2010年02月14日

米国在住日本民族から祖国を憂う叫び

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 今朝は地元の赤土町会の餅つき(写真は臼を掃除する娘)に娘と共に御邪魔をしてから、カラオケの会にも参加。
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 写真は一昨日、献血ルームで受け取った「献血150回記念品」。こうした杯をいただくのは4回目です。大事にします。

 さて、先日、米国在住の日本人の方から受け取ったmixiのメールを、御本人の了承をいただき、一部、プライバシーに配慮した編集をした後掲載致します。国外から日本を憂う、こうした声に、日本に住んでいる日本人はもっと耳を傾けるべきだと考えます。

 長文になりますが、お読みいただき、海外の現状と日本の行く末について、是非、お考えいただければ幸いです。

(以下、メールから転載します)
 私は、今から4年半前に、(米国籍に)帰化しました。理由は、主人の仕事上、私が、アメリカ国籍でないと、いけない状況に瀕したからです。主人の将来の昇進の為、自分の国籍を捨てました。元々、日本人としての誇りを持つように育てられていましたので、私にとっては、それは、一大決心でした。

 親子留学で、今のアメリカ人の主人と知り合い、子連れ学生結婚をしました。その後、9.11同時テロが起き、アメリカ経済は、混乱に陥りましたが、運よく(主人は、成績優秀だったので) 政府のセキュリティー専用の奨学生に選ばれました。

 これは、大学院の学費全額と、生活費を、政府が出してくれるというもので、その見返りとして 連邦政府に最低2年以上は、勤めないといけないというルールーがありました。主人は、コンピューターセキュリティーを専攻しました。 

 卒業を控えて、就職活動をしていましたが、問題がありました。私が、アメリカ国籍でないということです。

 主人が学んだ分野の連邦政府の就職先は、セキュリティーということで、面接を受ける前から、FBIもCIAもNISも、私が日本人だからということで、拒否されました。家族全員が、アメリカ国籍でないと、いけないという条件です。
(日本国で、国の役人を採用する時、これほどの、調査をするでしょうか?)

 それから、この奨学生に選ばれて、就職するときに、全員身元検査を受けます。ある奨学生は、監査院の質問で、「麻薬を吸った経験がありますか?」と言う質問に、「No-]と答えました。でも、彼の友人は、「彼は、したことがある。」と、答えたので、正直に、吸ったことがあると答えていれば、問題なかったのに、嘘をついたということで、奨学金全て(約800万円相当)を、政府に払い戻さないといけなくなりました。

 ある奨学生は、卒業後2年間連邦政府で働くというルールーを守らずに、民間企業に就職した為に、奨学金全額を支払わないといけなくなりました。

 さて、私達は、仕事を見つけたくても、私と長女が日本人だった為、募集先から拒否されていました。しかし、民間に就職すると、奨学金を全額政府に払い戻さないといけない、、、私達には、そのような大金もない。それで、帰化を拒否して、離婚するわけにもいかない。(子供がいたためも・・・)
それで、意を決して、帰化手続きをすることにしました。

 申請の条件は、結婚して、最低3年以上でないと、申請できません。(Green Card保持者でした。)
次に、Immigaraton and Naturalization Service(INS)に手続きの書類を出します(20ページぐらい自分の情報を書きます)今は、INSは、USCIS(US Citizenship Immigration Serviceに名が変りました)
申請手続き額は、$600ぐらいでした。
それから、6〜9ヶ月待ちました。

 その後で、英語の口答のテストと、基礎的なCivilize Naturalization Testを受けました。
このテストの内容は、U.S. Citizenship and Immigration Serviceのサイトで、探すことができます。

 そこで、基本的なアメリカの歴史、地理、有名な大統領名、都市、星条旗の意味、アメリカ憲法、改正10条(この中には、言論の自由や、護身の為、警察が個人の家に勝手に入ってはいけないとか、宗教の自由とか、民主政治、三位分立、などなど、)そういうものが、入っています。あと、アメリカの国旗に忠誠の誓いなどを、覚えました。
確か、80%ぐらい正解でないと受からなかったと思います。


