2006年03月28日

区議団での視察 1日目

 3月28日から30日にかけて所属会派 尚志会(4名)で兵庫県・大阪府を視察して参りました。施設等の具体的な内容はリンク先を是非、ご覧下さい。

 まず、東京都から兵庫県(神戸市)へは飛行機で。今年の2月16日に新しく開設された神戸空港に降り立ちました。神戸空港は神戸市の防災拠点ともなっているのですが、空港としては珍しく自治体(神戸市)が管理運営しています。神戸市の職員が東京に出張する際は今後、原則飛行機を利用するそうです。

 会議室で詳しい説明を受け、空港の滑走路、給油施設など全体を見学させていただきました。
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 次に訪れたのは「人と防災未来センター」。阪神・淡路大震災で蓄積された情報や教訓、研究成果を多様な形で見ることができる施設です。防災関連の研究機関も同じ敷地に有り、相互に情報のやり取りをしています。また、多くの研究員が在籍し、震災が発生した地域に対して、派遣を行ったり(新潟中越地震)、平時にも各自治体から職員を研修で受け入れています。とにかく、展示してある情報が詳細に渡り具体的です。
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 その後、阪神大震災で焼け野原となった長田区へ。震災後に極めて大規模な再開発事業「新長田駅南地区 震災復興第二種市街地再開発事業」が行われ、街が生まれ変わりました。その再開発の説明を受け、再開発後の街(ビルが24棟)を見学して参りました。再開発の目的は@防災支援拠点の整備と安全・安心な街区の形成、A住商工の再配置による副都心復興、B道路・デッキ等の歩行者ネットワークの整備、C多様で良質な住宅の供給。神戸市における長田区のおかれた位置は、23区における荒川区と似た面が有ります。中小企業が多い下町で、アジア系外国人が多く住んでいる点など。

 再開発事務所で説明を受けたのですが、そこに展示してあった再開発の模型。
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 商店街も防災上の課題が無いように生まれ変わっています。
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 再開発ビルの中には沖縄ショップが。神戸には沖縄出身者が多いそうです。
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 明日へ続きます。

small_ribon.gif神戸市の教訓を参考に、防災対策に万全を期すべし、と考える方はこちらを押してください。
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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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