伏見通に自転車レーン 中区の国道19号 車・歩行者と完全分離 幹線道で全国初
国土交通省と愛知県警、名古屋市は、同市中区を走る国道19号線(通称・伏見通)に、幹線道路としては全国初の自転車専用レーンの整備を決めた。市中心部では自転車利用者が多く、歩道を走る自転車と歩行者の接触事故や、無秩序な歩道上の駐輪が問題になっている。専用レーンの設置は、歩行者と自転車、車の3者を完全に分離し、新たな道路モデルとするもので、5月に着工、来年度中の完成を目指している。
国交省名古屋国道事務所などによると、19号線の若宮北―日銀前交差点間約1・2キロで、片側4車線のうち道路両側の歩道沿いの各1車線を自転車レーン(幅2メートル)と駐輪場(同)、車の荷物の積み降ろしなどに使う「停車帯」(幅2・5メートル)として整備する。
歩道を含めた道幅全体は広げず、中央分離帯などを細くして、専用レーンなどのスペースを確保する。レーンの車道側には、ガードパイプなどを設けて安全を図る。
また、対象区間沿いには、オフィスビルや飲食店などが立ち並び、歩道側の1車線は荷降ろしなどの車が頻繁に停車しているため、避けようとして車線変更する車が多く、事故や渋滞の原因になっていた。しかし、車線は減少するが、停車帯の整備で車の流れもスムーズになり、事故防止にも役立つとみている。
県警や名古屋市などでは、現状を把握するため、昨年12月からこの区間で、自転車の利用者や荷降ろし中の運転手らを対象に、通行目的や停車時間などのアンケートを実施しており、今年度末に調査結果をまとめ、4月には現地の工事測量に取りかかりたいとしている。
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限られた区間での実施になりますが、こうした整備が今後進むことを願っています。「自転車道」とは名ばかりの「自転車と歩行者が混在する道路」は各地に多数存在しますし、市街地を離れた河川敷などではきちんとした自転車道は有りますが、市街地で自動車、歩行者と通行場所が明確に区分された自転車道は画期的です。
荒川区においても、新しく開発された南千住の汐入地区でなら、きちんとした自転車道の整備は可能であり、モデル道として整備すべきと何度か質問でも提案(例えば平成17年6月8日の本会議代表質問の項目4−3)してますが、今後も粘り強く主張して参ります。
自転車専用道を整備しても、課題は出てくるとは思います。例えば自転車の走行速度。高齢の方で歩くのとさほど変わらないような速度で走っている自転車とスポーツタイプの高速走行可能な自転車の間の安全確保、並走や逆走の制限など。さらなる啓発が不可欠になるでしょうが、まずは道路の整備を進めることが重要ではないでしょうか?