 英語の口答テストは、筆記のないようの質問や、犯罪歴がなかったかとか、国外追放されたことは、なかったか?とかを、質問されて、答えなければいけませんでした。

 その後、受かったかどうかが、発表され、仮市民権証書を受け取って、大統領(ブッシュだった)の歓迎ビデオを見て、皆で、忠誠の宣誓をしました。

 その後、本市民権をもらうのに、指紋を取ったり、写真を撮ったり、身元の書類を、申請して何週間か何ヶ月か後に本書類が郵送されてきました。

 その後、日本大使館に行って、日本パスポートを破棄しに行きました。(ここで、2重国籍になる人もいますが、私の場合は、主人のBack ground checkで、バレると、ひどいことになると思いまして、日本人国籍を、ここで、あきらめました。(涙がでました。。。。)

 ちょうど、この帰化手続き最中に、ある連邦政府の仕事が、決まりました。(私が、帰化手続き中ということで、極秘機関以外の部署でしたので、採用されることになりました。)

 主人の身元調査では、過去にさかのぼって調べられますので、友人に電話をしたり、親戚や学校を調べたり、伴侶の身元も調べられます。 私の父が、政治家でしたが、当選当初の若い頃は、社会党所属で、後に、自民党へ、移党していますので、そこで、ひっかかりは、しないかと、かなり 緊張しました。

 連邦政府への就職は、どんなランクでも、$300ぐらいから〜$10,000ぐらいにわたって、身元調査が行われます。これには、宗教も、全部調べます。私の帰化の場合にも、宗教を書きました。
犯罪歴があるかも、書きます。

 アメリカでは、グリーンカード保持者でも、参政権は、ありません。ただ、こちらの問題は、違法入国者です。オバマは、先の国民全健康保険の法案で、老人向けの健康保険額を削る予定でした。(私のサイトにも載せましたが、) しかし、問題は、これに反して、何百万人もいる、不法国入者に対して、恩赦を与えて、市民権を与える。と、言っていたのです!だから、知識のある一般市民は、こんな馬鹿な、インチキ保険はないと、怒って反対したのです。(まだ、決まっていません。)

 不法入国者に対して、「ああー、かわいそうだから、、」と言っている民主党の議員達は、特定の企業(農業を含め)から、Ear Mark(献金)をごっそりもらっています。それで、不法入国者に対して、見て見ぬ不利をしています。ナンシーペローシ(Congressの議長)の出先、サンフランシスコには、不法入国者は、わんさとおり、そういう不法者への無料健康保険(Medicade)などの支出で、州は、大赤字です。大体、民主党多数の州(CA,NY,NJ, MA,,,)とかの州は、大赤字です。つまりは、安い労働力(自給3ドルぐらい)で、不法労働者を働かしている企業から献金をもらうので、不法入国は、取り締まれない、犯罪は増える、教育は、低下する。結局 それで、一般国民に負担がかかって、税金はあがる。市民の仕事は、不法労働者にとられる。悪循環です。
それでも、そういう票集めの為、同性愛者、犯罪者、低収入者、また、労働組合の機嫌をとる為の政治で自分の権力の為に、動いている状況です。

 これは、現在版の「奴隷制度」 なんです。 民主党は、中身は、そうなんですが、それに反論すると、すぐ、「人種差別だ」といって、それを、武器にしています。

 まったく、日本の今の政権の党と同じ手法です。
 アメリカの民主党は、歴史を捏造しています。


 日本の日教組のようなのが、アメリカにも、Teacher's Unionというものがあり、給料が安いと、ストライキを起したり、これが、くせもので、学校で、曲がった歴史を教えたりしているので、私も、娘の担任教師に手紙を書いたりして抗議しています。

 自動車産業の労働組合が、アメリカをつぶしていることも事実です。(仕事を怠けて、旅行三昧、無計画カードローンの贅沢その日暮らしをして高収入、退職者への支払いで自動車が高くなる。オバマから、国民の税金をガッポリと、盗んでいます)

 日本は、アメリカの属国のようなものでしたから、本当に現状が、極似しています。

 アメリカも、このままでは、滅びに向かっています。中国が、こちらへも、進入を狙っています。これを、食い止めるには、知識を持った一般市民の根強い 働きでしか、追い出せません。民主主義が、多数決で決まるなら、市民を目覚めさせるしかないと思います。

