2011年06月30日

陸前高田市(岩手県)での被災地支援活動(最終日)

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 今日は盛岡市から陸前高田市へ。陸前高田市の被災エリアの広さには、言葉を失うばかりでした・・・。

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 すさまじい瓦礫の量・・・。

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 高層住宅も4階までは完全に内部が破壊されてました・・・。5階部分はやっと完全破壊を免れている感じですが、水が来たかどうかは外からは分からないような状態。

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 地盤沈下で海水が引かない地域も広範囲に・・・。

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 田圃のまわりの農業用水路が汚泥と瓦礫で埋まっています。まず、瓦礫を取り除き、次に汚泥を掘り出して、水が通るようにする作業。今日も昨日と同じくらいの極めて強い日差し。

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 作業現場は復旧の見通しが当面立たない路線の線路そばでした。午前中でリタイアする方もいました。この天気では無理もないことです。兎に角多くの水分を取って乗り切りました。

 三十数名のボランティアの方は県内、県外と様々な場所からいらしてました。沖縄県から「道路の管理、補修をしている」団体で来ている方も。日本に4年近く住んでいるという米国の方もいました。想いは一つでみんな、熱心に作業を続けました。

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 多くの方が泥まみれになって作業をした結果、無事、水路が開通。斜面を洗濯機、トタン板などをロープにくくりつけて大人数で持ち上げたり・・・。4日間のうちで一番の力仕事でした。

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 作業中は泥と汗まみれなので、写真は撮れるような状況ではありませんので、終わってから1枚。今回は4日間の被災地での作業ということで、作業は今日で終了です。

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 生かされているだけで、素晴らしい。ありがたいこと。政治家としての職務を全うする中で、「先人の想いと無念を受け継ぎ、子孫に誇り有る生きざまを残し、今を生きる人々を幸せにする」ことを改めて心に誓いました。

 日本にとって守るべきものを地域でもしっかりと護り、戦わねばならない相手とは、あらゆる妨害にひるむことなく立ち向かっていく。怖いものなど有りません。被災地で絶望に打ちひしがれた方々の無念を思えば・・・。そして、長い歴史の中で日本を故郷を命を賭して護ってこられた先人のことを考えると・・・。

 被災地へは今後も、時間を作ってお手伝いに行きます。困った時はお互い様。また、東京が大地震で津波の被災地になったときのことを考えれば、現場の現状、課題を震災発生時から異なる時系列で知ることは地方議員にとって必要なことと確信しております。

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posted by 小坂英二 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 区政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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