2009年09月03日

スポーツセンターの食堂跡に子育てカフェを

政府インターネットテレビで新型インフルエンザへの対策が動画で説明されています★
★こちら(予防編 受診と療養編)からどうぞ!★

 今朝は地域から様々な聞き取りを行った後、自転車を飛ばし午後に安全保障の勉強会(九段下)、拉致問題の国民集会(永田町)に参加して参りました。拉致問題の集会については明日の記事ででも御報告致します。

 勉強会と拉致問題集会の間に、靖国神社で感謝の祈りを捧げて参りました。
DSC01568.jpg

 道中、通りかかった英国大使館。
DSC01569.jpg
 さて、昨日の文教・子育て支援委員会において、荒川総合スポーツセンターから食堂事業者が撤退した後に、「親子カフェ」を誘致してはどうかと問題提起を致しました。そのご報告を致します。

 「親子カフェ」については、平成19年11月3日のブログ記事でご紹介しておりますので、まず、御覧下さい。

◎荒川総合スポーツセンター内食堂等事業者の行政財産使用許可辞退について

★荒川総合スポーツセンター内の食堂事業について、現状で食堂・売店・自販機の管理運営を行ってきた(有)朝日屋から8月20日づけで、行政財産の使用許可辞退届が提出され、9月1日から営業を休止している。

★今後の食堂施設等(175.72平米)の活用策については、利用者のニーズを調査した上で検討する。 
 (食堂=154.58平米 売店コーナー=14平米
  自販機設置個所(10台)=7.14平米)

★使用料は月額259,184円を区が受け取っている。

(小坂からの質疑・答弁)

小坂:撤退する理由となった不採算の内容は?
社会体育課長:赤字が年間170万円程度有った。

小坂:今までラーメン屋として食堂は営業していたが既存の店舗と競合していたのが現実だと思う。少し歩けば様々な飲食店(そば屋に中華、ファミレス、寿司屋・・・)が存在する。既存のものと競合をする飲食店は入れるべきではなく、例えば子育てカフェ(幼児をボールプールや屋内用滑り台などで遊ばせながら親子で気兼ねなく飲食ができる場であると同時に様々な体験講座なども実施)のように今までに南千住地域にはなく、かつニーズの高い民間事業者施設を誘致することも一つの活用法と考える。水泳教室終了後の未就学児と親が複数集まってくつろぎながら集える場所は大変にニーズが高いと確信する。需要の調査にもそうした観点を是非、入れて欲しいと思うし、そうした観点の検討も是非してほしい。

社会体育課長:近隣区で見れば、葛飾区でもスポーツセンターから食堂事業が撤退している。指摘のように公共施設に相応しいものを選ぶべきであり、食堂事業としての必要性があるので有れば、例えば健康推進メニューを扱うレストランやゆったりと子供と飲食できる場なども一つの選択肢と考えている。利用者のニーズをしっかりと調査して決めていきたい。

小坂:各地の子育てカフェを見てきたが、どこも賑わっている。

 またスポーツセンター内に設置する自販機で販売する飲料についても、今後はジュースのラベルは付いているものの実態は色つき砂糖水といった健康を損なうものは極力控え、健康に資するようなものを販売するように求めると同時に、飲料の容器も環境に優しいカート缶など公共団体の施設にふさわしい条件を付けるべきと考えるがどうか?
社会体育課長:公共施設として相応しい中身を検討していきたい。

small_ribon.gif荒川総合スポーツセンターの食堂撤退後は親子カフェのようなニーズが高く地域での競合も無い事業者を誘致すべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif

スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 20:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最近話題にあがりませんが、餌やり禁止条例の効果はあったのでしょうか?町は道路は
清潔になっていますか?
Posted by とめ at 2009年09月04日 05:09
相馬けんいち区議の通信によれば、表向き不採算が理由だが他業者に事業を丸投げしていた疑惑が浮上し議会の委員会が再調査しているとありました。

かねてからスポセンの飲食部門は、価格、品質、品揃えなどから好印象があったのですが、最近、ラーメン屋になったと聞いてびっくりしました。改悪ですよね。

事業開始からほどなくして、いきなり撤退、不正疑惑浮上とあっては問題は採算性ではありません。

業者選定から運営、自主撤退に至る短い間に何があったのかを優先していただきたいと思います
Posted by 南千住住民 at 2009年09月04日 22:38
>>とめ 様
 迷惑行為を規制する条例が施行される前から報道が多くなされ、区民の注目も高まると同時に意識も高まっていると思います。また、地域猫制度の普及に伴い、野放図な餌やりは減ってきています。
 もちろん完全解決にはなっていませんが、条例制定・施行をきっかけに「今迄のやりかたではダメだ」という意識が広まり改善をしています。今後も現場を確認しながら問題提起をしていきます。

>>南千住住民 様
 平成19年4月からスポーツセンターで営業をしている樺ゥ日屋が別の業者に「また貸し」をしているとの指摘が2日の委員会で有りましたので、調査の上、後日の委員会で審議をすることになっています。
 そうした疑惑についての徹底的な調査と9月から当該地は何の役にも立たない場所となってしまっておりますので、そこにどのようなニーズが有るかを調べると同時に、公共施設の一角としてどのように活用するかを区で考えることも並行して行うべきだと思います。
Posted by 小坂英二 at 2009年09月05日 10:19
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック