この件については昨年11月14日の「大東亜戦争時の日章旗の寄せ書きをご遺族のもとへお返しできることになりました!」という記事に経緯を一通り書きましたので、まず、お読みいただければ幸いです。
前の記事中のJさんやAさんは早期に来日し遺品の日章旗を返還をなさりたかったのですが、来日には多くの費用がかかるため、その費用の捻出に努力をなさっていたのです。その努力の一例として、米国のテレビ局に経緯を話し、ドキュメンタリー番組を作ってはどうかと提案し、その際の来日費用をテレビ局に負担してもらうというものです。
その案が見事通って、CBS(米国の主要テレビ放送網)系列のテレビ局が、JさんとJさんの母親の来日費用の拠出に応じてくれる」こととなりました。「日章旗返還」のドキュメンタリー作成を企画しているそうです。順調に話が進めば、来日時期は今年の9月になるという連絡をいただきました。
戦後61年を経て返還への道筋が固まってきたことをご遺族はとても喜んでおられて、心待ちにしておられます。小坂もその場に立ち会えることを、大変嬉しく思っています。具体的にどこで、どのような形で返還を行うかはご遺族のお気持ちを第一にこれから決めていくことになりますが、嬉しいお知らせとして書かせていただきました。日本と米国の様々な立場の方のご協力あって、ここまで話が進んできたこと、この場でも心から感謝申し上げます。
7月13日から16日まで行われる靖国神社のみたま祭で靖国神社を参拝する予定ですが、その時に英霊として眠っておられる坂本信作様に神前で謹んでご報告させていただこうと考えています。
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