2010年01月28日

紙芝居劇場、いよいよ3月に東尾久に開設!

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 昨日、お邪魔した熊野前銀座の「紙芝居劇場」(関連ブログ記事)の開設準備をしている事務所(場所はこちら)。荒川区の空き店舗対策事業を活用していただき、今年の3月にいよいよ、正式オープンだそうです。マスコミからの問い合わせも多数来ているとのこと。

 紙芝居発祥の地である荒川区で、常設の紙芝居劇場が根付いてくれることを強く願っております。

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 劇場の一角では耐水の「じゃぶじゃぶ紙芝居」を販売していました。正価や品ぞろえ(100話)はこちらのページに記載の通りですが、東尾久の紙芝居劇場では、何と紙芝居枠も物語一つも「250円均一」で買えます。気軽に立ち寄って買うことができるので、是非、どうぞ。

 この売り上げは「NPO法人国際耐水教科書支援協会」の途上国支援に使われます。以下、その取り組みの概要を転記しておきます。

▼耐水性教科書とは
水、ホコリ、海水、油、砂。
これらの悪条件に強く、半永久的に使用できる今までにない紙を使用した書籍。それが株式会社フロンティアニセン (代表取締役:真下彪 (ましもたける) )が開発した『耐水性本』です。
『耐水性本』は、どんな劣悪な環境でも高い耐久性を発揮する塩ビ素材の本で水にぬれても全く劣化しません。
この特性を有した『耐水性教科書』で子ども達の持つ『知恵と個性の種』を育てたい。その知恵が国を支える礎となり、国力は確かなものになっていくはずです。

▼今後の展開
各出版社との連携のほか、今後は各国の大使館を通して各国に『耐水性教科書』を提供し発展途上国の教育改革を進めていく予定です。
この教育変革活動を通して、世界の五大問題である『戦争・貧困・医療・環境・エネルギー』の根本的解決を目指します。

▽NPO法人・国際耐水教科書支援協会とは
『国力を育む事、それが本当の意味での【支援】です』

我々は寄付金や支援物資を送るだけの断続的な貢献活動ではなく、『教育によって根本から国を豊かにする支援』を信条に日々活動しています。

発展途上国とされる国々を取り巻く様々な問題を根本的に解決する為に、国の将来を担う子ども達の初等教育を充実させる事が本当の意味での解決です。

世界のどんな国の子ども達も公平に教育が受けられ、誰もが希望に満ちた将来を夢見ることが出来るために、私たちが今出来ることは、技術で教育の場所を提供することだと考え、この活動をスタートしました。

『教育』で一番大事な時期は、本格的に文字を使って学習を始める『小学校1年生』の頃。物事に対する『好奇心』と、学びたいという『向上心』が一気に花開くこの時期に教育を受けることで、将来の道が大きく開けます。

しかし、おかれている環境によって、教育を満足に受けることが出来る子どもと受けることが出来ない子どもがいることも確か。
特に発展途上国の子ども達は満足な教育を受けることが出来ません。

私たちは下記の方法でこの『耐水性教科書』を発展途上国の子ども達に無償で提供しようと考えています。

1) 時間がかかっても日本国のODAに基づく資金援助を得ること。
2) 賛同される企業ならびに個人からの献金・寄付・募金を集めること。

もしもこのような支援が十分に得られない場合は、その国の得意とする産物との交換による。

私たちは、この教科書を通じて、井戸を掘る方法だけでなく、自分たちでそれを普及させることで、自立した生活を送ることの出来る『知識』をつけてもらうための『学習』をして欲しいと考えています。


NPO法人・国際耐水教科書支援協会
東京都中央区新川1-15-2
理事長:真下彪 (ましもたける)
代表TEL:03-3297-3132
代表FAX:03-3297-0210
URL:http://www.f2000.co.jp/ (株式会社フロンティアニセン)

【本件に関するお問い合わせ先】
NPO法人・国際耐水教科書支援協会
担当:真下
Email:mashimo@f2000.co.jp
所在地:〒104-0033 東京都中央区新川1-15-2
代表TEL:03-3297-3132
代表FAX:03-3297-0210

(以上、転載終わり)

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 「じゃぶじゃぶ紙芝居」の枠と2つの物語を買ってきました。娘に風呂で読み聞かせると喜んでましたし、「自分で読む!」と言って、自ら読み聞かせてくれました(^^)。お風呂でのコミュニケーションにとても良いですし、気軽なプレゼントとしても喜ばれるのではないかと思います。

small_ribon.gif紙芝居劇場の開設を楽しみにしている、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小坂先生、こんばんは。
この紙芝居小屋について、かねがね疑問に思ってきました。
株式会社を標榜しながら、なぜ無料なのか?
真意はなんなのか?
怪しい勧誘?催眠商法?

誹謗中傷が書き込みの目的ではありません。
恐いんです。
周囲のママ達に聞いても、やはり皆さん、怖いから近づきたくないそうです。
良い物なのだとしたら勿体ないですね。
Posted by 東尾久在住幼児の母 at 2010年02月17日 01:17
今までの荒川区の空き店舗対策事業に対しては、非常に厳しい目線でチェックしていた印象がありますので、今回の取り上げ方に違和感を覚えます。
紙芝居士を養成する道場として安く荒川区民に見てもらい鍛えて、プロの紙芝居士派遣業を他の部署で行うことで経営を成り立たせるのでしょうか?
こんなことは小坂先生が説明することではなくて、その紙芝居小屋が宣伝PRすることですね。失礼しました。
Posted by 今回匿名希望 at 2010年02月17日 23:19
紙芝居は子供の娯楽。南千住なら納得できますが、子供の少ない尾久地区では経営が大丈夫なのでしょうか?
Posted by 荒川区在住幼児の母 at 2010年02月18日 00:08
>>東尾久在住幼児の母 様
 事業を本格的に始めるのは今年の3月からです。物品販売や無料事業、有料事業も織り交ぜながら経営を成り立たせるようです。また、出張事業(都心のホテルで懐かしの日本を感じる子供向けのイベント)なども行っています。様々な事業を織り交ぜて事業を成り立たせるようです。
 何度も現場を訪問していますが、ご心配されるような要素は全く感じませんので、機会を見つけて足を運んで見ては如何でしょうか?

>>今回匿名希望 様
 空き店舗事業で厳しい見方をしていた案件は「韓国物産を売る店が多数有る商店街で、同様の店が更に出店することに補助金を出すこと、特にその店舗の所有者は商店街理事長」といった案件のことと思います。既存店舗への圧迫と共に、商店街振興にとてもならない店に補助金を出すことに異議を唱えた訳です。
 この紙芝居事業は既存の店舗と競合する要素も少なく、新たな要素ですから、期待をするものです。経営については、区で事前に専門家の意見を聞きながら判断をしていますし、このコメントの上部に書いたように、商店街だけで活動をする訳でもありません。いずれ、事業の本格展開をする際に、詳しく知っていただくことができると思います。

>>荒川区在住幼児の母 様
 民間企業の行う事業に100%大丈夫などということは有りませんが、現地の状況を把握した上で事業計画を立てています。このコメントの上部に書いたように、出張事業などを始め様々な取り組みをしていますので、期待をして是非、盛り上げていただければ幸いです。
Posted by 小坂 英二 at 2010年02月18日 08:09
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