今朝は荒川区の西日暮里5丁目(場所はここです!)にある統一教会の荒川教会へ。息子さんが統一教会に6年前から入信して教会に住み込んだり、近所に住んだりして以来、正常なコミュニケーションがとれなくなってしまった状態が続いたため、街頭での手相勧誘阻止活動をしてこられたエイトさん(こちらのブログをご覧ください)と悪質手相勧誘撲滅委員会さん(こちらをご覧ください)、小坂と御両親で「息子と実家でしばらく話をする時間を欲しい」と交渉に乗り込みました。10時40分頃でした。
統一教会の違法行為と戦う勇士である、同行したお二人のブログも是非、御覧下さい。
★(エイトさんのブログ)
★(悪質手相勧誘撲滅委員会さんのページ)
★「やや日刊カルト新聞」も貴重な情報源です。
統一教会の街頭での「手相勧誘阻止」や「拠点の存在とその悪質性をビルの家主に知らせ退去に向けていく」活動を小坂はしてきましたが、統一教会の欺瞞を公にし、苦しんでいる方の為に少しでも役立ちたいと思い、交渉に臨んだ訳です。
今迄の活動については下記のブログ記事を参照下さい。今日の交渉を何故しなければならなかったか、その前提が分かると思います。
★平成20年6月30日「注意!西日暮里にカルト教団(統一教会)拠点」
★平成20年7月3日「カルト拠点2つ目、補正予算可決」
★平成20年9月4日「統一教会の拠点、日暮里にさらに3つ!」
★平成20年9月7日「統一教会の街頭勧誘の阻止活動に参加」
★平成21年1月14日「日暮里駅前でも霊感商法勧誘が→阻止」
★平成21年4月2日「本日夕方テレビ放送、日暮里の統一教会施設も出ます」
交渉の前に、統一教会が定期的にソウルで開催している「合同結婚式」のネット中継式典が荒川教会にて百人以上の信者の前で行われており、その様子を見ながら終わるのを待っていました。
中継が終了し、荒川教会独自の式典に移ると、「今日は新しいお客様にも来ていただいてます」との前振りで、突然前触れも無く「エイトさん」「小林さん」「小坂英二荒川区議」と3人の紹介が皆の前でなされ、更に小坂に「皆の前で一言挨拶を!」と振られました。
突然のことでびっくりしましたが、これ幸いとばかりに小坂は以下のように信者の前で話をしました。
「私は合同結婚式を祝福しに来たのでは無いことをまず申し上げる。
息子さんが入信し、長年、両親とまともな意思疎通ができない状態が続いているとのことでご両親から相談を受け、実態を把握した上で教会と交渉をする為に来た。
宗教の在り方は様々だと思うが、「手相の勉強をしている」と声をかけて街頭で勧誘し、ビデオセンターに朝まで監禁し、言葉巧みに信者に仕立て上げて行くというやり方一つとっても、まともな宗教とは言えない。そのことを、信者の皆様は正面から考えるべき。
また、日本人としての正気を取り戻してほしい。私達は歴史と断絶した存在ではなく、先祖から連綿と命が引き継がれてきて初めて今が有る。その「命の繋がり」そのものである親や親戚が心配するような形、あるいは家族が引き裂かれる形で「信仰」などと言ってもそれは真実の信仰では無い。
家族が崩壊する、また、高額の壺や水晶を買わせるようなことを行って存続している教団に皆様、冷静になって果たして正しい姿か正面から考え直して欲しい。
正しい信仰、幸せな家族とはこのような形で築けるものではない。突然の指名であったが私からは以上、申し上げる。」
こんな話をしました。信者さんは静かに聞いていました。それにしても、抗議・協議をしに来た人間を、いつの間にか「来賓もどき」に仕立て上げて、皆の前で紹介したり、挨拶させるとは恐れ入りました・・・。
その後、教会長からの挨拶で「正しい信仰はいつでも迫害される。正しい信仰はそれでも残る」という「小坂は迫害者」といったことを匂わせる挨拶をしてました・・・。
そうこうしているうちに12時半過ぎ・・・。
★今日の「合同結婚式のチラシ」については「やや日刊カルト新聞」のこちらの記事に掲載されていますので、御覧下さい。
