さて、題名に書いたことについて。議員からは、口外しないで欲しいと、念を押されているので、ここには書きません。
4月下旬には役所内での意思決定も終わり、議員としても「その決定事項」について話を聞いていました。
5月16日から、「とある中止事項」を解除し、受付が始まる。その説明資料もFAXで詳しく議員には伝えられていました。
ただし、区民への説明は16日、当日からしか行わない。議員も、それまでは黙っていて欲しいとのお願いの文書も、受け取ったFAXに添付されていました。
こうした事実を「決定をしたのであれば、速やかに区民にHPや街中の文書掲示版で広報すべき。そうでなければ、利用者の予定も立たず区民無視の情報隠しとなる。受付は16日からで良いので、「16日から解除になると決まった」事実は即座に公表すべき」と先月から申し上げていました。
しかし、「HPを見られない人、街中での掲示板だけでは周知しきれない人との公平性が保てない」ので5月16日の区報を発行するまでは秘密にするとにした、とのこと。
何の為に区HPが有るのか?受付開始は16日からで統一していれば、情報を伝えられる媒体(HPや街中の掲示板)が有るなら、そこを使って広めれば、口コミでの情報拡大も期待できるのに・・・。
残念ながら詳しく書けませんが、先に「こう決定した」という事実を公表せねば、利用する区民は予定が立たない訳です。
しかし、どこからか漏れた(もっとも隠す必要性ゼロの情報ですが・・・)情報を聞いた人は、その情報を踏まえて予定を立てられる。
漏れた情報に触れられる人は得をする、そういうルートを持たない人は予定を立てられない。
正に、「正直者が馬鹿を見る」状態となっています。そうなってしまうのも、隠す必要の無い「決定事項」を二十日以上隠して、もったいぶるからこうしたことが発生するわけです。
今日も改めて3つの部にまたがる担当、総括の部署の責任者に是正を強く求めました。今からでもすぐに公表するように、姿勢を改めるべき、と。
区民の立場に立つと有りえない、「情報隠し」を行う区の姿勢が、今回の件のみならず、今後も続くようでは「役所なんて利用者のことなどろくに考えていない」という見方すら広まってしまいます。
区がそこまで愚かではないことと信じて、今後も問題提起を続けます。




区報を唯一の情報源にしている区民が、どれだけいるんですかね。
と、eモニタの存在を締切後に知った荒川区民が苦言を呈してみました。
受付当日までHPで周知しない理由がわかりません。
いずれにしても、16日が楽しみです。
私自身が実際に高齢の方と接している印象では、少なくともインターネット、ホームページはほとんど情報媒体として機能していません。
その現状があるにもかかわらずこの点をとらえて攻撃するのは的外れとしか思えません。
小坂さんはネットだけで先行しろと言っている訳ではありません。区内を歩けばそこらじゅうにある掲示板も含めています。
この件は、寧ろ区報読者の為だけに、ネットや町内掲示板を情報源にしている人の利便性を奪っていると言えます。
「駄目なら駄目で、おためごかしの言い訳ではなく、納得できる理由を説明しろ」
「スタートの合図ではなく、いつスタートするかを即座に公表すべきと言っているのであって、公平性を欠くことにはならない」
「そもそも秘匿するほどの情報ではない」
というのが、小坂さんの言いたいことだと思いますよ。
情報は自分から得るものであって、誰かがくれるのを待つものではありませんしね。
状況を存じませんが、スタート開始日(?)について区報による伝達という手段がとれない(?)としたら、スタートの準備を行うための情報が得られなかったのは不平等だとする個人・団体から猛烈な抗議が役所に寄せられることも予想されます。
役所が苦情の嵐で手がつけられなくなっても私の知ったことではないのですが、いずれにせよ、ここを攻撃するのは的外れではないかと考えます。
高齢者にとってネットは若者の考えを知る最高の手段と考えて居ります、小坂さんのブログオフ会に参加しお話を聞くのが最高の手段とも思います、小坂さんをはじめ皆さんが私の半分ほどの年齢ですが遠慮することなく参加させて頂いております、貴方様は高齢者とお付き合い有るならばパソコン奨めて下さいな、年寄りのよい玩具です、区議会議員の一人小坂さんにはもっと自分の考えを発揮して頂ける様、支持者としての力{微々たる力}多く集る事で大きな力に成る事を信じての書き込みです、狙いは貴方と変わらないと思います
>特に高齢の方の区政情報源は著しいまでに区報に偏っている印象があります。
特に若い方の区政情報源は著しいまでにネットに偏っている印象があります。
さて、どうしましょうねぇ。
まぁそんなことで抗議するのは、プロの方々だけだと思いますが。
しかし、現状では区報のみが高齢の方の区政情報源と言ってよい状況であると認識しており、繰り返しますが、攻撃のポイントが的外れであると考えます。
