隅田川に架かる28番目の橋となる千住汐入大橋の近くには、かつて「汐入の渡し」が有りました。明治23年から昭和42年の毎日午前5時から午後6時40分まで多くの人や荷物を運んでいたそうです。かつて汐入地域には東京紡績会社(現在のユニチカ)、日本石油、カネボウなどの大工場があり、対岸からの通勤の足に欠かせなかったとか。
汐入側のスーパー堤防を歩いていくと千住汐入大橋が見えて来ます。


式典の会場となる足立区側に歩いて渡ります。

対岸には渡り初めを待つ多くの方が行列をなしていました。

足立区側のテントで行われた記念式典。挨拶する西川太一郎荒川区長。

式典の後、テープカット、くす玉割りと続き、

騎馬とブラスバンドに先導されて渡り初め。交通開放は明日19日の午前10時となります。

その後、13日の記事に書いた通り、同じく汐入地区の「白髭西地区市街地再開発事業 防災拠点完成式典」に出席。4月に完成する汐入公園を含め、周辺540haからの最大で12万人が避難できる広場が確保されます。
汐入地区の再開発により以下のような改善がなされました。このエリアが防災拠点となるわけです。
・オープンスペース(道路・公園等)面積 4.9ha が 26.2haに
・建築物の不燃性率 5% が 100%に
・土地の高度利用(容積率) 66% が 238%に
・住宅供給戸数 1,471戸が 4,500戸に
・定住人口 4,131人が 14,700人に

汐入公園、広い!多くの桜を植えて桜の名所にする予定です。

正式開園は4月なのですが、今日に限って遊具も開放。明日からは4月まで使えなくなります。

親子で賑わってました。4月以降に娘を連れて遊びに来たい・・・。


靴を脱いで歩き、足裏のツボを刺激するこんな設備も。

都副知事、都議会議長、荒川区長、区議会議長を始めとする方々による桜の記念植樹(10本)。


式典終了後、日の記事に書いた防災イベント会場へ。はしご車体験搭乗が見えます。

日時計広場では警察が展示、訓練をしていました。

熱気球からの防災拠点観察は大人気ですぐ整理券がなくなったとか。この多目的広場にはヘリの発着も可能です。また、炊出し訓練を行っていたピクニック広場では平時はバーベキューができ、震災時には炊出しができるようになっています。

大道芸も各所で開催。






結構こじんまりとした橋ですが、これで足立区の駅までがかなり近くなりますね。
そうですね。両方の区で交流が深まると良いですね。この橋の近くにできる団地(荒川区内)に住む方は南千住駅より京成線関屋駅の方が便利かもしれませんね。