その後、荒川教会のソ・ヨンドク現教会長と熊谷前教会長、そしてご両親、息子さん、エイトさん、悪質手相勧誘撲滅委員会さん、小坂で話し合い。
息子さんが「専門学校に行く」と言って親から受け取った100万円を教会に献金していたこと、街頭で違法勧誘(手相を見ると言って宗教に勧誘する)を続けていたことについての話や、兎に角、じっくりと両親と話をする気持ちと時間を持つように繰り返し話をしていきました。
最終的には今日、ご両親と息子さんは共に実家へ戻りある程度の話をし、その後もゆっくりと実家に帰る時間を確保することで合意し、ご両親と息子さんを西日暮里駅まで悪質手相勧誘撲滅委員会さんもご一緒に見送らせていただきました。
両親を騙して献金した100万円についても、明確に詫び、働いて少しずつ両親に返すとのこと。
しかし「街頭で違法勧誘」をしていたことについては、悪いとは思っていないとのこと。統一教会の無反省な姿勢が信者の多くに徹底されていると言わざるを得ません。
前教会長との話では「手相勧誘をきっかけに幸せな信仰に入れた人がいるから良いんだ」「高額の物品の販売についても認識が違うだけ」「家族に理解されなくてもそれは仕方ない」という、小坂の認識とは全く異なる、いや、常識とかけ離れた答えが返って来るばかりでした。未だに、「悪いことをしている、またはしてきた」という反省の言葉が出ずに、論点ずらしばかり。
ご両親と息子さんが真に理解し合える日まで、厳しい道のりが有るかと思いますが、家族の絆で乗り越えて欲しいと心から願います。
15時過ぎに西日暮里駅で御家族を見送りをした後、昼食を兼ねて王子の飛鳥山公園で開催されているバングラディッシュ祭りに向けて自転車を漕ぎました。所用10分で到着。
記事がすっかり長くなりましたので、バングラディッシュ関連の話はまた明日の記事で書きます。
手相勧誘と嘘をついて良識が無い宗教に引き込む姑息な手段は許されない、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
知識の空白を正しいデータ(事実and真実)で埋めてあげることが必要ですね。
そして、事実を得るためにも、豊かなコミュニケーションを維持することが重要ですね。
正にご指摘の通りです!日本の教育に「芯」が欠けているからカルトが蔓延るのだと思います。また、日本文化と密接にかかわってきた宗教についても基礎的なことを広く知る教育も行うべきと考えます。
>>11日にコメントされた方
「誰もが必ず悩む事必ず有る、己一人が辛さに耐えて生きていると思うことは間違い一人でも多くの人と語り合える環境を大切に保つ事」との言葉、本当にそう思います。
統一教会の拠点が多数有る荒川区の議員として、警鐘を鳴らし続けて行こうと考えています。
>>12日にコメントされた方
ブログランキングのボタンのことと思いますが、押していただくことで300人近い地方議員のブログの記事を読むこともできますので、今後も活用いただければ幸いです。
責任者の認識不足が酷いですね。
区議さんのURLからエイトさんのブログやカルト新聞を見てみましたが、このブログはブログでかなり異常な感じがしましたが、、、。
ちょっと、区議さんが、こういう方と共に行動している事に対しては、????です。
エイトさんもカルト新聞の記者さんも社会正義を追及する姿勢を持った素晴らしい方ですよ。大手マスコミがなかなか扱わない情報を公開しているので多くの方に読んでいただきたいです。
区議がこうした「明らかな不正議」に正面から向き合い、警告を発していくことは必要なことだと考えています。
統一教会の認識不足ではなく、違法勧誘を前提として彼らは活動をしてきました。それが事実です。
拉致監禁を無くす会の貴方の件について書かれた記事も拝見しました。一緒に活動をしている方も両親も「拉致監禁など絶対にしない」ということははっきりと伝えて約束をして話をしています。
>>残念です 様
具体的に何に失望をされたのか書いていただかねば、コメントの仕様が有りませんが・・・。