さて、2月17日のブログ記事で指摘した、平成21年度に議会費で購入を予定している議長室・副議長室の応接セット425万円余の内訳をご報告しておきます。
現在、議長室・副議長室で使われている応接セットは16年前から26年前に購入されたもので、実に立派でしっかりとしたものでまだまだ使えます。何故、下記のような常軌を逸した内容の高級な家具(ITOKIの特注品)を買う必要が有るのか?
このような無駄使いを許さず、執行停止への働きかけを強めて参ります。議会事務局によると資料に書かれた価格はあくまで試算であり、実際の契約金額は違ってくるかもしれないとのこと。
細かい話?いいえ、このような内容を予算案に盛り込むことができるその感覚で、他の分野においても血税の使い方を考えるという、その危機感や「もったいない感覚」が皆無の姿勢を正さなければならないので、指摘をしているのです。根本的な問題だと思います。425万円余有れば他に有効な使い道があると思いませんか?
そもそも、議会の応接セット、平成21年度予算だけでは無いのです!平成20年度にまず、各会派の控え室の応接セットを新調するという話が有ったのですが、小坂の尚志会と浅川議員の正論の会(一人会派2つの相部屋)は「現存のイスとテーブルは使い続けるのに全く問題は無い。新調する必要も無いので、我々2つの会派の部屋については新調を拒否する」と明確に意思表示して、現在も以前からのイスとテーブルを使っています。
しかし、他の多くの会派は会派控え室の応接セットを新調をして総額518万2千8百円もの公金を注ぎ込んだ訳です。この金額も先日、資料提出を求めて出てきたものですが、今度は、議長室・副議長室で同じように「もったいない精神ゼロ」のことが行われようとしている・・・。どう考えても見過ごすことができないと思い問題提起をするに至った訳です。
この感覚、皆様、どう思われますか?
★議長室の応接セット内訳
応接アームチェア 259,140円×6
=1,554,840円
応接ソファ(3人掛け) 503,664円
応接テーブル 187,908円×2
= 375,816円
議長執務用チェア 225,288円
◆小 計◆ 2,659,608円
★副議長室の応接セット内訳
応接アームチェア 259,140円×2
= 518,280円
応接ソファ(3人掛け) 503,664円
応接テーブル 187,908円
副議長執務用チェア 225,288円
◆小 計◆ 1,435,140円
★副議長室電化製品
液晶テレビ 94,800円
ブルーレイレコーダー 64,800円
◆小 計◆ 159,600円
◆◆総合計◆◆ 4,254,348円
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そんなもの揃えて何をするつもりでしょう?
26年前に購入されたものであってもまだまだ現役で使えるものであれば、この不景気の時期ですので使える限り使うべきかとは思いますが、この金額でしたら福祉や防災の予算としても十分に使えますよね。
近日中にテレビ報道が有ります。因みに古い応接セットは「当初の予定通り」なら廃棄されるのではないかと思います。ダニがいるので交換するとの趣旨だそうですので・・・。
>>kumin 様
本当に!是非、議長に聞いてみて下さい。
>>zzreri 様
そうなんです。本当に危機感が感じられないお金の使い方ですよ。予算の修正案を有志で提出しました。こうした無駄使い1200万円を削除したものです。10日のブログ記事でご報告します。
そうなんですよ。専門の業者に依頼すれば良いのに・・・。