昨日の決算特別委員会での質疑において、「職員互助会補助、東京都職員共済組合負担金への二重補助金は是正を!」という点と共に、少し時間を使って荒川区シンボルキャラクター「あら坊」の活用(ナンバープレートや子供向け啓発等)について問題提起をしました。ナンバープレートを交付する部署では前向きに考えています。こうしたキャラクターは公募をした上で生み出(こちらをご覧下さい)し、親しまれている以上、しっかり活用する意思がなければ勿体ないですよね・・・。
今日も決算特別委員会は続きましたが、小坂は持ち時間44分のうち残り21分は温存。明後日以降の審議で活用する予定です。
(小坂からの質疑と答弁)
小坂:区で交付しているスクーターや軽自動車等のナンバープレートを荒川区らしい要素を盛り込むべきと以前の委員会(平成20年2月27日のブログ記事を参照下さい)でも求めてきた。その時に検討をしていくという答弁であったが、現状の検討状況は?
税務課長:地域独自の特色の有るナンバープレートについては、調布市(東京都)ではゲゲゲの鬼太郎、玉野市(岡山県)では「ののちゃん」、四日市市(三重県)ではゆりかもめなどを入れており好評を博していると聞いている。荒川区においても「あら坊」をナンバープレートに入れることなど、所管としては検討中である。
小坂:提示をされたようなキャラクターを入れたり、松山市では小説「坂の上の雲」の舞台に関連してナンバープレートは雲の形(平成19年6月22日のブログ記事を参照下さい)にしており、大変人気が有ると聞いている。荒川区でも「あら坊」を入れたり、都電の形をしたプレートなど導入すればかなり人気が出ると同時に、荒川区の認知度、区民の愛着も強まるのではないか。以前から検討をしているとのことですが、キャラクターを所管する企画部としての認識は?
特命担当課長:「あら坊」は現在、人気が有るようだが、今後、定着していくか見極めていく必要が有る。その様子を見極めて検討していく必要が有る。
小坂:浅川議員からも「あら坊」の活用について質疑が有った。区が公募をしてまで生み出したキャラクターであれば、「定着するか見極めて、しなければ見捨てる」というものではなく、区としてしっかりと活用をしていく意思を持たねばならない。
5歳の娘が我が家におり、様々な自治体のキャラクターを見せて反応を楽しみながら活用策を考えていた。親しみやすいキャラクターを使って、新宿区では「新宿しんちゃん」というやなせたかしさん(アンパンマンの作者)が作ったキャラクターが交通安全やマナーについて動画での啓発に使われており、娘もそこで多く学ばせていただき、ネット、学校、家庭で見た新宿区民からもとても好評と聞いている。
あら坊を「子供への様々な啓発をする手段」として活用をすべき。あら坊のTシャツ、非常に好評で増産も行っているようですので、更に活用の範囲を広げてはどうか?
税務課長:所管の課長として申し上げると、若手の職員に「あら坊」ナンバープレートができれば、是非、取り付けたいという意見が多かった。ナンバープレートの交付を所管する部署としては「あら坊」ナンバープレートは是非、進めていきたいと考えている。
総務企画部長:「あら坊」は荒川区のイメージアップ、地域への愛着向上の為に作ったキャラクターであり、今受けた指摘を踏まえて検討をしていく。
折角、公募絵で生み出されて親しまれている「あら坊」を教育や区のPRに活用すべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
都電のナンバープレートも良いですね!荒川区民に親しまれる形にしたいですね。