昨日自転車で豊島区役所を訪問した後、「池袋本町プレーパーク」現場を見学してきました。場所はこちらです。
既存の公園はとかく、「禁止事項」が多く、のびのび遊べません。何でも訴訟にもちこまれますし・・・。プレーパークでは自己責任を合言葉にのびのび遊べる場を提供しています。
「池袋本町プレーパークの会」のHPを是非、御覧下さい。園内の写真はこちらです。
週に4日間、二人のプレーリーダーが常駐する形で公園は開かれています。プレーリーダーの募集要項はこちらの通りです。
日本全国のこうしたプレーパークは「日本冒険遊び場造り協会」のHPに掲載されていますので、参考までに御覧下さい。
園内に建てられた二棟の物置。地域の方の日曜大工とプロの仕上げで作り上げられたとか。
物置の中身は、スコップに鍋、釜、縄・・・・。
布団が沢山あるのは、「木から飛び降りる遊びの際にクッションにする」とのことです。
池袋本町プレーパークは区立小学校、保育園、区立公園に囲まれたとても良い場所に位置し、天気の良い日には30人位で賑わうそうです。こちらの土地はもともと国鉄職員の寮が有った場所で、それが豊島区に払い下げられ、防災広場となっていた。その防災広場を活用しているそうです。
写真は隣接する小学校のミニ水田。自由に行き来できます。
2月の予定表です。土曜日に「火のマーク」がついているのは火で遊ぶことのできる日ということです。
ここで行われたイベントの写真集を下記から御覧下さい。とても素晴らしい地域の取り組みに拍手です。手動式スライドショーです。
★平成21年7月19日 ウォータースライダー(手作りウォータースライダーに加え、流しそうめん、ドラム缶の五右衛門風呂も!)
★平成21年5月23日 おにぎりにぎにぎ!
泥遊びも、し放題。
当日、プレーリーダーの方から話を伺ったのですが、3月14日(日)には冒険遊び場の先駆者である天野秀昭氏の講演が有り、その後、棒の先にパン生地を付けて焚火で焼く場も有るとか。詳しくはこちらを参照下さい。
荒川区では西日暮里公園において、昨年から「冒険遊び場」(参考ブログ記事:平成21年7月13日=動画も有ります)が月に1回、第二日曜日(明日ですね!)に地域のNPO団体が主催する形で開催されていますが、こうした素晴らしい場をもっと常設に近い形で設けられるように議会で問題提起をして参ります!!
プレーパークのような場を広めていくべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
都市開発が進み、交通の簡便化等が図られる反面、森林が自分の周りからなくなるというのは大変寂しいです。
こういった、自然に近い公園というのも必要になってくると思います。
子供も、多少の怪我をしなければその痛さが分かりませんし、自己責任っていうのはとても大切であると思います。
二枚目の写真の看板に、「責任」とともに「道徳」の文言も入れておくとなお良いのではと思いました。
責任の根拠は道徳であるというのを明確にしておくと、子供達も「では道徳とは何か」と知りたくなるんじゃないかなと。
某総理と某幹事長も、この公園で泥遊びなどしたらいいんじゃないかと思います。もちろん、自己責任で。
これ、「映画『三丁目の夕日』の世界」と言えばいいんでしょうかね。今振り返ると、これはまさにある種の「(地域の)濃厚なコミュニティー」とも言えます。
その後は、塾通いや稽古事が増えたり、テレビゲームの普及、それに加えて少子化‥地元の小学校も、合併で校名まで変わりました。という事で、こういう光景を本当に見かけなくなり、「希薄」な地域社会になった感じです。
「あの頃は良かった」ネタになってしまいますが、「路地裏の遊び」には数字では表せない価値があると思います。次の世代に伝えたいものですが、何かいい方法はありませんかね??
こうした公園の整備と共に、自然豊かな公園に荒川区の子供達が足を運ぶきっかけを増やせるように尽力したいと思います。
>>クマー 様
良いですよね!娘を連れていきたくなります。後で服の洗濯が大変かもしれませんが・・・。
>>風林火山 様
地域共同体の再生の為に、町会活動に子供達がもっと主体的に取り組めるように、その枠組みを作りたいと考えています。世代を超えた交流の場を増やすことが肝要かと思います。