仮に、ほとんどすべての方が現状でもネット・掲示板から情報を得ており、区報を待つ必要性がないのに情報開示延期をしていた...のであれば、的外れではない批判だと思います。しかし、実態はそうではありません。
若い方の区政情報が著しいまでにネット情報に偏っているからと言って、仮に即座に情報を流しやすいネットだけで役所が情報を流せば、「ネットだけで情報を流して広報したフリをした」「情報弱者に対する配慮・平等性の配慮がない利用者無視のやり方」という批判に役所は晒されていたと思います。
「いつから解除になるか」という情報を早く知ることができるか遅れて知ることになるかは、それほどどうでもよい情報、重要性を持たない情報ではないと思います。今回の事態・状況を知りませんが、いずれにせよ、早く情報を知った個人・団体は解除になる日に備えて早めに計画準備等できるのに対し、遅く知った個人・団体はその時点から計画準備等しなければならず、確実に出足が遅れるからです。
また、「抗議するのはプロの方々だけだろう」からネットでの情報配信だけでよいなどというのは全く間違った考え方だと思います。
「どうせ多くの人は抗議しないで大人しく泣き寝入りするだろう」という意味であり、これこそ区民無視で言語道断です。
逆に、私が普通に生活していて、区報なんか積極的に探しでもしない限り目に入らない代物なんですが。
それとも区報って、お年寄りのところには新聞のように必ず配達されるものなんでしょうか?
仮に区報のみを情報源にする人がいたとしても、その人だけを優遇するのは逆差別といった問題も孕みます。
文字通り「新聞のように」配付されているのです。
(その他も区の施設(すべての施設かどうかは知りません)や駅、稀にコンビニ等にも置いてあります)
その結果として、区政情報の最大の媒体として荒川区に浸透しているという印象があります。ちなみに私は区報が自宅に配布されることはありませんので、年配の方に話を聞くまではその実態を知りませんでした。私自身の主たる情報入手手段はWebです。
しかし、多くの区民にとって区政情報伝達の主たる手段はあくまで区報であり、掲示板やHPはあくまで補助的手段です(と少なくとも現時点では私は認識せざるを得ません)。掲示板やHPにのみ情報を掲載したとすれば「なぜそのような重要な情報を区報に載せないのか」という批判に役所は晒されると思います。
前のコメントにも書きましたが、もし役所に批判を行うとすれば、「区報が区民の主たる情報入手手段だという区役所の認識は間違っている」というような批判を行えばよいと思います(私はおそらく間違っていないとは思いますが)。もしそのような批判が行われ、例えば仮に役所が「区報が主たる手段」だと思っているのはとんだ思い込みで間違っており、現状の主たる手段はHPと掲示板だった、というのであれば、私も直ちに納得します。
しかし、おそらく役所は、この区民の情報入手手段に対する認識については間違っていないと思います。私が知る範囲の高齢の方々のお話しとも合致しますし、そもそも、もしそうだとしたら、わざわざ何万部かの区報に掲載する(それも本当に16日の区報(?)ということであれば通常の発行日ではないはずなので号外か何かの特別な区報を作るのではないか)などという面倒なことをせず、HPと掲示板による情報提供で済ませるはずだからです。
>仮に区報のみを情報源にする人がいたとしても、その人だけを優遇するのは逆差別といった問題も孕みます。
>
>
区報のみで広報するのでないのであれば、区報を入手できるその人だけを優遇している状態にはなりません。その場合、区報を入手しにくい人はネットや掲示板で情報を得ることができます。逆差別ではありません。
これも逆に、もし役所が当該情報を区報のみで広報するのであれば、その点を批判すればよいと思います。小坂氏の記事の文脈からは役所が区報のみで広報するとは読み取れませんでした。
やはり「区報のみを情報源とする人」にのみ配慮した決定に思えます。
となると、それを根拠に秘匿することは疑問に感じざるを得ません。
「お年寄りは尺貫法で計る。だからメートル法は禁止」と言っているようなもので、これだけ情報が溢れ迅速に取捨選択しなければならない時代にはそぐわないことでしょう。
極論ですが、区報のみに頼って情報を得られなかった人は、アンテナが足りなかった自分を恨みましょうってことです。
逆差別とはこれを指します。
先に書いたeモニタの件も、私は「周知が足りない区が悪い」とは思いません。
「積極的にチェックしなかった自分が悪い」と思っています。
そしてその秘匿性が完全に守られる保証があるのならともかく、議員や役人の口から漏れた場合、やはり知った者勝ちという図式ができあがります。
区報のみの情報収集者を擁護するのなら、その点も批判しなければ片手落ちでは?
