昨日の午前中に娘と共に訪問した「尾久宮前小学校」の音楽会。4歳の娘が「みんな、歌、上手だね〜」と。同感です。
さて、表題の「中国(以下、支那と表記=参考記事)ツアーについて」。今年8月17日から23日の7日間、東京都下の区・市・町村議会議長8名を中心として支那の北京、上海、杭州を「友好促進」の為に訪問した件です。
その中の一人に荒川区議会議長の茂木弘氏も含まれています。この訪問団は昭和58年以来、隔年で実施されており、東京都と北京市が友好都市という関係があることを根拠に行われているようです。
昭和59年からは支那から東京への訪問も隔年で行われているとのこと。
今回東京都下の区・市・町村議長が8名訪問したのは、隔年での実施毎の定員(特別区3名、市3名、町村1.5名)に基づき、「申し合わせ」による持ち回りで荒川区議会議長にも順番が回ってきた為だそうです。
特別区23区は5つのブロックに分かれており、荒川区は第二ブロック(荒川区、文京区、台東区、北区)に所属、今年は第二ブロックにお鉢がまわってきたので、この4区の話し合いで荒川区議会議員議長が行ったとのこと。
訪問団参加者の自己負担は有りません。財源は何かというと「(財)東京都区市町村振興協会」が主催している「市町村振興宝くじ」の収益金。「地域交流」などの名目でお金が割り振られているようです。
2年に1度、この北京訪問団の為に1000万円が予算として組まれます。今年度の予算は以下の通りです。
・渉外費(記念品購入、視察時等諸雑費)
1,000,000円
・旅費(訪中旅費、連絡調整旅費)
1,300,000円
・事務費(消耗品購入、報告書・写真集作成経費)
1,350,000円
・役務費(通信・運搬費)
50,000円
・委託料(渡航・通訳経費)
5,000,000円
・予備費
1,300,000円
(以上です)
平成19年度は参加議員が5名と少なかったので、決算は4,981,425円となり、残額は「東京都区市町村振興協会」へと返納したそうです。
こうした「自治体宝くじの収益」という公金を使っての北京訪問、その概要が「区政会館だより」の10月号の8面に掲載されています。文中リンク先を参照下さい。
枝葉を削ぎ落して記事中で分かっている日程を書くと・・・。
1日目 北京市人民代表大会へ表敬訪問。幹部と会見。
2日目 北京市昌平区人民代表大会を表敬訪問
複合的地域づくり「鄭各庄村」訪問(参考記事)
3日目 北京都市計画展覧館や798芸術工場等を視察
北京オリンピックメインスタジアム「鳥の巣」訪問
夜に前年度訪問団団員との交流会開催
その後、杭州市、上海市を順次訪問。折江省人民代表大会との交流、上海世界環球金融センター等の視察。
「北京市や中国に対する理解と友好親善の絆を深め」帰国の途についた。
小坂はこうした訪問団に強い疑問を持っています。
★そもそも、血塗られた虐殺を現在進行形で国内外で続けている支那共産党の主要拠点である北京市との「友好交流」など、「チベットや東トルキスタン、南モンゴル等での血塗られた植民地支配への加担」になる上「支那の恐怖政治延命」の手助けにもなる。
経済的な繋がりが有るのは事実だが、それは国策として縮小し、台湾国やインド、東南アジアとの連携こそ深めるべき。
★「宝くじの収益」という公金を使って隔年で訪問する必要性が有るとは思えない視察内容。友好交流の名の元に支那ツアーを行っているとしか小坂には思えません。
★友好都市の北京市との交流を掲げながら、何故、上海や杭州という観光地をわざわざ訪問するのか理解不能。「中国への理解を深める」との趣旨の言葉が紹介記事に有りましたが、この理屈が通るのであれば、もう、何でも有りの世界ですな・・・。
ブログ読者の皆様はどのようにお考えになりますか?
支那ツアーを公金で実施する必要は無い、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
小坂さんのような議員のいる自治体ではこういうことが明らかになりますがそうでない自治体ではこういうことが全く知られないと考えると、何ともいえない気持ちになります。
なんで中国なんでしょうか?
うまくたぶらかされて、中国に利用される政治家を増やすだけなのでは?
「友好親善」というのであれば、中国の政治家も日本に来るべきですよね。
もちろんその費用を日本側が負担するのではなく。
本当に!まだまだ地方自治体での無駄遣いは尽きることが有りません・・・。
>>曲屋 様
支那共産党は「武力を使わない情報戦」で日本を取り込もうと手を変え品を変えやってますので、このような形でのこのこと行くのは理解に苦しみます。
支那からも隔年で来ているようです。血塗られた独裁組織と「お付き合い」して何の友好なのでしょうか・・・?