 アメリカ市民権を取る為に、不法入国者や、外国人が、偽装結婚をするということです。
 
 主人の姉が、ベネズエラ人の違法入国者に騙されました。 結婚して、子供も2人作って、3年後から、市民権が取れるということで、ずっと、恋愛を装っていました。

 私は、その結婚式で、会った瞬間、この男は、怪しいと思っていましたが、やはり、市民権を取った後、別居生活に入り、同性愛に変身して、(これは、離婚理由を作ろうとしていたと思う) 離婚となりました。
義姉は、子供4人となりました。 援助もないので、一人でがんばっています。

 他にも、契約会社の従業員が、フィリピン人女性と結婚しました。5年後、市民権が取れました。
すると、ある時、突然、蒸発しました。 こどもを、3人残して。。。。

 主人は、この身近な例を知っていたので、私には、市民権を取っても、逃げるなよ。と、言っています。

 これを、言いたかったのは、日本人男性と結婚詐欺が相次いでいますよね。日本の友人の弟も、これに騙されました。結婚してしばらくして、逃げられました。結婚ブローカーには、400万円支払ったようです。

 特に、田舎の結婚できない男性を対象にターゲットにして、日本に移住して、それから日本侵入を企てています。だから、外国人参政権は、危ないのです。


 それから、大学のコンピューターセキュリティーの学科には、たくさんの中国人留学生が、政府から送り込まれていました。韓国系も(韓国人に成りすました北朝鮮人ともとれる、、、) ここの大学では、どのようにサイバー攻撃が行われるかとか、そういうことまで、教えているのです。普通の大学生ですが、これが中国国内に戻ると、政府のご恩返しとして、サイバー攻撃を送る工作員と変化するのではないか?と思うと、恐ろしい限りでした。

 ちなみに、その大学だけでも、1日に、200回ぐらい、中国のハッカーから、攻撃を受けていたようです。

 また、米国民間兵器産業で働く従業員が、中国の工作員の賄賂の金額に負けて、秘密兵器の模型情報を全て、そっくり、中国へ提供してしまったりと、日本でもありましたが、そういうことも、アメリカでもいくらでも起こっています。 金に弱い、人間。

 でも、金に目がくらんで、人間の価値は、落ちるのです。(小沢も)

 私の父は、貧乏議員でした。ある時、私が、こども心に、「どうして、他の政治家は、金持ちになるのに、うちは、貧乏になるの?」と、聞くと、「ばかたれー、人の為に、尽くすものは、貧乏になるんだー」と生前言っていました。

 父も、正義感が強い人だったので、日教組や社会主義と戦っていました。が、元気な父が5年前に、ぽっくり亡くなりました。不に落ちぬ死に方で、楽だったんですが。。。反対派にやられてしまったのでは?とその時思いました。私は、海外に住んでいましたので、知る由もありませんが、、、
 
 その後、あっという間に、安倍さんが叩かれ、麻生さん、なんか、おかしいような??と、思っているところに、オバマが現れて、アメリカが社会主義に変っていき、そして、中川さんも亡くなりました。そして、日本も、民主党政権になりました。。。。

 それで、私は、子孫の為に、今、戦わないと、あのチベットや、ウィイグルのようになってしまうのでは?と心配でしかたないのです。

 若い、正統派議員が、日本には、必要です。 がんばってください。
(以上、転載終わり)

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posted by 小坂英二 at 12:00| Comment(12) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
凄い勉強になる内容です。
米国の民主党も問題ありなのですね
Posted by 赤城成美 at 2010年02月14日 13:10
為になる内容なのでmixi日記に日記ごと貼らせて頂きました。

