写真は11日に靖国神社からの帰りに歩いた不忍池の様子。その後、東尾久まで思わず歩いて帰って気ました。
さて、今日の文教・子育て支援委員会の4つの議題のうち、汐入地区で来年4月に開校する汐入東小学校などの議題についての概要や小坂からの質疑・答弁をご報告いたします。
平成19年8月21日のブログ記事に書いたような、学校プールを地域住民へ開放する枠組みを作るように求めました。詳しくは記事の下部分の質疑・答弁をお読み下さい。(区長への予算要望でも強く求めています)
明後日は月に1度の「ふれあい入浴」の日です。小学生以下のお子さん、お孫さんをお持ちの方はこちらの券を持参すると無料で銭湯に入れますので、よろしければどうぞ!
今日は委員会終了後、衆議院第二会館の会議室で行われた日本会議地方議員幹事会に出席の後、荒川区内での2つの政務会合に出席。
◎白髭西地区内の教育施設について
★汐入東小学校の開校について
(1)設置場所 南千住8−9−3
(2)敷地面積 3,200平米
(3)延床面積 9,600平米(建物2階〜8階部分)
(4)建物構造 鉄骨鉄筋コンクリート造 地上8階建
(5)竣工 平成22年2月、開設22年4月
(6)普通教室 18教室、特別教室10教室
(7)校庭・屋内運動場・プールについて
○校庭は第三中学校校庭及び都立汐入公園多目的広場を利用する。
○屋内運動場は校舎6階、7階、プールは8階に設置する。
○プールは可動床を設置し、運動場としても活用する。
★汐入こども園(本設園)の開園について
(1)設置場所 南千住8−9−3
(2)敷地面積 3,200平米
(3)延床面積 1,500平米(建物1階部分)
(4)建物構造 鉄骨鉄筋コンクリート造 地上8階建
(5)竣工 平成22年2月、開設22年4月
(6)0歳児〜5歳児室、遊戯室、子育て交流サロン、
一時保育室、園長室、職員室、給食調理室等
(7)定員 226名(21年度は117名)
(8)募集時期 226名(21年度は117名)
(9)こども園の認定取得について
公立の認定こども園は私立と異なり、認定を受けることによる特段の優遇措置等がないことから、認定取得は見送ることとする。
今後、区として有利な条件が整った際には、改めて認定取得について検討を行う。
★汐入こども園舎(暫定園)について
(1)所在地 南千住8−10−1(第三中学校敷地内)
(2)延床面積 約880平米
(3)設置年月 平成20年4月
(4)建物構造 プレハブ造 地上2階建て
(5)保育室等 保育室、遊戯室、子育て交流室、職員室、調理室
(6)契約金額 1億416万円(リース契約)
(7)契約期間 平成20年2月〜平成23年1月(3年間)
リース契約期間終了後は区に無償譲渡される。
(8)今後の活用策について
○汐入東小学校に通う児童に対する学童保育の施設が不足するため、1階を主として学童保育として活用する。
○第三中学校の生徒の将来的な増加に対応する習熟度別学習室及び特別教室の不足が見込まれるため、1階の一部及び2階部分を第三中学校の習熟度別学習室及び特別教室として活用する。
★汐入小学校増設校舎について
(1)所在地 南千住8−2−3(汐入小学校敷地内)
(2)延床面積 約1,700平米
(3)設置年月 平成20年4月
(4)建物構造 プレハブ造 地上3階建て
(5)教室等 普通教室10教室、職員室、保健室、食器洗浄室
(6)契約金額 1億7570万7千円(リース契約)
(7)契約期間 平成20年3月〜平成22年3月(2年1ケ月)
リース契約期間終了後は区に無償譲渡される。
(8)今後の活用策について
当該地域における出生数の増大により、今後も本校舎だけでは不足する可能性があるため、平成22年度以降も当面存続させ、普通教室として引き続き活用する。
(小坂からの質疑と答弁)
小坂:汐入東小学校の8階に設置される可動床のプールを地域へ開放する検討をすべきと考えるが認識は?
教育施設課長:汐入東小学校の施設の地域への開放については、現在2階の教室と6階の体育室を考えている。その導線としてエレベーターを設置する予定であるが、エレベーターは6階まで。プールについては地域への開放は現在、考えていない。
小坂:23区内を見ても多くの自治体において学校のプールを地域に開放をしている。
先日、担当課長にも関連資料を渡したが、隣の北区を見ても十条台小学校のプールを地域へ開放し年間5万人余りが利用をしている。児童の利用時間を午前中にまとめて午後は地域住民に開放をしている(時間割はこちら)。
生涯健康都市を掲げる荒川区として健康づくりの地域の拠点として学校プールを地域住民が活用をできるように、学校のプールの地域開放の効果について担当課としても全体的な検討をすべきと考えるがどうか?
教育施設課長:現在まで学校施設の地域開放については、校庭や体育館が主であったのが現状。汐入東小学校のスタートに失敗は許されず、まずは力を入れていきたい。今後、児童数も増加をしていく見込み。その状況を見極めていきたい。学校プールの地域開放については地域の声や需要をしっかりと見極めて検討をしていく。
小坂:汐入東小学校の6階、屋内運動場の地域への開放が行われるとのことだが、バスケットゴールもそこに設置してあるか?地域開放の際に使える可動式か?
教育施設課長:バスケットゴールは設置されており、可動式のものである。
小坂:汐入東小学校の児童数が減少をした際には、高齢者施設などに転用をすることも想定した造りになっているのか?
教育施設課長:平成27年度が児童数のピークとなりその高さが33年度頃まで続き、その後減少をしていくと見込んでいる。
教育委員会次長:かなりの年数は小学校として存続していくと考えられるが、児童数が大幅に減少をし、その時に別の用途でも公共施設として有効に使えるようにすべき。間仕切りを工夫し、壁で耐震性をしっかりと取りながら他の用途にも転用のしやすい設計とした。汐入小学校についても同じ配慮で設計をした。
小坂:汐入東小学校への転入は、小学2年生以上でも可能なのか?
教育施設課長:来年4月の時点に汐入東小学校の学区内に住んでいる児童は汐入小学校から汐入東小学校へ転校をしていただくこととしている。
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