さて、昨日のいわき市への救援物資のお届けに続いて、今朝は5時出発で仙台市へ。
仙台市青葉区にある「西花苑コミュニティ」(有料老人ホームはグループホーム)に水を中心とする物資をお届けして、各部屋にも直接、入居者の方へお渡しをしました。
新しい施設ですが、地域が今月中は断水のため、水が不足する中での東京からの支援物資とのことで、涙を流して喜んで下さる方も。
「困った時は、お互い様」なので、今は東京の我々有志ができること、やらねばならないことに最大限取り組まねばと考えています。いつ、東京が震災被害に遭ってお世話になる側になるか分かりません。
昨日、今日で、水が500mlペットボトル24本入り段ボールを620箱、灯油約400リットル位、大人用・子供用おしめ、ティッシュペーパー、ウエットティッシュ、ガソリンや軽油などを4トントラック2台、2トントラック1台、ワゴン2台の計5台の物資は全て届けました。
その後、仙台東自動車道に乗り、仙台空港付近へ。高速道路からも津波被害がそのまま残っている地域が見られました。水没した車、おぼれた豚の死骸、無数の瓦礫、船・・・。
大津波で甚大な被害を受けた仙台空港近くの航空大学校前は一面瓦礫の山・・・。
その近くで救出・捜索活動をされている自衛隊の部隊が。手作業と重機を併用しての地道な作業。こうした自衛隊を始めとする方々の御努力で2万人以上が救われました。こうした事実や御努力をもっと広く知っていただきたく、現場の動画を以下、掲載致しました。
熱心な捜索活動の中でも、大切なもの(アルバムや位牌など)は別に確保しての作業。本当に頭の下がります。
津波で被災した寺での捜索。この寺が捜索場所にもともとあったのか、流されてきたのか・・・。
ボランティア、チャンネル桜(報道=近日中に昨日、今日の現場の様子も報道されます)の一同で、声を合わせて感謝の気持ちを伝え、仙台空港へ。
道路は早い段階で通行可能なように復旧がされていることに、驚愕。日本の復旧速度は本当にすごい。津波被害の中心地でも、今は道路に規制も無く、普通に通行が可能。通行量は少ないですが。
がれきの中で見つけたもの。我が家の娘と同じ年頃と思われる、この持ち主が被害にあっていないことをただただ願うばかりです。
仙台空港は米軍、自衛隊等の飛行機やヘリの発着場となっており、駐車場も使えるようになっていました。ただ、それ以外の場所は、兎に角凄まじい被害がそのまま・・・。
必要な救援物資を渡すと同時に、現地の状況を把握し、今後の継続的な支援の在り方を考える先遣隊として参加してきました。
東京への帰途、議員だからこそ、有効な役割を果たせる形についてずっと考えていました。募金の呼び掛けなどを地域の方へ呼び掛けることはもちろんですが、それだけではなく、議員だからこそ、できること。
自治体の施設を活用すると同時に空いている民家の部屋を活用する有志が活動できる仕組み作りをしているボランティア団体も有ります。そうした取組を拡大できるようにすること。色々と考えております。
被災地の救援・復興の為に、それぞれの持ち場でできるあらゆることを行うべき、という方はこちらの2つのボタンを押してください。
我々の思いをありがとうございます
また楢葉町など、風評で運転者が行きたがらないところにも物資を届けられてご苦労様でした。
このような非常時に、誰が本当の国民の味方かがよく分かります。
民主党など左翼は、こんな時でもバリアフリーが何チャラとか叫んでいます。馬鹿につける薬はありません。
温かい想いがこもった物資をお届けして、多くの方に喜んでいただけました。これから息の長い支援が必要ですので、東京の議員としてできることは何でもやる所存です。
>>八目山人 様
チャンネル桜の報道の持つ、力や意義は本当に益々高まっていますね。「楢葉町」に直接行ったのではなく、楢葉町が避難してきていたいわき市内の小学校に最初行きました。
国難には国民一人一人が痛みを分かち合う決意が必要だと痛感しています。