「夕方、子どもが熱を出した」「夕食後に食べたものを吐いた」など、一般の医院の診療時間が終わっている時間帯(準夜間)でのお子さんの急な発病の際に、荒川区民だけでなく、区外の方も利用できます。区では、現在、医療機関が診療を行わない日の日中や土曜日の準夜間に、区内の医療機関が順番で初期救急医療を実施しています。しかし、小児の平日準夜間初期救急については、これまで女子医大付属病院などに多くの患者が流れ、結果として本当に重篤な方を対象とする救急医療への負担となっていたのですが、その受け皿として整備されました。
☆診療所概要
○名称:荒川区医師会平日準夜間小児初期救急医療センター
○設置場所:荒川区医師会館1階(荒川区西日暮里6−5−3)
電話(3893)1599
○診療時間:平日(月〜金曜日:祝日を除く)の19時〜22時
○受付時間:平日(月〜金曜日:祝日を除く)18時30分〜21時30分
○対象者:救急車による搬送や、入院を必要としない15歳未満の急病患者
○診療医師:小児科専門医(近隣医科大学の医局からの派遣医師と荒川区医師会の小児科医の輪番)
○施設概要:診察室(2室)、安静室、授乳室、隔離室(2室)、滅菌室、薬局、事務室、受付
○開所は6月7日
○利用時は健康保険証を持参して下さい。
荒川区医師会館の入り口に、大きく「平日準夜間小児初期救急医療センター」と表示してあります。
待合室から各部屋の入り口を撮影
こちらは乳幼児のための授乳室。奥に電気ポット等が用意してあります。
安静室。特に具合が悪い時はこちらで横になって待てます。
事務室・受付の隣に薬局があり、院内で薬を処方してお渡しします。
診察室2。主に点滴や処置等に使う部屋で、奥に見える診察室1は主に診察に使います。
隔離室。感染性のある疾患の方に利用していただきます。専用の白衣と医療器具を使用するとのことです。
こうした環境の整備という形での子育て支援こそ必要、と考える方はこちらを押してください。
いつも拝見させていただいております。
荒川区もなかなかやりますね。
私の住む大田区でも、今年の四月から東邦大学大森病院と地元医師会のタイアップで平日夜間の小児救急医療センターが開設されました。23区がいい意味で住民サービスを競い合っていますね。子育て中のファミリーにとっては心強い施策だと思います。
実際たらい回しにされて、亡くなった子も岩手とかにいるようですし。
国も出産を無料化するよりも、産婦人科や小児科を充実させ、
医師も守るべきだと思います。そうでなければ少子化は解消されないんじゃないかな。
荒川区の取り組みには今後期待できますね。
いつもご覧下さり、ありがとうございます。情報、ありがとうございます。本当に、こうした施策は子育て支援には不可欠ですよね。
>>samurai 様
全く、おっしゃる通りです。手当てを増額するといったことより、出産や医療面での不備を改善するといった「環境改善」こそ必要だと思います。今後も施策充実のため取り組んでまいります。
先日の小泉内閣による医療制度改悪の強行採決で、今後は利益の出難い小児科がどんどん消えて行く事になるのではと私は心配しております。
少子高齢化を憂うる様なポーズをつけながら、小泉内閣のやることなすこと、全て口とは裏腹ばかりではあります。
今回送らせて頂いたTBは教育関係のエントリーについてですが、こちらも小泉内閣になってから衰退著しい部門であると私は思っています。
小坂先生の様に、良い政治をなす為に心を日夜砕かれる方が日本にまだ存在しているだけでも心強く、心洗われます。
今後とも影ながら応援させて頂きます。
どうか区民の方々の為に頑張って下さいませ。
では、早々ですが、今夜はこれで失礼致します。
励ましのコメント、ありがとうございます。小児科、産婦人科の環境整備は決して怠ってはならないですね。おっしゃる通り、小泉内閣の少子化対策の担当大臣の打ち出す背施策はばら撒きを中心とする的外れなものばかり・・・。ブログ、興味深く拝見しました。今後とも宜しくお願いします。
コメントありがとうございます。タクシーが必要な方は電話で自宅まで呼び寄せて使うこともできますので、通常とは異なるタクシーの利用方法(障害の有るお子さんなど)への支援が必要になるかの検討がまず必要かと思います。