
20日(土)から26日(金)までムーブ町屋で「きいちのぬりえ」のニューヨーク展の再現(詳しくはこちらをご覧ください)が行われています。是非、足を運んでみて下さい。
さて、3日前の19日の小坂からの本会議一般質問のご報告、第三弾です。
質問内容の全体は2月9日のブログ記事と2月10日のブログ記事に書いた通りで4つの大項目に30の小項目ですが、そのうち2番目の大項目「区民の心身の健康・安全を守る」の後半の小項目3つと2番目の大項目「区資源の有効活用・行政執行適正化」の前半4つの小項目ついての質問と答弁を下に記します。
(以下、小坂からの質問と答弁です)
2 区民の心身の健康・安全をしっかり守る
(6)中学校でダミー人形を一人一体使った
救命講習の授業を広げるべき
岐阜県の関市立中学校ではダミー人形を一人一体使った救命講習の授業を行い、夏休みの宿題には、救命技術を誰かに教えること、としてダミー人形を持ち帰り技術の習得を進めています。
AED設置が広がっている中、こうした取り組みを荒川区でも行い初期救急の担い手の裾野を広げ、救命率向上に繋げてはどうでしょうか?
★教育委員会次長答弁★
救命講習に関するお尋ねでございますが、生徒が実践的な救命方法を身に付けることは有意義であると考えております。
教育委員会では一人一体方式も含めて様々な方法を検討してまいりましたが、昨年度より日本医科大学の協力の下にダミー人形を生徒二人に一体使用し、生徒四人に一人の医師または看護士が付いて専門的な指導を受ける方式で実施しておりますので、ご理解を賜りますようお願いいたします。
(7)まちかど消火栓(一般水栓へ設置可能)の
設置推進で初期消火推進を
次に火災や震災時に一般水栓に繋ぐだけで一定の消火効果が有る街角消火栓を荒川区においても試験的に設置し、様々な消火手段の衆知を図り、問題意識の向上とそれに伴う設置促進で初期消火態勢の充実をすべきと考えます。
★区民生活部長答弁★
街角消火栓の設置推進についてのご質問にお答えいたします。
街角消火栓は、一般水道栓を活用できる特殊ノズルを採用した消火ホースであり、消火器に比べ放射時間に制限がなく、初期消火に効果が期待できるとのことであります。
地域防災力向上の観点から、初期消火資機材の一つとして、調査し、検討をしてまいりたいと思います。

(※上記写真が「街かど消火栓」です。平成21年10月24日のブログ記事の中程で書いております。)
(8)法定外税としてパチンコ・パチスロ課税を
都に強く求めると同時に区での実施も考えるべき
この項目の最後に、法定外税としてパチンコ・パチスロ課税を都に強く求めると同時に区での実施も考えるべきと申し上げます。
東京都で環境政策の面から課税を検討したことも有りましたが、立ち消えの現状です。
和歌山県議会では「換金行為の黙認状況や依存症患者の増加、それに伴う児童の社内放置事故など、様々な問題が存在していることに鑑みて、警鐘を鳴らす意味で県条例による法定外税としてパチンコ・パチスロ税の導入を検討すべき」との議員連盟も発足しています。
私も同様の問題意識を持っており、行政として「社会にとってマイナス要素が大きなもの」に課税をすることで、利用抑制や問題提起を行なう形で法定外税は極めて有効と考え都への課税実施を求めると同時に、それができねば区内でもパチンコ店25店舗に対する課税を実施すべきと考えますが如何でしょうか?
