2010年06月07日

避難所宿泊訓練の実施を!

 今朝は震災対策・危機管理調査特別委員会で4つの議題について質疑を行いました。そのうち「荒川区の防災事業概要」についての小坂の質疑をご報告致します。

 文中リンクを参照いただきながらお読み下さい!

 荒川区HPこちらに「荒川区の防災事業概要」概要が掲載されており、その資料を最新に更新した情報を見ながらの質疑です。

(小坂からの質疑・答弁)

★避難所(小中学校の体育館等)に宿泊する訓練実施を!

小坂:避難所での訓練を進めるとのことだが、町会事務所を拠点としている「合宿通学」のような形で、体育館を宿泊場所として、炊き出しも行い、段ボール仕切りも実際に使って泊るような訓練をしてはどうか?

区民生活部長:小坂委員が指摘したような訓練は阪神淡路大震災の後、防災係長として実際に宿泊訓練を実施したことが有った。しかし、何年かたつと準備が大変になってきたという声が大きくなり開催をしなくなった。
 避難所生活を体験することが重要。ミニ備蓄倉庫の中身を点検し、実際に組み立てることも重要。疑似体験できる場を設けていきたい。

小坂:「かつて体育館等を使った宿泊訓練をしていたが止めた」とのことだが、「子供達も楽しめるようなしかけ」を加え、訓練が継続できるように検討をすることを求めたい。


★避難所(小中学校)の町会別割当について
小坂:予算特別委員会で問題提起(※詳しくはこちらのブログ記事をご覧下さい)をした「避難所の町会別割当の事前調整とその結果の周知・広報」について現状はどうか?

防災課長:避難所の町会別割当については、管理運営の観点からは重要だと考えており、町会に対してのアンケート調査をこの1,2ケ月のうちに行う予定。具体化していく方向。一つの流れとして小中学校を使った総合震災訓練を行う流れの中には小坂委員の視点も入っている。

★AEDの設置場所について

小坂:区内のAED設置場所は民間のものも含めて把握しているのか?情報を公募してはどうか?

防災課長:公共施設設置のAED、232台に加えて、民間のものでも、設置者から許可されたものを防災HP、防災地図に掲載している。民間の設置場所は区の職員が調べて知ったものを掲載。民間のAED設置台数の資料は今、手元には無い。

小坂:民間のAED設置場所の把握については、情報を「公募」してはどうか?「自分の会社において新たに設置した」という情報を自ら寄せていただいたり、区民から情報を寄せていただいたり・・・。区HPや区報の防災特集の欄でAED設置場所の情報提供を呼び掛けてはどうか?

防災課長:指摘を踏まえ、多くの情報が得られるように進めていきたい。

小坂:AEDが24時間営業の拠点に12ケ所置かれているとのことだが、その一覧を示して欲しい。
防災課長:後ほど、提供する。

小坂:一般的な蛇口から水源を確保できる「まちかど消火栓」の導入を今年の本会議一般質問で以前、問題提起をしたがその点についての検討はどうなっているか?

防災課長:D級ポンプの普及に力を入れて来たが、一般の水栓から水源を取り消火を行う器具については、しっかりと検討と研究を行っていく。

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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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