2009年12月13日

歴史の中に自分がいることを自覚し、引き継ごう!

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 いつもは夜ふかししてしまうのですが、今朝は5時半に早起き。少年野球団体の開会式から一日が始まりました。以下のような挨拶をさせていただきました。

「今大会も指導者の皆様のご尽力によって5回目を迎えたこと心からお喜び申し上げると同時に、硬式・軟式野球の相互理解が進むことを期待しております。

 参加をされる選手の皆さんは、それぞれのチームで学んだフェアプレイの精神をもって全力で戦って下さい。

 選手の皆さんに3つのお願いが有ります。
 一つは、「こうして野球ができるのは家族や指導者の陰日向での努力があるからだということに感謝をして欲しい」ということです。

 二つ目は「今、目の前にいる家族や指導者だけでなく、ずっと昔から野球というものを守り伝えてきた多くの関係者の努力にも感謝して欲しい」ということです。

 日本の野球の歴史は、今から136年前の明治6年(1873)東京開成学校(現東京大学)のアメリカ人教師ホールス・ウィルソンが生徒に教えたことから始まります。それ以来、多くの人々の努力で今、日本の野球が盛んになったのです。そうした先人の努力を知ると同時に感謝の気持ちを忘れないで下さい。

 そして三つ目は「こうして安心して野球ができるのは日本という2千6百年以上の歴史を持つ国が多くの人たちの努力で引き継がれてきて、多くの血も流してきた。

 今も多くの人達が努力をして見えるところ、見えないところで日本という国を守っている、ということを忘れずにいること。そして、皆さんが大人になった時に、日本という国において皆様の次の世代の人達の為に守るべきものをしっかりと守っていけるよう、多くのことを野球や勉強を通じて学んで欲しい」ということです。

 以上、3つのお願いをし、今日一日の戦いが大いなる学びになることを祈念し、挨拶とします。頑張りましょう!」


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 挨拶の後、荒川遊園の近くを通ると、多数の女性が列を作っていました。8時過ぎで、100人以上いたかと思います。荒川遊園のコスプレイベントの参加者のようです。

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 その後、町屋を周っているときに見かけた区立第四峡田小学校のグランドの現状。芝生の養生で全面シートに覆われています。教育委員会に現状を確認せねば。

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 その後、東尾久1丁目町会の餅つき大会にお邪魔して娘も餅をつかせていただきました。

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 南千住駅前と東口を結ぶ地下通路にはクリスマスの美しいイルミネーションが。家族連れの記念撮影スポットになっています。

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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 子供達へのご挨拶、大変素晴らしく、深く感動いたしました。以前の記事でも小坂さんが述べておられました歴史の「縦軸」、これを実感することこそ歴史を学ぶ最大かつ最終の目的だと思います。
 私の個人的な経験で恐縮ですが、自分がこの縦軸を実感できたのは、一つには私の父が個人的に勉強という形ではなく、日常の会話の中で歴史を教えてくれたことが大きかったです。また、偉人伝も大切ですが、繊細な絵画や伝統工芸品を本やテレビで見たりすることで日本の伝統の美しさを実感しました。
 このような経験から考えるに、歴史の縦軸を次代へ継いでいくには、

1.家庭教育の力は大きい。英語や数学ならば学校に頼る必要はあるが、歴史は躾と同じく親から子へ引き継ぐものとの自覚は必要。偏向教育を受けたせいで、知識に自信がないという方でも、子供と一緒に勉強しなおすという姿勢で十分だと思います。

2.縦軸の自覚と誇りの育成にはある程度の時間と反復が必要。逆を返せば自虐史観の授業が一回あっただけでは「洗脳」は不可能と思います。家庭、地域(学校に良い教師がおられたら当然学校でも)で繰返し日本の伝統と良さに触れられるよう具体的にどういうことをすれば効果的か情報を交換し、試行錯誤を繰返す必要がある。

といった点がポイントになってくるのではないでしょうか。
 これからも地域の子供達のために頑張ってください。私も微力ながら頑張りたいと思います。
Posted by 関西の一保守主義者 at 2009年12月15日 01:17
>>関西の一保守主義者 様
 ご指摘、実に同感です。家庭でしっかりと教育すべきということをもっと強調していきたいと考えています。

 「縦軸の自覚と誇りの育成にはある程度の時間と反復が必要」ということは本当にそうですね。そうした姿勢を学校でも家庭でも増していく社会の雰囲気を作っていくべく尽力して参ります。
 
Posted by 小坂 英二 at 2009年12月16日 17:46
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