ドック・脳ドックの無料受診制度や高額な海外議員派遣などは行わず、そうした費用は区民生活に密着したことに廻すこと。
本年2月17日のブログ記事2月18日のブログ記事をお読み下さい)

10.全員協議会において自由な議論が行えるようにすること。
(※事前の発言の申し出が必要だと・・・。そんな閉鎖的な運営をしている議会の方が珍しいのですが・・・。)

11.幹事長会において、以前行われていたように交渉会派以外の傍聴を復活すること。

12.各種審議会・協議会等において議員は無報酬とすること。

13.児童・生徒が参加する模擬議会を復活し、議会制度への理解を深めること。

以 上

 さあ、今日は13時に小坂から本会議の一般質問(内容はこちら)をします。頑張ります!もう眠らないと・・・。でもまだ眠れない・・・。

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posted by 小坂英二 at 00:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今は模擬議会無いんですね。
小学生のころに参加させていただきました。
Posted by 北方の区民 at 2009年02月21日 00:45
>>北方の区民 様
 コメント返信をうっかり怠り失礼しました。以前参加されたのですね!模擬議会は「マンネリ化して効果が無くなった」とのことで廃止されたそうです。しかし、やり方を工夫して議会の意義を学ぶ取り組みは行うべきと考えます。

 まあ、それ以前に「議会がまともな言論の府」になることを実現しなければなりませんが・・・。
Posted by 小坂 英二 at 2009年06月05日 16:30
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