2010年07月15日

区の保養所は売却すべき!

 今日は小坂の所属する福祉区民生活委員会。6つの議題のうち、荒川区の保養所となっている「グリーンパール那須」について資料からの抜粋と小坂からの主な質疑を御報告致します。

◎グリーンパール那須の運営状況(平成21年度)

★施設を区が無償貸与をしている日本ビューホテル事業(株)の経営努力により黒字を確保した。

 経常利益(収支差額)396、538円の半額を区が受け取る。


★年間利用者は16、647人(前年比 ー446人)
   区民利用者は8、481人(前年比)ー880人)
   一般利用者は8、166人(前年比  +434人)

★収入は1億8720万円、支出は1億8681万円


★平成21年度には区の負担額は2774万7千円


(小坂からの質疑・答弁)

小坂:民間の宿泊施設が多様化し様々なニーズに対応をできる中、区が所有して保養所を運営をする時代では無い。

 区の職員が本来行うべき、区民生活に直結した仕事をもっとしっかりやるべきと考える。

 無償貸付期間が終了する平成23年度以降は売却の方向で考えるべきではないか?売却をする先を見つけるのが難しいと考えているかもしれないが、既存の宿泊施設を買い取り、今迄になかったような新たなニーズを開拓する形でその施設を活用する新たな企業群なども有り、そうした先と協議をすることも考えるべきである。

区民生活部長:そうした意見があることも理解している。一方で、区の保養所だから安心だという方もいる。しっかりと精査して結論を出したい。


小坂:来年度前半には結論を出すとのことだが、役所の職員が「ホテルにどうお客さんに来てもらうかに知恵を絞る」のではなく「真に必要な行政サービスを充実していくべき」と考える。

 区の職員は他にやらねばならないことが有る。保養所への来場者を増やすために区の職員が試行錯誤している様子は、気の毒というより滑稽と言える。

 区の負担が直営時より下がったとは言え毎年3千万円近く支出する必要性は無いと考える。

 売却をすべきという立場であるが、万が一、存続をするのであれば、23区の保養施設を相互利用できるようにし連携をすることも考えねばならない。
 
区民生活部長:指摘されたことも含めて、区の負担が少なくて済むのであれば、それに越したことはないので検討をしていきたい。

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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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