2011年02月04日

ヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頚癌ワクチンを子供向けに無料接種!(平成23年度予算案)

 本日、荒川区の平成23年度予算案が報道向けにも公開されました。近日中に荒川区HPにも掲載されると思いますので、注目していただければ幸いです。2月、3月の予算議会で議論をします。

 多くの新規事業が有るのですが、その中から今日、ご紹介するのが

「ヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頚癌の3つのワクチンについて全額助成を行う」

 ということです。この3つのワクチンの接種推進へ区が助成を大胆にすべきという主張を本会議、各委員会で繰り返ししてきただけに大変嬉しく思っています。

 開始時期は今年4月からを予定しています。

・ヒブと小児用肺炎球菌ワクチン=0〜4歳の乳幼児、最大4回

・子宮頚癌:中学1年生から高校1年生の女子、3回

 また、65歳以上の高齢者の方などについては、高齢者用肺炎球菌ワクチン接種費用の一部助成(上限3,500円)も開始します。

 これらの事業の総予算額は3億6096万円。自治体としてはとても大胆な決断です。

small_ribon.gif安全確保をしながら、防げる悲劇を抑制する予防接種の推進をすべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
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スカウター : 荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
子宮頚癌ワクチンについてですが、まだどんな副作用ががあるのかがはっきりとわかっていないのでは?他の保守系ブログで何人かの方が取り上げていたように思います。最悪、不妊のおそれもあるようなので、一律に接種させてしまうのはまずいのではないでしょうか。ただでさえ少子化が問題になっているのに、接種した人が不妊になるようなことがあれば、シャレになりません。素人なので詳しいことはわからないのですが、このあたりのことはどうお考えでしょうか。
Posted by はやぶさ at 2011年02月06日 00:53
現在予算審議終る直前のようですが 今朝の新聞報道では生活保護家庭が倍増し法律が改正される様です 生活保護を有り難いと受け取っているか 権利だと思っているのか 知りたい 一昨日確定申告を済ませ、つくづく思う事、所得申告の際お金の出入りを克明に記帳しなければ成らぬ、その税金を有り難く生活に当てているならば家計簿をキチンと記帳し使い道をハッキリと判る様にするべきだと思う、今現在は成されていないようです。大切に使っていただきたい
Posted by 荒川躍進 at 2011年02月06日 10:24
子宮頸癌ワクチンの「劇薬」表示が気になります。
他の方も仰っていますが、副作用のわからないものを
幼い子供に摂取させるのはいかがなものかと思います。
Posted by 疑問 at 2011年02月06日 12:09
子宮頸がんは、成人後の定期健診に力を入れるべきです。政府広報でもワクチン接種には触れていません。仁科明子さんの定期健診のコマーシャルを見てもお判りになるかと思います。
リスクの多い未知の薬品であり、女子生徒にインフォームドコンセントが行き届いているかは疑問です。
Posted by yamato at 2011年02月07日 00:35
子宮頸癌ワクチンについて、さまざまなリスクが問いただされています。それよりも、食生活や生活面、また精神的な指導が大切に思います。
Posted by かのん at 2011年02月08日 16:58
>>荒川躍進 様
 生活保護制度は抜本的に厳しく変えねばなりません。具体的には「居住の自由」「職業選択の自由」を制限して、条件を満たして初めて支給するといった要素も取り入れるべきと考えます。

>>子宮頸ガンワクチンについてコメントされている皆様
 「ワクチン」というものは、現在広く流通しているものは有る程度の確率で副作用が有ります。インフルエンザワクチンもそうです。

 副作用の無いワクチンは無いとも言えます。副作用が出る確率やそのひどさはワクチンによって様々です。
 その「副作用」と「ワクチンの予防効果によって防げる悲劇や損害」のバランスを考え、承認・発売されるものです。

 ネットで書かれているように「副作用が原因で死亡した」という関係性が証明された事例は実は有りません。全世界で子宮頸ガンワクチンが接種されているので、その後に、亡くなった方がいるからといっても、その因果関係が証明されない限りワクチンを否定する要因にはなりません。

 また、ネット上で、様々なデマが何故か流布されています。「子宮頸ガン ワクチン デマ」で検索してみていくつか記事を読んでみて下さい。

 不妊になるというのも、もちろんデマです。

 健診や生活習慣に気を付けることはもちろんですが、それがワクチン接種をしない理由にはなりません。日本は「副作用騒ぎ」以来、ワクチン接種に「羹に懲りて膾を吹く」姿勢を国がとり、その間、多くの方が「ワクチンを接種しておけば死なずにすんだ病気」で命を落としていかれました。
 何事もリスクがゼロであるものは存在しませんし、全ての影響を予測することも難しいのが実情です。
 しかし、その時代時代で最新の情報を元に、知りうるリスクと得られる効用を比較し、公の為にどうするかを判断すべきと考えます。

 あと、費用ゼロでの接種はあくまで、「接種をしたい人が無料でできる」というものなので、どうしてもしたくない人(本人や親)は接種しない選択も可能であることも付け加えておきます。
Posted by 小坂英二 at 2011年02月12日 21:10
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