事後報告で申し訳ありません。
Posted by ぴんえ at 2010年02月14日 13:46
大変勉強になりました。

単なる事務手続きだけで済ます日本とは大違いですね。

帰化制度は、厳格なものにすべきであると思います。
Posted by Saxe Blue at 2010年02月14日 14:14
まさに外患誘致の問題、ということですね。よく「お花畑」なんて言い方をしてますが、確信犯以外の私たち一般国民もお花畑なのかもしれない。結婚詐欺のことなど思いもよらなかったです。
それにしても身辺調査というのは徹底してますね。私は昔々警察官になりたいと思い立ち受験したことがありました。三親等以内の親族の調査をされたと思いますが、参政権を与えるのであればこの程度のことは絶対にしてもらいたいです。全てが悪い奴じゃないなんて言い方がされたりしますがそんなことは問題の本質じゃないんですよね。
Posted by tnt at 2010年02月14日 14:25
この話は、あちこちに転載するべきです。
Posted by at 2010年02月14日 15:32
twitterから参りました。

アメリカで既に表面化している危機が、もう自分達の背中に張り付きつつある事が良く伝わる内容です。

勝手ながら、内容を転載させて下さい。

決して悪用は致しません!!
Posted by みぃ at 2010年02月14日 15:33
「ばかたれー、人の為に、尽くすものは、貧乏になるんだー」

こういうことを言い、実践している人にこそ、積極的に従い見習いたくなる気がします。
Posted by クマー at 2010年02月14日 19:53
立派な議員さんもいて安心します。
がんばってください
Posted by しのぶ at 2010年02月15日 01:54
はじめまして。
アメリカでも同じような問題に悩まされているんですね。知りませんでした。
しかも問題の政党が日本と同じ民主党とは・・
でも、日本のように超甘な帰化条件や二重国籍のままの外国人参政権問題がないだけはるかにましですね。日本は今まさに崖っぷちです。

結局は一般国民がしっかりしないと一部の人間の思うままになってしまうということでしょう。
一人でも多くの人にこの問題を広めて行こうと思います。
ありがとうございました。
Posted by さら at 2010年02月15日 02:55
言葉に強いところが有りますがご自信が感じたままを書いている事がよく分かります アメリカ人の国を大切に護るではない 育てている 悪い点 嫌なところを確り把握し世界のトップを続ける 改めなければ成らぬところが沢山有る事も判りました 我が国はその入り口に立っている現在 道を誤らぬ様国民一人一人が確りと考えて政治の動向を見定めて行かなければ成らない
他人頼りではいけないと考えます アジアの国々の帰化 参政権について知りたいのですが手がかりが掴めません 宜しく御願したいのですが
Posted by at 2010年02月15日 09:12
う〜ん、これはまた「深刻」なお話ですね。

そう言えば、日米開戦(真珠湾攻撃)の時、日本国籍のまま移住した1世はまだしも、現地で生まれた2世は悩んだに違いありません。

「天皇陛下と星条旗、どっちに忠誠を尽くすか?」

何しろ、「『敵国人』としてアメリカで暮らすか、それとも『祖国』を敵にして戦うか?」という「究極の選択」です。日本へ送還されたところで、今度は「アメリカのスパイかもしれないヤツ」(=敵?)と扱われてしまう。その悩みといったら、(失礼ながら)この方の比では無いでしょう。

そして、「星条旗」を選択すれば話が済む、というものでもない。兵役(陸軍の第442連隊は有名ですが)に就き、欧州戦線でナチスドイツを相手に「血を流す」事で、ようやく日系人は「アメリカ国民」として認めてもらった訳です。

>英語の口頭のテストと‥を受けました。そこで、基本的なアメリカの歴史、地理‥80%ぐらい正解でないと受からなかったと思います。

アメリカはそもそも「移民の国」「人種のるつぼ」であるという歴史的経緯があり、その一方で「9.11テロ」のお陰で外国人(観光客や留学生も例外でなく)への「監視」が厳しくなったとはよく聞きます。

しかしいずれにせよ、「帰化」を認めるのに、この位(その国の基本事項や、忠誠心の誓い)の「審査」は当然すべき事でしょうね。以前、チャンネル桜で出演者の方が「日本は帰化の審査が甘い」と発言されていましたが、なるほど納得です。
Posted by 風林火山 at 2010年02月15日 20:32
>>コメント下さった皆様
 ありがとうございます。転載は大歓迎ですので、ご自由にどうぞ!皆様の危機感、私も共有しておりますので、今後、様々な場でこの危機感に基づいた持論を展開して参ります。
Posted by 小坂 英二 at 2010年02月18日 08:22
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