会場は満員。
家族会、救う会、拉致議連の主催で行われました。拉致被害者家族の方が12名参加。
参加できなかった方には、是非、当日撮影した動画をご覧いただければと思います。
動画中でも触れられている、拉致問題に関する総選挙立候補者・当選者のアンケート結果はこちらから見ることができます。まとめはこちら。
集会の最後に読み上げられた「決議」は以下の通りです。
北朝鮮金正日政権が一方的に、「拉致被害者に関する調査やり直し」約束を破棄してから1年が経った。この間、彼らはミサイル発射、核実験、6者協議無視など挑発行為を続けた。我が国に対しても誹謗中傷を重ねるばかりで拉致問題はいっさい動かなかった。それに対して我が国は追加制裁を課し毅然たる姿勢を見せ、国連安保理の制裁決議にもとづき各国も北朝鮮への圧力を強めた。
国際圧力が効果を上げ、8月に入り北朝鮮は米国、韓国への接近を試みている。しかし、国際社会が求める核兵器の完全廃棄には応じることなくごまかしに始終している。拉致問題についても全く誠意ある対応を見せていない。
我が国では8月に総選挙があった。北朝鮮は選挙を通じ、融和勢力が力を持つことに期待していたであろう。しかし、その思惑はみごとにはずれた。各党はマニフェストに、国の責任で拉致被害者を救出すると明記した。家族会・救う会が実施したアンケートに回答した当選者のほぼ全員が「拉致問題は国政の最優先課題」、「拉致被害者はすべて生存」、「拉致問題の解決なくして国交正常化なし」と答えた。また、拉致を理由にした全面制裁にも6割以上が賛成した。これらは、家族会・救う会・拉致議連が国民有志とともに進めてきた運動の成果だ。今後、アンケートに示された意思を行動に現していくのが政治の責務である。
本日、私たちは各党代表を迎え、ここに「北朝鮮『調査やり直し』破棄1年、拉致を理由に追加制裁を!緊急国民集会」を開き、制裁と国際連携の圧力で被害者全員を取り戻すという決意をあらためて確認した。拉致問題は与野党の違いはない。
私たちは次のことを強く求める。
1.北朝鮮は、いくら時間稼ぎをしても拉致問題の棚上げはできないことを覚り、昨年8月に約束した調査やり直しを実行してすべての被害者を返せ。
2.我が国新政権は被害者救出のための人事・組織・方針を早急に固め、拉致を理由にした全面制裁を断行し、救出に不可欠な被害者所在情報確保に全力を尽くせ。
平成21年9月3日
北朝鮮「やり直し」破棄1年、拉致を理由に追加制裁を!
緊急国民集会参加者一同
(決議案は以上です)
集会終了後、ブログを愛読しておられる方から「今日の集会、小坂さんのブログの記事で知って来たよ!」と声をかけて下さりとても嬉しかったです。
拉致問題は人事ではなく、自分の問題として捉え、この問題を力強く解決できる政府となるように、地方議員としても声を挙げ、問題提起も続けて参ります。



政府は全力を挙げてこの問題を解決すべきであると思います。
実に同感です。政府は「最重要課題」と位置づけているにも関わらず、年間予算は5億円だとか・・・。これでは北朝鮮から馬鹿にされる訳です。
民主党政権にはまず、「国益を守る為の諜報機関」の設置をお願いしたいものです。