今日は溜まった仕事に一つづつ対処してから、遅ればせながら「7・5ウルムチ虐殺二周年抗議デモ」へ参加。デモの前の集会には間に合いませんでしたが、自転車を全力で漕ぎ、常盤台公園から日比谷公園のルート途中で合流。
自転車を押しながらデモに参加。邪魔にならないように最後尾で歩かせていただきました。
百数十名の危機感を持った方々が、真夏日の銀座を通過しながら訴え続けました。
デモの集結地である日比谷公園での集会で小坂から一言、演説をさせていただきました。
小坂からの演説の動画もこちらに掲載致しましたので、クリックして是非、お聞きいただければ幸いです。
こちらの記事に今日のデモの詳しい報告記事が掲載されています。是非、お読みいただければ幸いです。
今日のデモ・集会の趣旨は以下の通りです。東トルキスタンの現状については、「日本ウイグル協会」のページを是非、ご覧下さい。
「7・5ウルムチ虐殺二周年抗議デモ」
2009年7月5日は東トルキスタンのウイグル人の歴史上、最も悲惨で悲劇的な日でした。世界ウイグル会議は2週年目にあたるこの日を記念し、ウイグル人が壊滅的な窮状にあることをデモやその他のアクションで訴えるよう、世界中のウイグル組織、東トルキスタン組織に呼びかけています。日本でも、日本ウイグル協会主催の、今回のデモ行進を予定しております。
2009年7月5日、東トルキスタンの首府ウルムチで行われたウイグル人の平和的な抗議行動は、中国の治安部隊によって残酷に取り締まられ、無数のデモ隊参加者が殺され、逮捕されました。この事件以降も、多くのウイグル人が逮捕され、まともな法的手続きを経ずに懲役刑や死刑が執行されています。
2009年12月にはカンボジアに逃げたウイグル人22人が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に亡命申請をしていたにも関わらず、中国に強制送還されました。この中には2人の子どもが含まれています。
更に2011年5月には、カザフスタンに逃げていたエリシディン・イスライル氏が、UNHCRによってスウェーデンが亡命受け入れを決定していたにも関わらず、中国に強制送還されました。
カンボジアやカザフスタンなど、中国は周辺国と経済的なつながりを強化し、それによって亡命するウイグル人を中国へ送還するよう圧力をかけています。
世界ウイグル会議及び日本ウイグル協会は、国際社会が以下のことを中国政府に促すよう、訴えて参ります。
・2009年7月の事件の際の正確な犠牲者数をはっきりさせるため、独立した効果的な調査をしてください。
・7月5日のただの平和的なデモ参加者を、即時かつ無条件に釈放するよう求めてください。
容疑者とされた人々に、証拠があるのか、国際法、国内法の明確な犯罪として立件され適切な法的手続きに基づいているのか、拷問や虐待などによる自白ではないのか、裁判は公開で公明正大な審理がなされたか、自ら法的代理人を選ぶことができたか、を調査してください。
・新彊の裁判所では国際基準に則って裁判が行われたかを明らかにしてください。
被告は弁護士を自ら選ぶことができたか、家族や弁護士に面会できたか、拘留、告訴と裁判について親族に対し適時に通達したか、を明らかにしてください。
・7月5日の抗議行動と民族騒乱が行われた根本的な原因、厳しい政治的・宗教的抑圧、経済的差別、ウイグル語や文化が制限されていること、などを解決するよう求めてください。
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暑い中、大変ご苦労様でした。
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