6時40分出発予定の山田町行きボランティアバスの受付を盛岡駅前で行い、乗車。同じ場所・時間に陸前高田市へ行くボランティアバスも出ているのですが、今日は雨天の為、陸前高田市行きのバスは山田町行に変更となり、バス2台で山田町に向かいました。
9時40分頃、山田町のボランティアセンターに到着。
駐車場となっている場所の隣は3月11日まで老健施設「シーサイドかろ」として多くの高齢者が暮らしていた場所です。110床の施設で、自力歩行が困難な方が多いため、職員が車で高齢者を載せて高台に運んで、最初の第二弾の輸送をしようとしていたところ、波に飲まれ、70名位の方がお亡くなりになったそうです。合掌・・・。
3月にテレビでこの施設の被災者のことが報道された動画がyoutubeで見つかりました・・・。
高台にあるボランティアセンターで仕事のマッチングをします。瓦礫の撤去に向かう人もいれば、物資の仕分け作業に行く人も。
小坂と酒井道場長は数名のボランティアの方と共に、泥にまみれた写真などの洗浄をさせていただくことに。整理した後、縦覧する場所に置いて、本人や家族・親族の引き取りを待つという流れになります。
午前中の作業は、前日、洗浄されて干されていた写真を人物毎に纏め、アルバムに収納することです。
午後は、写真等を洗浄、または埃を除去して干していく作業。午後は大雨の為、野外で活動していた方たちは物資の仕分けなどの別の作業に変わっていました。
山田町の入り口には、瓦礫が山積みになっている場所が有ります。とてつもなく高い山ができています。木材、車のスクラップ、金属、コンクリート類など、分別されており、木材については、その場で「木材チップ」にしていました。
16時頃には山田町を出発し、19時頃、盛岡市に到着。今日は肉体労働は有りませんでしたが、夕食に冷麺を食べて明日に備えます。明日も盛岡駅前6時40分のボランティアバスで山田町に向かいます。
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