さて、タイトルの「民主党」代表選挙について。一言で言えば、「過去、現在、未来を俯瞰して日本の国柄、国益をどう守るか」という点が語られず、「小沢」か「親小沢」かの不毛な選択を強いられている異常な「選挙」です。
以前にも書きましたが、政治というものは根底・土台となる「日本の歴史を踏まえて国柄と国益を世界の中でどう守り、世界でどのような役割を果たすか」という大局観が無ければなりません。
選挙ではそうした「行動の根源」となる大局観が語られなければなりません。そうした議論も法有働も無し。
「政治」はその大局観の上に、「政策の大きな方向」が有り、更にその上に「個別具体の政策」が存在するという、3層ピラミッド型のイメージを持っています。
その中で先述の「土台となる大局観」は選挙などの節目には必ず語られねばならないと思いますが、それは不明な状況。特に報道は「どっちの陣営がどれだけ票を確保しそう」といった競馬予想のごとき扱い。
そもそも、菅氏も小沢氏も「戦後の愚民化政策」の完成型として、権力の座に昇り詰めてきた「およそリーダーになりえない」政治屋に過ぎません。
菅氏は「君が代を歌ったことも無い」と自慢げに話をする典型的な自虐的左翼で、「自虐史観」以外の思想は空っぽ。周囲に振り回され右往左往する様子を見るにつけ、このような人物が総理になってしまう日本の現状に言いようの無い悲しさを感じます。
小沢氏については、小坂は平成8年4月〜9年12月まで新進党の本部職員(党首は小沢氏)として内部から見てきました。その時から今迄の小沢氏の姿勢を考えてみると、正に「政治理念は皆無で、自らとその周辺の権力を拡大する為になら何でもやる。特に国益を売り払ってでも権力拡大を強引に優先させる姿勢が顕著」だと確信しています。
どちらの候補も「日本の歴史」や「皇室」について著しい無知、いや、敵意すら感じる敬意の無さ。過去に日本を築いてこられた先人に対して、歴史的事実に背く政治宣伝(しかも支那や朝鮮の)に迎合し、先人を汚しても平然としていられる人間が総理になることなど許されないと思います。
どちらの候補も左翼政党民主党の「外国人参政権推進」「朝鮮と支那に媚び続け、税金を投入し続ける」「自虐史観に拘り続け、国益を損ね続ける」「妄想に基づく、現実感なき「防衛政策」」「人権擁護法案」・・・。
更に民主党代表選挙に参加できる資格を持つ党員・サポーターは「外国人」も登録可能。正に一足早い外国人参政権の先取りです。「総理を外国人が選ぶ」ことは憲法違反であることは言うまでも有りません。
国益を増大させる為に金をばら撒くだけの力を持つ支那共産党のことを考えれば、「サポーター1人2000円×10万人の在日支那人が登録・本国の意思に従い投票=2億円」という金額は連中にすれば「はした金」です。この程度の金額で、現在党員が三十数万人の民主党党員票のかなりの部分に加わることで強い影響力を及ぼすことができれば安いものです。
この民主党代表選挙の体たらくは「戦後の欺瞞・平和ボケ・愚民化・似非民主主義」の帰結であり、民主党全体の問題であるのはもちろん、日本社会の縮図とも言えます。
大局観無き政治で漂流し続ける日本の現状に危機感を持った方は、「日本の国柄、歴史の素晴らしさ、そしてそれが今、踏みにじられ次世代に引き継ぐことが難しくなっている」ことを周囲の方に広めていただくことが必要かと思います。
そうした方が増える中で、「利権は有っても理念は無い選挙互助会」である、政党とはとても言えない「民主党」が解党し、「民主党よりちょっぴりまし」な程度の同種の自民党も解体する中で、新たな「明確な政治理念を持ちそれを共有できる国士」で構成される政党が既存の保守政党と一つになり立ちあげられることが重要です。「世論の正常化」に向けて、荒川区を拠点にできることに力を尽くして行きます!
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