2006年04月26日

29日は川の手荒川まつり=20周年

 今朝の東京新聞でも紹介されていますが、今度の土曜日に南千住で川の手荒川祭りが開催されます(イベント詳細)。毎年多くの来場者で賑わうお祭りですが、今年は20周年ということで、下記の引用記事(東京新聞)のような伝統芸能のイベントが行われます。

伝統芸能を一堂に 29日に川の手荒川まつり

「郷土芸能の祭典」で披露される「江戸の里神楽」
 荒川区最大のイベント「川の手荒川まつり」が二十九日、南千住野球場などを会場に開かれる。今年で二十回。同区は記念事業として「都市間交流」の強化を打ち出し、交流都市の伝統芸能が一堂に集まる「ふるさと郷土芸能の祭典」を開くほか、二十八日には前夜祭として「都市間交流の目指すもの」をテーマにシンポジウムを行う。

 川の手まつりは、区民のふるさと意識の高揚と地域のコミュニティーづくりを目的に、一九八七年に始まった。毎年数万人が参加する区民まつりとして親しまれている。特に、姉妹都市などの交流のある自治体による「ふるさと市」は、地方の特産品販売などが好評で、楽しみにしている区民も多いという。

 まつりをきっかけに、さらに交流都市の住民間、都市間の連携を深めようと企画したのが「郷土芸能の祭典」。埼玉県秩父市の秩父屋台囃子(ばやし)や福井県の池田追分、福島県からは桑折町の半田銀山太鼓、小野町の上羽出庭じゃんがら念仏、福島市の大波三匹獅子舞など、各地で受け継がれて来た芸能を、各保存会の人たちが来場して披露する。荒川区からは江戸の里神楽で知られる松本源之助社中が出演する。

 前夜祭のシンポジウムは、JR日暮里駅近くの「日暮里サニーホール」で二十八日午後四時から。月尾嘉男東大名誉教授が「環境がとりもつ未来の地域」と題して基調講演。各交流都市で地域活性化に取り組むキーマンらによるパネルディスカッションもあり、「両都市の魅力を活力の向上につなげるには」「住民主体の交流を継続し、より豊かな生活を実現するには」などを論議して、今後の交流施策を具体化する。

 同区は昨年、「都市間交流に関する取り組み方針」をまとめ、国内十六、国外四都市との交流を積極的に展開する考えを打ち出している。

 シンポジウム、「まつり」とも区民以外の参加歓迎、参加無料。問い合わせは区文化交流推進課=電(3802)3111、内線2521=へ。(以上、引用)

 荒川区を代表して伝統芸能を披露して下さる「江戸の里神楽の松本源之助社中」(詳細記事)については昨年8月28日の記事にも紹介致しましたが、世界中で活躍されている方です。江戸の里神楽は明治時代には三十余の社中が存在したそうですが、現在は松本源之助社中が唯一となっています。こうした大変貴重な地元の伝統芸能に加え全国各地の伝統芸能に触れる大変良い機会ですので、是非、足を運ばれてはいかがでしょうか?(伝統芸能の舞台の場所は荒川総合スポーツセンター2階 大体育室です)

small_ribon.gif伝統芸能のイベント開催を歓迎する、という方はこちらを押してください。
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posted by 小坂英二 at 09:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
川の手まつり規模のイベントをした場合どれくらいの予算が必要か、会計報告を頂ければ幸甚です。
Posted by 飯田善彦 at 2007年01月29日 21:39
飯田 善彦 様

 返答が遅くなり失礼しました。川の手荒川祭りについては例年750万円程度の予算で行っていますが、18年度は20回記念ということと、姉妹・友好都市の伝統芸能を披露する場を設けたりシンポジウムを開催したりで2195万円かかりました。
 内訳は
・川の手あらかわ祭りの本体事業 1318万円
・シンポジウム開催費用 388万円
・郷土芸能の祭典費用 487万円
といったところです。

さらに詳しい情報をお知りになりたい場合は、メールで聞いていただければお答えいたしますので、お気軽にどうぞ。
Posted by 小坂 英二 at 2007年01月31日 14:24
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