2009年02月21日

小坂の問題提起、新聞に掲載

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 昨日、小坂から本会議の一般質問をさせていただきました。その詳細はまた後日ご報告致します。答弁を聞いた後、以下のような言葉で質問を締めくくりました。

「現在の不況に対して区が様々な取り組みされていることを高く評価いたします。さらに根本的に取り組みが必要とされていることは、「甘えが当たり前の社会的風潮の打破」「肥大化した権利意識を抑制し立志、奉仕の心を養うこと」だと考えます。

 西川区政を支えつつ、誇りを持てる日本をまず地域から作る為に、議員活動に尽力していくことを誓い、引き続き、予算特別委員会でも具体的な問題提起をして参りますので、宜しくお願い致します。」
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 さて、2月17日のブログ記事で「区議特権として人間ドック新設?」について問題提起し、議会にも抗議(こうした問題も含め総合的な問題提起をしました)をした問題について、20日の産経新聞の東京版に以下のように掲載されました。以下、転載致します。

(以下、産経新聞2月20日の記事から転載)

区議特権!? 全額公費で人間ドック 荒川区

 東京都荒川区の来年度の議会関係予算案に、議員の人間ドック費用を全額補助する案件が盛りこまれていることが19日、分かった。議員の人間ドック受診費用の全額補助は23区では例がなく、全国的にも珍しい。これまで行っていた健康診断では「不十分」として導入するもので、金額も40万円から250万円に一気にアップ。議員の一部は「不況の中、行き過ぎた議員特権」と反発している。
 荒川区議会(32人)はこれまで、1年に1回、区が契約した医療機関で議員の健康診断を実施しており、議会費から1人当たり約2万円が支出されていた。

 昨年10月の定例会で公明党の戸田光昭議員が「議員の健康診断を充実させるべきだ」と健康診断からより精密な人間ドックへの切り替えを要求。議会事務局長と議長が検討を重ね、受け入れを決めた。13日の会派幹事長会で来年度の議会関係予算に32人分約250万円の費用を計上したことを報告した際、特に異論もなかったという。委員会審議を経て3月17日に議決されれば、実施される。

 事務局は「議員の先生方は休みもなく夜遅くまで活動をしており、広範で重い職責を果たしている。これを維持するためには健康チェックが必要」と説明。昨年7月、現職区議が病死したことも挙げ、「因果関係は分からないが、これまでの健康診断では不十分だった」と主張する。派遣切りなど不況の影響が深刻化するなかでの異例の“厚遇”だが、「経済情勢は考慮していない」(事務局)という。

 23区でほかに大田区が区議の人間ドックに補助金を出しているが、1回あたり3万7000円で、荒川区が突出している。

 小坂英二議員(尚志会)は「議員よりも先に区民への補助を考えるべきだ。不況で多くの区民が苦しんでいるときに、お手盛りで予算をつける感覚は議会の信頼を損ねる。実施されても拒否する」と批判する。瀧口学議員(民主党・市民の会)も「全額負担というのは行き過ぎではないか」と疑問を呈した。

 これに対し、賛成派の鳥飼秀夫議員(自民)は「荒川区は55〜65歳の中高年の早死にが問題になっている。検査に多少お金がかかっても未然に防げれば医療費の抑制になる」と話す。議会で人間ドックの必要性を主張した公明党にも「なぜ健康診断では不十分なのか」と問い合わせたが、「お答えすることはできない」との回答だった。

 ■人間ドック 日常生活で気がつきにくい疾患や臓器の異常などを調べる精密検査。自由診療のため、料金は半日で4万〜6万、1泊で5万〜10万円程度。
(以上、転載終わり)

 17日の記事にも書きましたが、こうした問題は報道機関や世論の後押しで、「おかしなものは潰す」ように動いていきます。今回の記事はその第一段階に過ぎず、これからも働きかけを続けて参ります。

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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「生活を守る公明党」と街中にポスターが沢山貼ってあるが区議会議員を護らなければ区民を護れないと考えているでしょうか隣の足立区ではがん検診に内視鏡を取り入れたと聞きます 区民の健康管理を23区一番にしてから区議の健康管理考えるのが住み好い荒川区にして呉れる行政と言えると思う 
本名での書き込み、必ず直接もの言う人が現れる事と思うが(過去に有りました) 私の考えが全て正しいとは思いませんが いい加減な事を言っているのでは無い事を伝えたい
Posted by 五十嵐 進 at 2009年02月22日 10:05
 「議員専用車」といったところでしょうか?公明党が推進している点でも、女性専用車と共通点があります。
 「議員専用車」に反対の議員は、女性専用車に反対する女性と何となく似ていると思います。小坂先生は、女性専用車に苦しめられている議員である為に、冷遇される側の気持ちがわかるのでしょう。自分の立場だけでなく、色々な立場で物事を考えることが大切だと思います。
Posted by アンチ△専用 at 2009年02月22日 18:20
さすが小坂先生だ。
ある日、学校から帰宅途中、足下にかりんとうらしきモノが落ちていた。
誰かが落としたモノかと思って近寄ってみるが、乾燥してるようには見えない。
見た目はウンコみたいだけど、かりんとうかどうかの区別がつかないので、落ちていた棒切れでつついてみた。
やっぱり乾燥していないみたいで棒が刺さった。
引き抜いて臭いを確かめてみるが、湿って腐ったかりんとうなのかウンコなのか鼻炎の俺にはよく解らなかったので棒に付着したモノを舐めてみた。
甘くもなく腐った味もしなかったのでウンコだと解った。
よかったー踏まなくて。
Posted by 区民 at 2009年02月22日 20:29
ある程度の規模で余力のある会社なら毎年健康診断(人間ドック含む)を従業員に受けさせることも可能ですが、実際にはそんなことをさせられる余裕のある会社は少ないのではないのでしょうか?もちろん私も受けていません。趣旨が納得できるものでない限り区民には「ズルイ」としか映らないと思います。
議員は清貧を貫け!とはこれっぽちも思いません(むしろ必要なら使ってもらって構いません)が、誰の財布かよーく考えてもらいたいと思います。
Posted by tnt at 2009年02月23日 12:48
>>五十嵐 進 様
 本名での断固とした書き込み、いつもありがとうございます。コメントに同感です!

