
今朝、娘が夏休み前に学校から持ち帰った朝顔が数日ぶりに美しい濃い青の花を咲かせていました。

仕事の間に時間を見つけ、本郷にある亡き父の墓参りをしてから、167回目の献血をしてきました。陳情や意見交換、問題提起の受け止めを日中に中心に行い、夜は政務会合で様々な聞き取り。
さて、昨日、荒川区議会の決算議会の資料として平成22年度の荒川区の決算の詳細が届きました。徹底的に読み込んで、議員一人あたりの質問の持ち時間を有効活用して、有意義な質問ができるように尽力して参ります。
先日、担当部署から怒りを感じる報告が・・・。以前から、不当な不払いへは強制処分を含む厳しい対応を早期に行うように求めてきましたが、そのための条例も整備されたので、それを前提として「裁判」をすることになったとの報告です。
★小坂の怒りと疑問は大きくは次の2点
・同情の余地がない不当利得を今まで放置してきたこと
・そもそも、高額所得者向けの賃貸住宅を区が管理すること自体、不必要かつ、無駄な労力を使うことではないか?
その概要を説明しましょう・・。
荒川区民住宅という区が運営する賃貸住宅が、こちらに記載の通り有ります。
これとは別に「荒川区営住宅」という高齢者向けの賃貸住宅も有ります。こちらは福祉的な住宅です。
最初に述べた荒川区民住宅は、「中堅所得者向け」と書いてますが、家賃は3LDKで15万円〜17万円と高く、高額所得者向けと言えると思います。
ここで当然だされる疑問は、自治体がこのような高い家賃の公営住宅を運営する意味が有るのか?ということです。用途を廃し、高齢者・障害者グループホームに転用する、あるいは民間に払い下げることが必要と以前から申し上げてきました。
今後も問題提起を続けていきます。
その区民住宅で2件、裁判で退去と金銭支払いを求める裁判を区が始めます。初の取り組みですが・・・。
★家賃 月額約16万万円の物件に住む家族。平成18年から5年間、約354万円の家賃滞納。
今まで区から様々な催告をしたという話でしたが、速やかに明け渡し裁判を起こして退去をさせるべきです!「福祉住宅」ではなく、高額所得者が住む前提の賃貸住宅なのですから・・・。仕事が変わって年収が減ったのなら、民間住宅でいくらでももっと安い物件(古くなったり、狭くなったりしますが、それは当然のことです)に住むことができるのですから・・・。
それをしてこなかった行政の弱腰が不当利得者を増大させてきたのです!
★家賃 月額約16万7千円の物件に住む家族。平成18年から5年間で約453万円の家賃滞納
こちらも同様の構造です・・・。
この2件について、明け渡しを求める裁判を起こすわけですが、もう少し額が少なかったり、少しずつ滞納を返している例などは裁判にまでかけないとのこと。しかし、返すのが無理な額の滞納者は裁判を起こして追放すべきです。何度も書きますが、福祉住宅ではないのですし、いくらでも移住先は有りますから・・・。
荒川区民住宅の滞納額は現在5200万円程度だとか。行政が舐められています。これ以上、不当利得を許してはなりません!いずれにせよ、現行の区民住宅のような形で存続する意味は全くないので、空き室が出次第、別の用途に転換をしていくべきと考えています。




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荒川区がこの様なこと言い出せばマスコミが取上げ、現在家賃不払いで住む人にも荒川区役所にも取材に入り、住人は世間体を考え移転すると思うし、区としても行政の仕事でない事を認識するでしょう
区民住宅、初めて知りました。
入居資格に納税を滞納していないとあるのに、
家賃滞納して5年も住み続けられるのが不思議ですよね。
一度入居すると居住権とか言い出すんでしょうか。
しかも空き室が多くて勿体無いですね。