さて、6月3日の日経新聞の報道で「定額給付金の案内を自治体が送付して「宛先不明」で戻ってきた部数が23区全体で8万通有る」と伝えられています。
一昨日、定額給付金を担当する課長に荒川区の状況について確認と問題提起を行いました。
荒川区において定額給付金の案内を送付した世帯数(日本人・外国人合計)は約10万6千通。そのうち宛先が不明で返送されてきたのが、約900通。
その約900通のうち約240通分は解決済み。その内容は「住民票はここにあるが、実は別の場所に住んでいる。定額給付金の案内が届かないがどうすれば良いか?」といった問い合わせを受けたりで、対応がなされたものや、調査で判明したものです。
残りの660通については、まだ判明しないため調査中とのことですが、徹底的な調査を全てにおいてする必要が有ります。小坂がそれに拘る理由は「国から定額給付金を渡すように荒川区が業務を代行しているのだから全部調べるべき」という理由でなく別のところに有ります。
小坂は「定額給付金に関わるやりとりの中で、実態の無い住民票や外国人登録が判明する。その中で、調べても実態が確認できないものは、戸籍の担当課に情報を速やかに渡し、早期に削除処理をすべき」との観点からこうした660通の宛先不明分を徹底調査すべきと考えます。
居住実態の無い住民票は確かに学生や単身赴任などで有り得ます。それは調査をすれば、分かることですし、そもそも、こうしたケースは家族の誰かが住民票の有るとされている場所に住んでいる筈なので、そこにきちんと届くはず。定額給付金支給の基準日の2月ということで案内を発送(4月に発送)した住所のデータが作成された後に転居したケースもあるでしょうが、後で調べれば転出届の確認で分かる筈です。
そうした様々なケースに該当することが確認できない住民票や外国人登録は徹底調査の後に削除する必要が有ります。下手をすると「架空のもの」である可能性もあり、様々な犯罪に悪用が可能となります。また、人知れず犯罪被害に遭っているかもしれません。今回の「届かなかった定額給付金案内」をきっかけに定額給付金の担当課から戸籍の担当課へ情報を渡して徹底的な調査を行うべきと申し上げました。
最後に参考までに10万6千世帯(日本人の世帯=9万2千世帯余、外国人の世帯=1万3千世帯余)に出した定額給付金の支給対象のうち、給付作業に入っているのは9万3千世帯だそうです。受付期間が約半年ですので、残りの1万3千世帯もそのうち申請があるかと思います。
実態に沿わない住民票や外国人登録は徹底調査の後、削除すべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
こうして自分の足で、眼で、現場をまわる小坂さんの姿勢、ほんとうに頭が下がる思いです。
震災対策に多くの問題提起の記事も、そうした姿勢がなくては出てこない、実効性を見据えた発想だと思います。
とはいえ、体調を崩されては元も子もありませんので、お身体にはくれぐれも気をつけてください!
方せめて支持者の使い道有り難いと思われているか知りたい 因みに私は高級Tシャツ2枚と京都の老舗の高級調味料3品これで2万円無くなりましたがもつたいないが先に立ち買わずにいた物3年は楽しめます
皆さん何に遣ったかな。良い思い出に成る事に遣った人は良いけれど思い切りパチンコしたよと誇らしげに語る人給付金が泣いていると思うが如何なのかな?
激励と御評価、ありがとうございます!今後もご指導、宜しくお願い致します。
>>五十嵐 進 様
定額給付金という制度が、実際にどの程度の効果が有ったかしっかりと検証をせねばなりませんね。