2011年01月13日

医療費一人に2466万円!健康づくりは自分はもちろん公の為でもあります。

 昨日の福祉区民生活委員会では「特別区国民健康保険料が旧ただし書き方式になること」や「特定健康診査・特定保健指導実績報告書」も議論をしました。

 その資料の中で、荒川区における「一人に対して年間かけている医療費」の上位二十人について具体例が示されていました。

 「事実」を知っていただく為に、概略を以下お伝え致します。一万円未満は四捨五入します。

第一位 2466万円 40代男性(主な疾病は2つ以上)

第二位 2316万円 60代男性(主な疾病は6つ以上)

第三位 1804万円 70代男性(主な疾病は9つ以上)

第四位 1785万円 60代男性(主な疾病は5つ以上)

第五位 1657万円 70代男性(主な疾病は5つ以上)

 と続き、20位の1150万円まで資料では続きます。

 この医療費の大部分は「健康保険」によって支払われます。この20位までのうち17人が「生活習慣病」に起因するものであり、煙草や不健康な習慣を早い段階で改善していれば、ここまで重症化していないか、発症すらしていないかもしれません。

 国民健康保険料の負担を誰がどのようにするか、という議論と共に、「不健康な習慣や嗜好」が結果としてこれだけ、「保険制度という公のシステム」に対して多大な負担をかけている具体的な情報を広く知っていただくように委員会では求めました。

 参考までに、上記の高額医療費の対象となっている20人のうち相当数は「腎臓透析」を受けていることが統計上推察されますが、その際は「障害者」となり障害者向けの様々な手当が支給されます。国民全体にとって医療費のみならず、こうした支出が増える訳です。

 ★健康の問題については、併せて、平成21年10月10日のブログ記事も是非ご覧ください。★

small_ribon.gif医療費の現実を踏まえた上で、国民一人一人が健康づくりの重要性について自覚すべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
にほんブログ村 政治ブログ 政治家(議員)へninkiblogbanner.gif
blogram投票ボタン
スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感        
posted by 小坂英二 at 07:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
高額医療費2466万円大変な額入院経験のある私 40歳ですと自己負担7398円 高額医療補助で還付されると言いましても大変 生活習慣病ならば自己責任を感じ運動 食事 健康診断 怠り無かったか知りたい 病名 高度な専門治療診療設備のある病院名を公表し早期に治療する事で健康保険の節約になり区民も健康でいられると思いますが 
Posted by 荒川躍進 at 2011年01月13日 13:27
>>荒川躍進 様
 この最高額が2466万円という話を様々な会合ですると、皆様とても驚きます。こうした事実と健康の尊さをしつこい位に伝えていきたいと考えています。
Posted by 小坂英二 at 2011年01月20日 23:33
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。