写真は昨日の「富士総合火力演習」のお土産です。チョコ餅とビーフシチュー。
さて、昨日の総選挙は事前報道の通り、民主党の圧勝で終わりました。小坂の認識をここに記しておきます。
・選挙に関する報道はとても矮小化され公平性も欠いていたことは事実。しかし、それは自民党大敗の一部の理由に過ぎず、何十年にも渡って国民の期待を裏切って来たことへの国民の怒りが爆発したと見るべき。
・政党の基本理念のみを考えれば、自民党に大いに賛同し、共感する。自主憲法制定や日本の国柄をしっかりと守っていく姿勢が綱領に示されている。
・民主党の姿勢は支那共産党や朝鮮半島に阿り、日本の守りを内外から損ねる政策が満載。マニフェストや報道における論点は「国の安全をどう守るか」の大局が全く示されておらず、金のばら撒き方ばかりが示されている。
・綱領をしっかりと議員が皆、信念として持つような本来の姿であれば自民党を応援したい。しかし、現在の自民党は数十年に渡って詐欺行為を働いてきた。保守の理念を掲げながら、田母神氏を卑劣な形で首にし、安全保障を真剣に考えれば有り得ない「非核三原則」や「武器輸出三原則」、「専守防衛」などといった幼稚で国益を損ねる原則を墨守してきた。4年前の郵政選挙で3分の2もの議席を独占下にも関わらず、憲法改正を正面に出さない。自虐史観教育も変えようとはせず温存してきた。
最早、このような政党は保守と呼ぶに値しない上、変えるべきものを変えてこなかった。「改革」を叫びながら、旧態依然とした既得権益を
何十年も変えて来なかった。
・民主党が政権を取ると外国人参政権付与や自虐史観教育の加速、人権擁護法案の可決、支那共産党との癒着など不安や恐怖は尽きない。しかし、国民の期待を裏切り続けてきた自民党を政権の表舞台から退場させることは、未来を切り開く過程で避けられないと考える。
・民主党よりも自民党の方が保守っぽいからと自民党を延命しては、いつまでも先述のような欺瞞に満ちた現状が続き変わる可能性は無いと考える。
・9月に発足する民主党政権は早期に瓦解するであろう。日米関係やアジアでの防衛問題、具体的な経済問題において「綱領が存在しない政党」が有効な対応をできる筈も無く分裂へと進むであろうし、また、政策理念に従って分裂させるように心ある国民は導くべきと考える。
・一方の自民党も現状のリベラル左翼(加藤紘一代議士など)から保守(稲田朋美代議士など)まで混在している状況では、明確な理念など示し得ない。民主党の分裂と共に自民党の分裂・解党は不可避であり、その過程を経ずに保守の再生はあり得ない。
・民主党政権が瓦解前に外国人参政権付与など国を危うくする政策を実施に移そうとする際は、心ある国民や議員が総力を挙げてその動きを阻止する国民運動をし、それを通じて保守の姿勢が国民を守ることそのものであることを広く周知も行える。
いずれにせよ、選挙結果は国民の判断の結果であり、重く受け止め、選ばれた代議士に対して、必要な問題提起を具体的にガンガンぶつけて「バラマキやサービス合戦ばかりにうつつを抜かすな!」とそれぞれの地域で直接働きかけることを心がけねばならない。
保守の再結集を心から望む、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
ただ、新しい勢力図ではどんな法律でも通せてしまいますし、提示された中から選ばなくてはならない状況では「消去法で自民」という選択肢しか私には考えられませんでした。
新しい自民党の顔触れを見た限りでは、保守系が抜けて保守新党に合流したとしても、リベラルだけが残り、そのリベラル自民党が民主党と合流することも有り得ない話ではないように思います。そうなれば闇法案や皇室典範に手を突っ込むのも時間の問題かと。それが嫌でしたが、惨敗の上に阻止に尽力いただいた方々はごっそり落選、残ったのはほとんど利権のボスみたいなのばかり。あまりの事態に眩暈がします。
