E 子ども家庭支援センターの全面開設
☆現在、改修を行っている子ども家庭支援センターが6月1日に全面開設する。
1.所在地:荒川区荒川5−12−10(旧宮地ひろば館)
2.建物概要(1,2階は既に開設済み)
1階 子育て交流サロン(約50平方メートル)
2階 事務室(約40平方メートル)、情報提供コーナー(約25平方メートル)、相談室(約5平方メートル)
3階 子育てサークル室(約30平方メートル)、相談室(約10平方メートル)
4階 地域交流室(洋室・約47平方メートル、定員30人)
5階 地域交流室(和室・18畳、定員30人)
3.愛称名 宮地子どもセンター
(地域交流室利用者等への便宜を図るため、センターの所在地を示す愛称名を設けた)
4.事業概要
○子ども及び家庭に係る総合的な相談に関する事業
○子ども及び家庭の支援に係る関係機関との連絡及び調整に関する事業
○子育てに係る情報の提供に関する事業
○子育てに係る区民活動の支援に関する事業
○児童虐待防止に関する事業
○その他区長が必要と認める事業
5.周知方法
○区報(6月1日号)への掲載
○ホームページへの掲載
○チラシの配布
○情報誌の配布
6.今後の予定
5月24日 施設完成式典
6月 1日 全面開設、区報掲載
尾竹橋通り側から撮影
1階の「子育て交流サロン」の入り口。こちら子育て中の親子同士の遊びと交流の場として自由に利用できます。平日9時〜17時まで。安全上の理由から、オートロックとなっており、来場者は入り口でボタンを押していただき、中にいる保育士さんが相手を確認してから初めて入れます。
館内の案内。当然、全館禁煙です。
5階の和室、改装されており、綺麗です。4階、5階は子育てに関係無く、予約制で貸し部屋を利用できます。区民利用料金は2〜3時間程度で1室400円、一般料金は900円です。予約は2ヶ月前から2階の事務所で受付。今日から利用開始です。
4階の洋室。利用については5階と同じ要領です。
3階の相談室。子育てに関する相談が専門知識を持つ職員に対してできます。
3階の子育てサークル室。登録をした子育てに関する自主サークルや子育て支援に関わるボランティア団体は予約の上、無料で利用できます。ただし、11:45〜13:00まではその対象外。理由は1階の子育て交流サロン(衛生上、ここでの飲食は不可)で午前中過ごし、午後も引き続き過ごしたい方が子供と昼食を食べられるように開放しているからです。今日から利用開始。
2階の事務室には常勤4名、非常勤2名の6名程度が様々な業務を4月3日から行っています。そのうち4名は育児の相談を受けられる専門知識を持った方です。貸室の貸出手続きや子育て支援サービス(ショートーステイなど)の受付や一時保育、緊急一時保育についても相談を受け付けています。関係機関との連携を取りながら、幅広い相談について応じています。
1階の子育て交流サロン。こちらは4月24日から先行して稼動。今朝は既に1組の親子が来てました。説明を受けていると、5組の親子も来て賑やかに。「個人情報保護」の関係から、人物が写らないように撮影。子連れで自由に遊びことのできる空間です。多いときは十数組の親子がいらしたこともあるとか。
今日と明日は「小麦粉粘土で遊ぼう」というイベント?でお母さんが小麦粉粘土で形を作ってました。保育士さんが常に2〜3名常駐して育児相談にも応じてくれます。
子育て支援センターは区内にこの1ヶ所ですが、上記写真のような「子育て交流サロン」は区内にこちらを含めて4ヶ所(あとは、ドン・ボスコ保育園内(荒川地区)、小台橋保育園内(西尾久地区)、はなみずき保育園内(南千住汐入地区)有ります。子育て世代同士の交流の場として「公園デビュー」ならぬ「サロンデビュー」を多くの方がされて、「孤立しない子育て」をしていただけることを願っています。
そう言えば、6月は、子育て環境向上につながる新規のものが多くあります。6月5日に小坂も開所式にも出席する予定になっている小児準夜間初期救急診療所(参考記事)は7日から稼動しますし、1日からはこちらの記事の5つ目の議題として書いているショートステイも始まりました。
また、子供が遊べる場所ということで、区のホームページのこちらの記事に書かれている瑞光橋公園も8日に開園式典の後、利用ができるようになります。
今後も、ばら撒きでなく、環境整備の面での子育て支援策を充実していけるように、1歳4ヶ月の娘の父親として感じたことを踏まえながら議会で発言していきたいと考えています。
ばら撒きでない子育て支援の施策こそ、充実すべき、と考える方はこちらを押してください。