さて、4月19日の記事で汐入地区に病院が誘致されると書きました。都の土地について「病院を設置する」ことを条件に事業者の公募して開発を行うのですが、その募集要綱が14日に発表されました(東京都公報の6月14日の14ページ目)ので、概要を下記に記します。
☆白鬚西地区3街区C棟(病院)及び10街区B棟(住宅)の特定建築者の募集
1 募集対象地棟名 所在地 用途 敷地面積
3街区C棟 南千住八丁目地内 病院 3,190.92u
10街区B棟 南千住八丁目地内 住宅 8,400.31u
2 募集概要
(1)特定建築者の募集 3街区C棟と10街区B棟を一括募集する
(2)応募者の資格「病院」を開設する者を含むグループで応募するものまたは、「病院」を誘致できる者
(3)病院を開設する条件「区東北部保険医療圏」(荒川区、足立区、葛飾区)内に一般病床を100床以上確保しており、5科目以上の診療科目(内科、外科、小児科、産婦人科、整形外科)を含む。
救急医療体制を取ること(救急告示医療機関)
3 東京都の今後の予定
平成18年6月14日(水)〜26日(月) 応募参加希望表明書の受付期間
平成18年8月頃 入札 仮契約
平成19年2月頃 敷地譲渡契約
ここで、注目すべきことは、全国的に減少が進み子育て環境の悪化に繋がっている「小児科、産婦人科」の設置が公募の条件に含まれていることです。病院の開設までまだ時間はかかりますが、地域の少子化対策・子育て環境整備の観点から喜ばしいことだと思います。
以上に引用したような内容に従い、様々な事業者から良い提案がなされて、その中から地域の方が安心して利用できる病院が選ばれることを期待しています。