「区報」はまさしく区の広報なんでしょうから、そこに区の情報を載せてから動き出すというのは当然なんじゃないでしょうか。
同じタイミングでHPや区の掲示板に情報を提供すればいいと思います。そのように提供はされないんですか、小坂さん。
「nekoham」さんのお話しで言えば、小坂さんはこの考察・雑感で秘匿性を漏らしているようなものではないですか。はっきりと書かれてなくても、見る人が見ればわかってしまう。
この考察・雑感を読んだ人だけが得をし、その内容を知らない利用者の方々が損をするという形になってしまい兼ねない気がします。
そういう意味では、小坂さんはこの考察・雑感を消すべきではないですか?
>
>
違うと思います。
「区報のみを情報源とする人」『にも』配慮した決定と予想されます(区報以外での広報も行われる場合)。
>「お年寄りは尺貫法で計る。だからメートル法は禁止」と言っているようなもので
>
>
同様にこれも違います。
例えるなら、
「お年寄りは尺貫法で計る。だからメートル法『と併用』」
です。
>極論ですが、区報のみに頼って情報を得られなかった人は、アンテナが足りなかった自分を恨みましょうってことです。
>
>
あなたがそれを言うのは勝手かもしれませんが、役所がそんな主張をしたら「傲慢だ」「区民無視だ」とたちまち批判の嵐でしょう。
>区報のみの情報収集者を擁護するのなら、その点も批判しなければ片手落ちでは?
>
>
その点はすでに小坂氏が記事中で批判しておられます。
「区報のみを情報源とする人の為に、もっと早く得られる筈の情報が秘匿されている」という状況の中に、「区報以外を情報源とする人への配慮」は存在し得ません。
区報のみの人を批難する訳ではありませんが、極端な話、その人たちがいなければ即座に公表できる情報なんですから。
>「お年寄りは尺貫法で計る。だからメートル法『と併用』」です。
違いますね。
併用と言うなら、「お年寄りは尺貫法だからメートル法の人は尺貫法で我慢しろ」です。
尺貫法に配慮して、そちらを基準にしているのですから。
>あなたがそれを言うのは勝手かもしれませんが
私の個人的な主張ではなく、世の中そういうもんですよってことです。
そうでなければ、民主党の売国・壊国性を知らず、マスコミに流されて投票したくせに、蓋を開けてから被害者面する連中と同じということになってしまいます。
これも極論ですが、情報が溢れる現代に於いては、もはや無知は罪です。お年寄りには酷な話かも知れませんが、
>
>
私は「区報以外を情報源とする人にも区報と同時に情報を得ることができるように配慮されている」と考えます。
あなたはそうは考えないようですが。
>併用と言うなら、「お年寄りは尺貫法だからメートル法の人は尺貫法で我慢しろ」です。
尺貫法に配慮して、そちらを基準にしているのですから。
>
>
私は尺貫法の人には尺貫法、メートル法の人にはメートル法で同時に情報が開示されるだけのことだと考えます。
あなたはそうは考えないようですが。
>私の個人的な主張ではなく、世の中そういうもんですよってことです。
>
>
「世の中そういうもんです」という主張をあなたがするのは構わないと思いますが、役所がすれば非難の嵐にさらされると思います。
むしろ私はなぜ区議会議員にだけそのような秘密にしなければならない(と役所が考える)情報が伝達・公開されているのか、その必然性のほうがわかりません。
小坂氏の記事の文面に(黙っていて欲しいとの)「お願い」という表現がされているということは、おそらく守秘義務を問われなければ、罰則規定もなく、なんら「お願い」なるものは強制力を持たないのでしょう。