民主党政権は短期間のうちにボロが出てくるでしょうが、今後4年間は解散せず何でもやり放題できることになります。いざとなれば国債増発によるばら撒きで餌付けも辞さないでしょうし。
マイナスなことばっかりですみません。いずれにしても有象無象でないブレのない保守政党はどうしても必要ですね。
私もできる限りのことをしたいと思います。
自民を延命させても裏切りで応えられるだけであり、希望はありません。いかにして保守の人々をまとめ、選挙に勝てる新党を作り(占領憲法の破棄または改正が行えるのは国会のみです)、私たち(と私たちの祖先、子孫)のための政治を実現させるかという観点から、徹底的に理詰めで実務とノウハウを重視した(すなわち、精神論ではない)議論こそ今求められているものだと考えます。
『請願受付』10月27日に決定 New!《日本解体法案反対請願受付国民集会&デモ》
請願受付国民集会会場:憲政記念館「17時〜19時45分」
請願書は、憲政記念館ホール受付で受領させて戴きます。(16時30分から19時45分)
17時、基調講演
17時30分から19時45分まで、保守系政治家のリレートークになります。
請願デモ:10月27日16時30分に日比谷公園噴水前を出発して、17時30分から19時まで、国会を日本人の輪で取り囲み、各々批判項目のシュプレヒコールを発して下さい。
直接国会議事堂に駆けつける方は、地下鉄「国会議事堂前駅」か「永田町駅」をご利用下さい。
〈日本解体法案反対請願受付国民集会&デモ〉の主旨
英霊にこたえる会・堀江元会長さんが、靖国神社代替施設反対の座り込みを、全国で実施すると述べているそうです。
94歳になられる堀江氏の愛国心に心を動かされる国民は、沢山いらっしゃることでしょう。
今回の衆院選の報道は異常でしたが、長年、国家観を蔑ろにしてきた自民党政治のなれの果てが今の姿です。
保守派の国民の怒りは、限界点を超えて、爆発寸前になっていることを、殆どの自民党国会議員は理解しておりませんでした。
それは、昨年の「国籍法改悪」のとき、すでに保守派の国民は自民党を見限っていたのです。
民主党政権発足で、日本解体に直結する法案審議が、国会で実質上スタートする10月中旬以降、保守系国民の怒りは、爆発寸前になっていると思われます。
そこで、今まで保守系国民がバラバラに開催していた、反対集会&デモを結集して開催することにしました。
請願受付国民集会&デモで、反対するテーマは以下の通りです。
1、靖国神社代替施設
2、民主党の拉致問題対策
3、外国人参政権
4、重国籍
5、偽装人権擁護法案
6、国立国会図書館恒久平和局
7、1000万移民推進
8、女性差別撤廃選択議定書
9、日教組教育復活
10、地方主権
以上、10項目の反対請願書受付とデモを実施することになりました。
当日、請願書を受付て頂ける国会議員と保守系政治家は、近々に発表します。
尚、現時点で了承して頂いている政治家は、すでに10名位になっております。
【全文掲載のみ転載フリー】
ジャーナリスト・水間政憲
ご心配、実に同感です。しっかり監視していきましょう!しっかりした保守政党の一角を担える存在となれるよう、日々研鑽して参ります。
>>かえ 様
こうした事態になったからこそ、国民一人一人がしっかりと意見を伝えていくことが重要になりますね。私もその一人としてしっかり声を挙げて参ります。
>>関西の一保守主義者 様
同感です。それにしても西村前代議士、当選できず本当に残念です。でも、「改革クラブ」に投票をなさることができてある意味うらやましかったです。東京ブロックでは、「改革クラブ」は比例代表に名を挙げておらず、選べませんでしたので・・・。
>>転載者 様
お知らせ、ありがとうございます。是非、私も参加したいと思います。超党派で国を守るべく声を挙げて参りましょう!