2006年02月26日

阪神大震災で役立ったもの ベスト10

 2月13日の記事に書いた消防団員として出動する予定であった「親子防災フェア」は雨天で中止でしたが、夕方に別の団体が防災の集いを開いた場に出席しました。そこで紹介された「阪神淡路大震災で役立ったもの ベスト10」について紹介致します。

 1位 懐中電灯(夜間の避難、消灯後の避難所でトイレ等に行く際にも重宝
 2位 食品(区等の備蓄品がありますが、各自の備えも必要です。
       可能なら自分の好物で保存の効くものを備えておくと食べる楽しみで気が紛れます)
 3位 キッチンラップ(食事をする際に皿に巻いておくと、
       食後はずすだけで皿はきれいに保てます)
 4位 ビニール袋(あらゆる使い方が可能。トイレにも使用可)
 5位 携帯ラジオ(正しい情報収集に不可欠)
 6位 トイレットペーパー
 7位 乾電池
 8位 ウェットティッシュ 
 9位 軍手
 10位 小銭 

 東京都のホームページにも首都直下地震についての新たな被害想定が掲載されています。この機会に震災に備えて非常袋の中身を上記のベスト10を参考にチェックされてはいかがでしょうか?あと、参考までに区の震災への備えの概要をリンクで示しておきますので、ご覧下さい。

small_ribon.gif震災に対して日頃の備えが重要、と考える方はこちらを押してください。

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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 防災・防犯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
このところ震災に備える記事を見かけることが多くなりました。
私は、神戸震災時に直後の緊急復旧に携わりましたが、そのときに見た光景は忘れられません。
強烈に覚えていることは、5〜6m幅くらいの道路(2車線位の道です)は、左右から家が崩れ落ち、そこら中で家の屋根が垂直に道路に立っており、人が歩いた道が、まるで獣道みたいにその間を縫って出来ていたの思い出されます。
この状態では、まず外部からの恒常的な輸送は出来ない環境になり、援助物資はまず途切れ途切れしか必要なところに届かないでしょうね。
私の会社も、緊急の災害復旧に出かけたが、現地で被災者と同じように、食料・飲料水などを援助を受けるようではいけないと思い、出来るだけの物資・設備を持たせて現地に向かいました。
このときに初めて知ったのですが、個人がプロパンガスを他府県に持って行くことは、法律で禁止されていると言うことで、とにかく震災の神戸でプロパンガスは調達してほしいとガス会社に言われたときは、正直面食らいました。
現地の状態を考えると、まずそんなことは不可能に近く、再度強くガス会社に言うと、県のプロパンガス協会を紹介され、そこでも同じことを言われました。
その当時の緊急事態に対して法律を盾に、とにかくダメ!の一点張りだったので、「じゃそこまで言うのなら、そちらで手配できるかどうかやって見てくれ。」と依頼したところ、約束の日時の夕刻に同じ兵庫県の姫路から一晩掛かって届けられました。(国道は、災害復旧や安否を心配してやってくる人で大渋滞の状態でした。)
私も法律を学んできた一人として、法律は必ずしも万能でないと思っております。
これから起こる災害に対しては、ある程度超法規的な処置も必要ではないか思いコメントさせて頂きました。
Posted by 派遣人 at 2006年02月28日 11:50
>>派遣人 様
詳細なコメント、ありがとうございました。プロパンガスについてそうした問題が有ったのですね。こうしたことについても研究してみます。今後も、お時間が有れば、世間であまり指摘されていないような、震災時の課題を教えてくださると嬉しいです。
Posted by 小坂英二 at 2006年03月01日 15:13
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