
昨日の昼に議長室と副議長室の現在の応接セットを撮影しに行きました。この「応接セット」の件については3月5日のブログ記事「応接セットに425万円!議会費の無駄!」を是非、お読み下さい。
浅川喜文議員と小坂で撮影に行ったのですが、小坂のカメラは調子が悪くて撮影できず。こちらに掲載したものはいずれも議長室で浅川議員が撮影した画像です。古いソファですが、十分しっかりしたものです。425万円もかけて入れ替える必要は有りません。

3月4日から議会事務局を通じて撮影をする旨を伝えていたのですが、結論を先伸ばしして返事をしないので「議会の来年度予算を考える上での資料として撮影は議員として当然できなければおかしい」という姿勢で行った訳です。
昨日の時点でも、議長は結論を出しておらず「ブログなどで一方的な言い分のPRに使われるから撮影に許可したくない」との話をしていましたが、議員として当然の権利として撮影に踏み切ったのです。このようなことで結論を先伸ばしするなんて・・・。
議長の話では、このソファーはダニがいるので替える必要があるとのこと。でも、それは専門の業者に持参して別の場所できちんと消毒をすれば済む話です。
この425万円の応接セットの話や485万円のオーストリア訪問、議員だけ無料の人間ドックの話(凍結に追い込みました)についてテレビ局も取材を続けており、3月10日の予算特別委員会の締め括り総括質疑について「映像取材」を申し込んでいます。
昨日の幹事長会(各会派の代表で構成。3人以上の会派しか参加できないので小坂の会派は参加できず。一人会派を締め出し密室で議会運営を決める組織)でこの映像取材への対応を話し合ったようです。その結果は結論先送り。9日に予算特別委員長の意向を聞いて結論を出すとのこと・・・。
委員会の審議は誰でも傍聴ができる公開の場です。当然、テレビ局の取材が入っても公開すべきですが、荒川区議会は昨年12月の迷惑行為を防止する条例案(詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください)の建設環境委員会の審議において、テレビ局が映像取材を申し込んだ際も「議会運営に混乱を来す恐れが有る」との理由で、審議中の録画を拒否。委員会冒頭の風景を撮影させた後、退去させた「前科」が有ります。
今回、予算特別委員会という新年度の予算の在り方を議論する場を、「審議中は取材拒否」という対応を予算特別委員長や幹事長会の結論として出すようなら、荒川区議会は日本中からその閉鎖体質を軽蔑されるでしょう。
国会で考えてみて下さい。予算特別委員会の映像はテレビでよく流れています。議題が何であってもです。衆議院でも参議院でも全ての委員会、本会議の実況中継映像、録画映像を見ることができます。
小坂の予想では、今の荒川区議会の体質では、「マスコミにオープンで取材を受ける」という結論を出さないでしょう・・・。それはそれで視聴者に荒川区議会の非常識が露わにされるだけで、世間の常識による批判を受ける良い機会となるでしょうが・・・。
小坂が問題提起したかったのは、今まで指摘してきたような「荒川区議会の非常識」を白日の元に晒し、区民、国民に「これでいいのですか?」と問題提起をしつつ議員個人にも今一度自覚を促したいという考えからです。区民の常識が通じるように、さらに追い込んで参ります。



誰がどういう権限で拒否してんの?
撮影禁止は公共の福祉に反するように見えるけど、勝手に撮影&公開しちゃった場合、訴えられたりするのかな?
こさかくんはきっと職を賭してでも頑張ってくれると期待しています!!
画像は浅川議員と共に撮影に行って、新聞社等へ提供しました。予算案に関する資料として議員が収集する権利が当然有るものですから・・・。
ご指摘のように撮影禁止は区民の知る権利への挑戦です。