★区民生活部長答弁★パチンコ税につきましては、 東京都において、平成十二年十一月に東京都税制調査会の答申に基づき、法定外普通税として検討がなされ、その後、積極的な検討には至っていないと聞いています。
今後、改めて検討経過などを東京都に確認するとともに、他の事例等も調査・研究してまいりたいと考えております。
3 区資源の有効活用・行政執行適正化
(1)図書館開館時間・曜日拡大を。
現体制で不可なら指定管理制度導入を
3項目目として「 区資源の有効活用・行政執行適正化」について聞きます。
まず、図書館の開館時間・曜日拡大をすべきと申し上げ、区の非常勤職員がメインの現体制でそれができないのであれば指定管理者制度導入でサービス向上を行うべきと考えます。
近隣区の図書館を中心に多く視察しましたが、「指定管理者制度」の下、休館日は少なく閉館時刻も長く利便性も評価も高くなっております。
★教育委員会次長答弁★
次に、図書館の開館時間等に関するご質問ですが、費用対効果を踏まえ、荒川区にふさわしい開館時間等を検討してまいりたいと考えます。
(2)学校プール・区役所屋上の地域への開放を
また、以前から求めている、多くの自治体で実施済みの夏休みの学校プール・区役所屋上の地域開放について、検討状況をお聞きします。
限られた区の資源、最大限有効に使う為に、早期の実現を求めます。
★教育委員会次長答弁★
次に、学校プールの地域開放にかかるご質問にお答えします。
ご質問のプールにつきましては、昭和五十五年度から地域開放を実施いたしましたが、利用者が少なく、また、通年で利用できるスポーツセンターやスポーツハウスの運営を開始したことから、平成六年度をもって終了した経緯がございます。こうした経緯を踏まえつつ、今後、新たな環境の変化が生じた際には、十分に検討して参ります。
★管理部長答弁★
区役所屋上の地域開放に関するお尋ねにお答えいたします。
現在、本庁舎屋上及び二階ベランダの活用につきましては、地球温暖化対策に取り組む観点から緑化の推進等を検討しているところですが、一般開放につきましては、管理運営面やバリアフリーの観点等も勘案し、さらに検討してまいります。
(3)総合入札制度で障害者雇用・環境配慮等を評価ポイントに。
指定管理者選定でも条件に
21年度から総合入札制度が実施されましたが、障害者雇用・環境配慮等を評価ポイントに入れると同時に、指定管理者選定でもこうした条件を業者選定の際に審査すべきと申し上げてきましたが、いつから具現化をするのでしょうか?
★管理部長答弁★
次に、総合入札制度に関するお尋ねにお答えいたします。
総合評価方式の評価項目に、障がい者雇用等を加えることについては、区内事業者が実際に障がい者を雇用できるような支援等の方策とともに検討していく必要があると考えており、地域貢献度や環境配慮などの項目とあわせ、制度の本格実施に向け検討してまいります。
★総務企画部長答弁★
指定管理者の選定基準に関するご質問にお答えいたします。
区では「荒川区指定管理者制度運用方針」において、候補者の選定基準として障がい者雇用及びあらかわエコ協定の締結の項目を設け、選定を行っております。
(4)部長職廃止に向けて検討・問題提起を
山梨県の甲州市では部長職が廃止されましたが、荒川区においても区長直属の意思決定機構を充実すると同時に部長職を廃止し全庁的な連携と迅速な意思決定が行えるように組織改正することも検討に値すると考えます。
★総務企画部長答弁★
部長職についてのご質問にお答えいたします。
部は、政策目標に基づき、一定の戦略を持って事業を執行していくことが大変重要であることから、適正な管理スパンを考慮して設置したものであり、部長職の廃止は、当区の規模では困難であると考えます。




流石!勇気あるなあ。
警察利権などが絡むやっかいな物ですが頑張って下さい!
ツイッターも拝見してます。
私は遊就館の零戦のアイコンです。応援してます!
そうなんですよ・・・。韓国ではパチンコを非合法化したのに日本ではそれがほとんど報道されていませんね。
>>杉並 様
激励、ありがとうございます!ツイッターでもお世話になります。パチンコなどへの課税や宗教法人への課税強化は必須だと思います。
>費用対効果を踏まえ、”荒川区にふさわしい開館時間”等を検討してまいりたいと・・・
どういう時間なのかしっかりと説明して欲しいし、
次長自体図書館を通常利用したことがあるのか?
時間延長して欲しいという声があるのだから、素直に指定管理者にすればいいと思う。
でも、金が裏で動いてるという今の政治と重なってしまうので、何とも・・・
指定管理者選定に裏金が動くということは有りませんので、直営だけでなく指定管理者に任せることを検討すべきと考えます。時間延長を求める陳情も出ていますし、これから新中央図書館も建てるとの方針が示されているので、開館時間を利便性の高い形にしていくべきですね!
パチンコを生業にしている経営者の多くは、韓国朝鮮籍だと聞きます。
ここで得た資金が政党や政治家に流れ、外国人参政権推進に繋がったとも。。。本当は非合法化するのが望ましいが、無理であれば大幅な税を課すことに期待します。 50%…いえ 70%くらい課税すればパチンコする人は激減するでしょう。
小坂先生応援しています!
韓国ではパチンコは禁止されたそうですね。パチンコメーカーが多数スポンサーになっているテレビ局はもちろんそんなことは隠し通しますね・・・。
本文に書いた通り、「悪い影響の多いもの」として強い課税を行うべき対象だと思います。
韓国のパチンコと日本のパチンコはその連荘性やゲーム性遊技方法からカジノとTVゲームクラスに物が違います。
何より、韓国のパチンコが禁止されたのは、”政治家や議員”への不正献金の隠れ蓑になっていたからです。