2010年11月15日

補正予算で生活保護費約11億円増額・・・。

 11月末からの第四回定例会で荒川区補正予算案が提出される予定です。6項目に亘って13億1697万円の補正予算。(以下、1万円未満は四捨五入します。)

 その大部分の10億7864万円が「生活保護費の増額」なのです!今年の9月末に5582人と予想していた生活保護世帯が5807人と予想以上に増加したからとのこと・・・。

 以前から生活保護制度について問題提起をしていますが、安易な生活保護依存を進めるような制度設計を抜本的に見直さねば、税金がいくらあっても足りません。

 若年層は有期保護で期間を限るのは当然だと思いますし、働く能力が有るのに仕事が無いというのなら農場や林業での寄宿舎生活で働くことを義務つけるべきです。居住の自由を制限するのです。

 現在の生活保護制度はあらゆる自由が保障され、義務は有りません。今のままでは額に汗を流し、歯を食いしばって生きている人との公平性が著しく阻害されます。

 生活保護の制度は国が決めており、荒川区でできることはチェックの厳格化など限られているのが現状ですが、地方自治体の現場から声を挙げて行かねばならないと考えています。

 以下、今回の補正予算の6項目の概要です。

1.生活保護に係る扶助費の増額 10億7864万円
 被保護者の増加に伴うもの。

2.障害者福祉に係る扶助費の増額 1億5558万円
 利用者実績の増加に伴い、障害者移動支援事業及び自立支援医療支給事業に係る扶助費を増額する。

3.都市型軽費老人ホーム整備促進事業実施 27万円
 事業者に整備費の一部を補助。この27万円は補助の1%を先に払うもので後の補助額は2700万円となる。
 場所は西尾久8丁目の上尾久保育園西側の土地で運営主体は北都医療生協。

4.新型インフルエンザワクチン接種等費用助成 2021万円
 13歳未満の子供及び65歳以上の高齢者等について、新型インフルエンザ等のワクチン接種に係る費用を助成する。

5.日本脳炎の定期予防接種費の増額 4698万円
 日本脳炎ワクチンの接種者数の増加に伴い、ワクチン接種に係る委託料を増額する。

6.尾久八幡中学校の建設 1529万円
 新校舎等の建設工事に先立ち、22年度中に仮設運動場等の整備を実施する。
 また、新校舎等の建設工事については、工期が24年度にわたるため、債務負担行為を設定する。(債務負担限度額 38億7432万円)

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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
生活保護家庭で育って子供がやがては生活保護を受け生活していると聞きますが 私が矛盾していると思うことは 保護を受けることは当然の権利だと言い恥ずかしい事では無いと言う 成らば生活保護家庭を目立たなくする必要はない 人権問題とはならない 税金からの保護費、何に遣ったか 買ったか記録を残すべきではないかと思う 5800所帯には驚く 私は身障者だが働き税金を納め 身障者に支給される 都営電車バスの無料バス有り難く利用している 健康維持のため毎日6000歩ほど歩く様医師から指示されているが けちな私目的地を色々と替えて帰りは乗り物で遠くへ飽きずに続けているが無料パスが無かったなら出不精になり寝たきりに成っていたかもしれない 所得控除27万円有り難いと感謝している 当然の権利だとは思ったことはない 昭和一桁生まれのプライドかな
Posted by 荒川躍進 at 2010年11月17日 18:46
本当に病気や身体に欠損が出た人が最低限の生活ができるように保護するのは認めますが、心の病気などと言って政府から金を貰ってヌクヌクと生活するのは許せないし、認める政府にも納得できません。

私も鬱病になって4年間引き篭りましたが、全部自分の金で生活しました。
もし精神病の患者にもと言うのであれば、生活面でのサポートを第三者にさせるべきだと思います。
Posted by 八幡神社まで徒歩10分 at 2010年11月21日 12:17
>>荒川躍進 様
 そうなんです!生活保護家庭で育った子が、成人した後、生活保護に陥る例を良く聞きます。自立心を損ねる社会風潮や制度が有る限り増え続ける一方でしょうね・・・。
 また、保護費の使途も厳しく制限すべきですし、自由が制限されることも前提にすべきと考えます。資産保有以外はおおむね何でも自由だけど、多額のお金がもらえるような制度はとても納税者の理解は得られないと思います。
 歯を食いしばってでも頑張るプライド、本当に大切ですね。それが社会全体から無くなってきていることに危機感を持っています。自立心を養う社会にせねばなりませんね!

>>八幡神社まで徒歩10分 様
 本当に必要な方に、最低限の条件で保護することは必要ですが、現在の状況を見ると、「金額」「期間」「判断基準の緩さ」「不正がいくらでも可能なザルの制度」「自立心を損ねる制度設計」を鑑みるに制度を抜本的に変えねばならなと考えています。

>>八幡神社まで徒歩10分 様
Posted by 小坂英二 at 2010年11月23日 18:11
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