2010年08月11日

皆の前で8人の同志と共に誓いました。

 林英臣政経塾の夏合宿2日目。昨年1月から4期生として参加をし、この塾において日本を守り、世界の中で役割を果たしていく決意をしました。沿同期で同じ決意をした同志8人で、皆の前で「誓い」をしました。

 皆で誓ったその文章をここに転載を致します。

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林英臣政経塾 行動宣言

 今、日本の将来を描こうとするとき、言いようのない焦りと危機感にとらわれます。

 西洋からアジアへの文明転換期を迎える中、近隣諸国の核実験、軍事力増強、シーレーンでの海賊出没など、我が国の周辺は新たな脅威が日増しに高まっています。そして国内では、未曽有の世界同時不況や雇用の悪化で栺差は拡大し、また医療不安や年金問題など、かつて日本が誇ったセーフティネットは破綻して、生活の安心が失われつつあります。

 その根本には、日本人の心の荒廃があるのではないでしょうか。「自分さえ良ければいい」という自己中心的な考え方が社会を覆い、家族や地域の絆は薄れ、かつてあり得なかった犯罪や不祥事はとどまるところを知りません。国を愛し守ることにも無関心となり、本来日本人が誇りとした「誠実・信義・礼節・勤勉・慈愛」などの美徳は過去のものとなりつつあります。
なにより、この国難に対処すべき政治は人気取りや政局闘争に終始し、国家戦略を描くどころか、政治も行政も国民の信頼を失い、有効な手立てを打てずにいます。

 まさに、日本は、崩壊の直前まで来てしまいました。

 なぜこうなってしまったのでしょう。私たちはその真因を、明治開国以来の過度な西洋化にあると考えます。

 近代化による物的繁栄の代償として、日本人は自国の伝統や文化への誇りと自信を失ってしまいました。また戦後は、自国の歴史を断罪し先人の労苦の上に今があることを忘れてしまった結果、ものの見方が刹那的になり、日本人の心は根無し草のようにさまよっています。

 さらに近年は、旧来の資本主義が行き詰まりを迎え、企業経営と労働環境は一変し、道徳なき拝金主義が横行しています。日本は内政も外交も、真の独立国家とは言えないほど主体性を失い、今日の混乱に至ってしまいました。

 では、日本はこのまま終わってしまうのでしょうか。未来に希望は見出せないのでしょうか。いや、私たちは必ず日本は立ち直れると信じています。進取と発展の精神に富む日本人には、大きな可能性があるからです。

 これまでも国難に際しては、常に立ち上がった志士たちがいました。幕末維新では若き下級侍たちが奮闘し、我が国はかろうじて植民地化を免れ、明治国家建設が成し遂げられました。先の大戦における若く名もなき兵士たちの勇気と犠牲により、戦後の「奇跡の復興」が導かれ、アジアにおける欧米支配終焉の引き金にもなりました。

 今、迫り来る国難を克服し、日本に真の独立と繁栄をもたらすためには、再び志士が立ち上がらねばなりません。無私の精神を胸に、理念のためには危険をも顧みず行動する「高く、清らかな志をもった魂若き政治家」が集い、国民の信頼と協力を基盤として、真に日本を救う「本氣の政治」を確立しなければなりません。

 今をおいて他に、その時はないのです。

 私たちは、誓います。日本精神と東洋思想に立脚した政治を実現し、「和」と「共存共栄」を軸とした共生文明を創造することにより、混迷する世界に秩序と希望をもたらす力強い日本を国民と共に創り上げていきます。

 日本人の「誇り」を取り戻し、先人から受け継いだこの国をよりよい形に再興して、次代を担うかけがえのない子孫に渡していきます。

 そして私たちは、命を懸けて日本を救う志士政治家のみが集う一団として、国民との信頼を何よりも重視し、もって国民の想いを繋ぎ得る政治集団であり続けます。

 私たちは右の理念と立場に立って、行動していくことを宣言します。

平成二十二年八月十一日 林英臣政経塾 塾士一同

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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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