>> アンチ△専用 様
 特定の対象だけ無意味に優遇する意味で同じかもしれませんね。今後も、問題提起を続けて参ります。

>>区民 様
 2chなどに貼られているコピペのようですが???

>>tnt 様
 議員にしっかりした人材が就く必要がある為ある程度の待遇はもちろん必要だと思いますが、「全国で初の無料で人間ドッグ」や「大名旅行」は不要だと思います。とても理解を得られる訳が有りませんので・・・。
Posted by 小坂 英二 at 2009年02月23日 22:35
(※参考投稿)
                              平成 26 年 7 月 3 日
該当地方公共団体
監査委員 各位
 監査委員会等事務局 御中
                              高橋 エマニエル=努

   国会・地方議会議員と官公庁との中立性の確保への要請についてV
 標記について,別添のとおり通報し,総務省から回答を得たので,貴台へ通報します。




                                平成26年7月1日
高橋 エマニエル=努 様
                            総務省関東管区行政評価局
                                首席行政相談官室

   行政相談への回答について
 平成26年6月29日、高橋様からの「国会・地方議会議員と官公庁との中立性の確保への要請について」と題する御相談を行政苦情110番メールで受け取りました。
 私ども総務省の行政相談では、国や特殊法人、独立行政法人の業務及び地方公共団体等が国から委任又は補助を受けている業務等に関して、具体的な不利益を受けている方から苦情・要望を受け付けた場合、必要に応じて相談者と関係行政機関との間に介在し、苦情が自主的に解決されるよう促進する行為(あっせん)を行っています。
 本件について、御相談の内容からみて地方公共団体における特定の政党機関誌の購入問題であると推測され、当局の行政相談では取り扱うことができません。しかし、当局が取り扱えない事案であれ、高橋様がご指摘のように官公庁全体を代表して他の政党機関誌と分け隔て無く、一部を購入することは許されると思いますが、部署ごとに重複して特定の政党機関誌のみを官費をもって購読しているとすれば、予算の執行上問題があるのではないかと考えますので、当該自治体の監査委員会等へ通報することを検討してください。
 一方、国の行政機関における実情は解りませんが、先に述べたとおり高橋様がご指摘の実態があるとすれば、中立性の確保の問題とともに、やはり予算の適正な執行とは見なされないと考えられ、その場合は当然に会計検査院の指摘事項となっていると思われますが、当局としても行政評価監視活動の一つの視点として記録したいと考えていますことをご連絡します。




                             平成 26 年 6 月 29 日
(※専決等不可:要本人伝達)
総務大臣 殿
 事務次官 殿
 自治行政局長 殿
 行政評価局長 殿
  地方管区行政評価局長 各位
  地方行政評価支局長 殿
  地区行政評価分室長 各位
  地域行政評価事務所長 各位
消費生活支援センター 代表者 各位
法務大臣 殿
 事務次官 殿
 公安調査庁 極左集団・セクト 担当官 殿
日本弁護士連合会 会長 殿
梅田総合法律事務所
 弁護士 大平 光代 様
                              高橋 エマニエル=努

   国会・地方議会議員と官公庁との中立性の確保への要請について
 私自身並びにわが知人及び友人も実際に,勤務先の役所の庁舎にて,日本共産党の議員が,中立性を欠いた当該政党の極左情報誌を,有料で配布し続けている(定期的に現金での集金をしている。)様態を目の当たりにしております。
 各官公庁の単一の庶務・文書担当部局が,当該官公庁全体を代表して,遍く一般誌及び政党機関紙を分隔てなく,かつ一部ずつ購読する分には結構なのですが,日本共産党は,同一官公庁の部署毎に重複して有料配布しているのです。
 まして,内容も労組のビラにも値せず,一般の党員ではなく,地元又は関連する議会議員であれば,役所当局としては,決して邪険には出来ない状況です。
 これは,似非同和による極左暴力書の押売りに等しい様態であり,猛烈に不快であり,甚だ気持ち悪く,集中力を減殺され,公務執行妨害でもあり,また,執務室に部外者が勝手に侵入するのも違法であり,情報機密保持上も好ましくなく,誰も読まずにゴミ箱直行と言う意味でも国民の血税の浪費であり,中立・公正,不偏不党であるべく官公庁としては,決して黙認できないものです。
 是正・淘汰・打倒・殲滅へ向け,お取計らい願います。
Posted by 高橋 エマニエル=努 at 2014年07月19日 16:46
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