秘密にしなければならない情報であれば、秘密を守らない議員が混じっている区議会議員にも伝えるべきではなく、また、役所の職員から情報漏れがあったのなら守秘義務違反で処罰すればよいと考えます。むしろ、こちらのほうを役所に問いただし意見しようと考えています(行政側には事前に区議会議員に○日前には報告しなければならない等の事前通知義務があるのであればこの限りではありませんし、私の考えを取り下げます。現時点では区議会議員には例えば「とある中止事項の解除」となる日の前日の晩にでもFAX等しておけばよいのではないかと考えます)。
そういうのは配慮とは言いません。
あなたはそうは考えないようですが。
>私は尺貫法の人には尺貫法、メートル法の人にはメートル法で同時に情報が開示されるだけのことだと考えます。
事前に、秘密にするほどでもない情報が出たときに、尺貫法の人を待たなければならない利便性の悪さが問題です。
あなたはそうは考えないようですが。
>「世の中そういうもんです」という主張をあなたがするのは構わないと思いますが、役所がすれば非難の嵐にさらされると思います。
主張ではなく、「世の中」の解説をして差し上げただけです。故に役所もそれを主張することはなく、非難されることもありません。
以降の長文には概ね同意しますが、そもそも行政に於いて「秘密」が存在する時点で、透明性が損なわれていることが問題ですね。
長くなりましたので、この件についてはこれで終わりにします。
>あなたはそうは考えないようですが。
私はそうは考えません。
配慮だと考えます。
>事前に、秘密にするほどでもない情報が出たときに、尺貫法の人を待たなければならない利便性の悪さが問題です。
あなたはそうは考えないようですが。
>
>
私はそうは考えません。
私自身もWebから情報を得る人間ですが、いち早く情報を得て準備を進めようなどというところで利便性を行使しようとは個人的には思いません。
確かに利便性は悪くなりますが、それに対して「区報でしか情報を得られない人がいるから待ってほしい」と役所に言われれば、なるほどわかった、と思うだけであり、なぜ、せっかく(少なくとも結果としては)情報弱者を思いやり配慮している役所にそれほど「猛抗議」せねばならぬのかが感覚としてわかりません。
ただし、前のコメントにも書いたように、必ずしも「秘密にするほどでもない情報」だとも思いません。
>主張ではなく、「世の中」の解説をして差し上げただけです。故に役所もそれを主張することはなく、非難されることもありません。
>
>
そのような世の中を解説したいのならば、情報を区報に頼っている区民の耳元でその世の中とやらを解説し、その区民に猛抗議すべきです。ネットから区政情報を得ない人、私にそう話す年配の方々を非難し、猛抗議すべきです。それこそ「無知は罪」とかと言えばよいではありませんか。
また、私は区報よりも先行して情報を流せば、確実に役所には猛抗議を受けると思います。私すらも私の仲間の代わりに抗議するかもしれません。
>以降の長文には概ね同意しますが、そもそも行政に於いて「秘密」が存在する時点で、透明性が損なわれていることが問題ですね。
>
>
区民に同時に公表しようとしていたのですから、このケースにまで「透明性が損なわれている問題」が生じるとは思いません。問題ではないと思います。
透明性が損なわれている問題が生じるとすれば、例えば区民に解除の日なるものを公表せず、一部の人間にだけ解除の日なるものの情報を裏で流していた場合です。
だから、区議会議員に情報を先行して流すことなどもやめてしまえば、それによって「透明性が損なわれている問題」は生じなくなります。